第四十八話 「各界王の雑談」
ーーーここは魔界より遠く離れた土地…〝幻獣界〟
ここに二人の王が魔王信長について話していた。
「懐かしいのぉ〜1000年ぶりかのぉ?」
この老人は仙人界をおよそ30000年程治める
仙王テンジュウ!
「流石に耄碌したか仙王よ 2000年ぶりだろう?」
こちらのドラゴンは幻獣界を治める最強の龍!
唯一の存在エレメンタルドラゴン。
幻獣王ファクーリアス!!!
「しかし聞いておるだろうがワシの仙人界のご近所さんに暴れん坊将軍が誕生したんだわ」
「うむっ、最近よく耳に入ってくるな」
「魔王…信長…だったか?」
「そうじゃそうじゃ! その魔王じゃ」
「それがどうかしたのか?」
「なんでもその 魔王は七界王に成ろうとしとるとかでな? はははっ…ちょっと興味があるんじゃわ!」
「七界王だと!!!?」
「知らんかったか? ガハハハハッ コレまた愉快じゃ」
「笑っておる場合か?」
「はははっ、なぁ〜に……最近の世の中の動きなんじゃが… どぉ〜も妙な気がするんじゃ…」
「ん? どういう事だ?」
「…まったく、主は大体一度眠りにつくと500年は寝るからのぉ〜 世の中がどうかなっても分からぬか…」
「ワシの見立てなんじゃが…」
「そろそろ奴が目覚める気がするんじゃよ…」
「奴?! 奴とは奴か?」
「…お主本当に分かっておるのか?」
「あぁ その昔天界を治めていた天翼の王…だろ?」
「そうじゃ…かつて七界王と争い敗れ…」
「七界王に封印された〝元・天王 エンジスタァ〟」
「魔王の出現に… 仙王が七界王の封印に不安…」
「更にその魔王は七界王に成らんとしておると…」
「ふふっ…ファクーリアスよ 何かカオスじゃろ?」
「テンジュウ……面白がってるな?」
◇◇◇◇◇◇
ーーー獣人界 〜〝獣王ヴァナルヘイム〟の城〜
「隣の魔界に魔王が現れたんだってな?」
このライオンの様な赤毛の獣人の名は〝ヴァナルヘイム〟獣人界を治める最強の獣王である、生を授かっておよそ2000年の間獣人界では無敗を誇る。
「獣王様 気になられますか?」
「気になるだろう…? 強い奴は気になる!」
「では挨拶に来いと招待状でも出しますか?」
「おっ!それいいなぁ ガハハハッ出しておけ」
「畏まりました…」
強い奴だったらいいなぁ〜
…気に入らなければ……殺すけどーー




