第九十一話 「ヨシツネとヒカル」
ーーーー精霊界 カパカパ地方 〜エルフの里〜
ヒカルはエルフの里で麦の収穫に勤しんでいた。
ハーレムライフを夢見ていたヒカルだが聖樹近くにあるエルフの里のエリーヌに猛アタックし、見事フラれ撃沈ッ!!すぐに気持ちを切り替え今はカパカパ地方にあるエルフの里に身を寄せていた…
「今夜こそ里一番の美女サラームアちゃんを食事に誘うぞ!」
と心に固く決意し、エルフ達の収穫を手伝っているとヒカルに声をかけてくる一人の男が現れた。
「君…ヒカルくん?」
「えっ? あっ、はい… どちら様?」
「僕はヨシツネ… 君を探していたんだ」
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名前:ミナモトノヨシツネ♂
種族:人間(勇者)
レベル5000
HP500000000/500000000
MP3000000000/3000000000
称号:迷異人 勇敢なる者 歴史書作家
スキル:
●光属性(極)
〝解呪魔法 聖霊獣召喚 神族召喚〟
●言語翻訳(極)
●アイテムボックス(極)
●鑑定スキル(極)
●成長値倍増(特典スキル)
〝レベルを上げるとHPとMPの獲得値が倍増する〟
●剣術(極)
●身体強化(極)
●速度上昇(極)
●魔法攻撃軽減(Lv997)
●通常攻撃軽減(Lv998)
●状態異常無効化(極)
ユニークスキル:
●無双
〝身体強化スキルが極みに達した為、無双スキルを獲得…物理攻撃が残存MP10%のダメージを与える〟
●光速
〝速度上昇スキルが極みに達した為、光速スキルを獲得…光の速度で動けるが残存HPの30%消費する〟
●不老
〝状態異常無効化スキルが極みに達した為、不老スキル獲得…何万年でも年を取らず生きれるが不死ではない〟
「え?勇者?? えぇっ? みっ、源義経!!?」
「やっぱり見えるんだね情報」
「ってか何このチート的ステータスは!!?」
「ハハッ ヒカルくん……少し話出来るかな?」
「ヒカルゥ!! 逃ゲテッ!!!」
ヒカルの眷属アラクネーのヒロコが異様に強い生体反応にヒカルの危険を察知し、ヒカルを守る為 義経に飛び蹴りを浴びせてきた!
義経は勿論これを瞬時に避けヒロコを鑑定!
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名前:ヒロコ♀(人間変幻中)
種族:幻獣 アラクネー
レベル2355
HP18506050/18700000
MP19088000/19500000
称号:暴食の蜘蛛 毒蜘蛛 ヒカルの眷属
スキル:
●糸操作(Lv510)
●毒魔法(Lv454)
●変幻(Lv300)
●速度上昇(Lv480)
●防御力上昇(Lv450)
●状態異常軽減(Lv707)
「成る程…ヒカルくんの眷属か……」
「毒魔法ッ! 〝悪魔的猛毒〟」
ヒロコは大型魔獣を一瞬で毒殺する程の猛毒を義経に唱えた……だが状態異常無効化スキルが極められている義経には何も起こらなかった。
「残念…なかなか惜しかったよ ヒロコさん♪」
義経は微笑みをヒロコに向けた…がその微笑みが悪魔のように感じ、身の毛がよだつヒロコ!
仕方なかった、あまりにもレベルの差があり過ぎて恐怖すら感じるのも無理もなかったのだ。
「ニッ…逃ゲテッ! ヒカルッ!!」
だが自分だけ逃げるわけにも行かないとヒロコはヒカルに逃げるよう促した。
ヒカルは義経の困った苦笑いする顔を見てヒロコに攻撃するのを止めるよう指示した。
「止めろヒロコ」
「ッ!! ヒカルハ判ラナイノ?! コノ バケモノ ノヨウナ気配ガ… 絶対強者ノ様ナ気配ガ!!」
「ばっ、バケモノって… ハハハッ 傷つくなぁ」
必死に身を呈して自分を逃がそうとするヒロコを抱きしめるヒカルはもう一度止めるように伝えた…
「ヒッ…ヒカル…」
興奮状態が少し冷めるヒロコ……
「大丈夫 ヒカルくんに敵意は無いよ…ヒロコさん」
「………」
「改めて自己紹介をしよう! 僕は源義経…ヒカルくんと同じ迷異人さ」
ヒロコは何とか落ち着き、ヒカルは義経の話を聞く事にした。ヒカルにとって異世界で会う初めての地球人なのだからーー




