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Tribal Conflict World〜人類と魔物の種族間戦争〜  作者: 安固
二章ようこそ魔物の国へ!
31/41

第12話魔物探検隊

なんとか授業の合間にかけました。

ちょっと更新できなくてすみません。

また少し空くと思いますけどよろしくお願いします。

ブックマークしてくださっている方はありがとうございます。

今回してくださる方はよろしくお願いします。

それではどうぞ

 俺たちはとりあえず幾度も来ているゴーレムのいる山とは反対方向に行くことにした。町の防壁のためにゴーレムはみんなで狩まくったものの、それ以外は何もしていないが他の方角の場所は未だ魔物すら把握していないのだ。


「というかゴーレムたちがいる山はどの方角にあるんだっけ?」

「えー、北だね。分かっている範囲では南が森林になっていて西が草原、東が沼だってことぐらいかな。」


 第一エリアはスライムがいた水場を除いたら、他の場所が全部森だったことを考えれば第二エリアはいろいろな環境があって勝手が違いそうだ。


「それじゃあ最初はどの方角のエリアに行く?」

「それじゃあ草原に行ってみないか?ずっと森だったからさ遮蔽物がなくて周りが見渡せる場所に行きたいんだよ。」

「アヤトはプレイスタイル的にやりにくかったのかな森は。まあ俺も射線が通るようになるからいいけど。」


 俺たちの中じゃあマイ以外は広いところの方がやりやすいからなあ。

 そのマイも遮蔽物はあった方がいいかもだけど、なくても十分活躍できるだろうしな。


「それじゃあ草原エリアで決定ということで行こうか。」



 ―――――


 俺たちは森を西に移動して草原にでた。

 途中で襲ってきた魔物はほとんどが野ーライフが遠距離から魔法やスケルトンで倒していてなるべく損耗が少ないように移動した。


「でも草原って木が所々生えているくらいでたいして何もないね。」

「周りが見渡せるから魔物をすぐに見つけられるな。」

「まあアヤトが言ったようにすぐに見つけられるということは相手もこちらをすぐに見つけられるということなんだけどね。」


 そう言いながら野ーライフは俺たちの前を見ながら杖を構えた。

 俺とマイは慌てて前を向くとそこには3匹の小鬼(ゴブリン)がいた。そして第一エリアと違うのがゴブリンの一体が弓矢を持っていたことだ。第一エリアでは素手か棍棒とかしか持っていなかったゴブリンが弓矢や剣、盾で武装してフォーメーションを組んでいる。


「おいおいおい、これからは相手もフォーメーション組んでくるのかよ。厄介だな。」

「とりあえず俺たちもいつも通りにやろうか。それじゃあアヤトは前衛よろしく。マイさんは遊撃ね。」


 俺たちも急いで事前に決めていたフォーメーションを組み相手の出方を伺う。相手は剣と盾を持つのが二体、弓矢を持っているのが後方にいる一体なので俺は剣と盾を持っているゴブリンを抑えるために前にでる。


「剣を持っているのが小鬼・剣(ゴブリンソードマン)で弓を持っているのが小鬼・弓(ゴブリンアーチャー)だよ!どちらも下位(ロウ)の魔物だ!」


 なるほど流石にまだ雑魚敵として出てくるのは同じ位階の魔物になるのか。しかし、フォーメーションを組んでくるということはこちらもパーティー推奨だということか?このエリアからはソロではなくパーティーを組まないときついということなんだろうか。


「マイは弓で俺と野ーライフで剣をやる!抑えるから魔法よろ!」

「わかってるよ。」


 マイの返事はなかったが剣持ちゴブリンと戦っているといつのまにか矢が飛んで来なくなっていたのでマイが止めをさしているのだろう。

 俺は右手を孤高の絶牙(ソリスタ)に変身させて最初にきた剣持ちゴブリンの剣に腕を噛みつかせもう一体のゴブリンとの盾にしてそのまま突っ込む。二体目の剣持ちゴブリンの剣に一体目の剣持ちゴブリン()を刺して剣を使えなくして二体目の喉を噛みちぎる。


「アヤトもなかなかエグいというか効率的というか.....ボスっぽくないね。」

「俺もそう思ってる。俺としても、もう少し大雑把に薙ぎ払いたいんだけどな。まだ遠距離攻撃すら持ってないしな。」


 俺の中でボスといえば変身待ちで相手のバフを剥がしたり遠距離で薙ぎ払ったりするイメージがある。

 今は変身の一段階しかなくて通常の近接攻撃しか持っていないので、俺としては遠距離攻撃か人類種の武技の魔物版が有ればそれが欲しいところだ。


「おーい。そっちはもう終わったの?」

「おう。もう終わったぞ................うわぁ」

「マイさんの方はどんな................うわぁ」


 .......おいおいまだ死んでないのかよ。

 マイの中で全身のダメージエフェクトのせいで赤い塊(肉塊)のように見えるゴブリンアーチャーが未だに死なずもがいているのが見える。


「いや〜なかなか面倒だったけどようやく捕まえたよ。それでね、面白い発見があったんだ!」

「いや、それよりもさっさと楽にしてやれよ......なかなかにグロいぞ?」

「.....うん。流石にちょっとね。」


 興奮しているところ悪いが体内にグロいの見たらなぁ。

 頑張って外に出ようと手足をばたつかせていて苦しそうに痙攣しだしているし....あ、ポリゴンになった。


「それで何を見つけたんだ?」

「それがね?さっきのゴブリンを体内に入れた後にさっき取得した〔毒分泌〕の練習台にしようとしてスキルを発動させたらね、なんと体全体が毒液になったんだよ!」


 えぇ.....それ下手したらずっと出られなくなるやつじゃ?

 麻痺とか魔法が使えなくなる状態異常になる毒が有れば魔法職も剥がせなくなるじゃん怖っ。


「まあ.......ともかくここら辺はゴブリンの上位種が基本的には出てくるようだね。」

「遠距離の敵はパーティーで当たるのは初めてだからそこは気をつけないとだな。」

「それじゃあ遠距離の攻撃に気をつけながら狩り続けよう。」


 こうして、俺たちはログアウトするまで狩りを続けた。


皆さんシャンフロ 2巻は買いましたか?

私の地域は発売から二、三日遅れてからしか来ません....

みんなシャンフロ 読もうね‼︎

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