第三十九話 「疫病とアンデッド」
グランプァーザ王国 〜城内王座の間〜
「国王陛下 近況報告を申し上げます」
「申してみよ」
「最近になってアンデッド系の 魔物がグランプァーザ王国のあらゆる地域で被害が多発しており、一部の地域では人々に 疫病が流行っていると報告を受けております」
「うむっ 魔物については冒険者ギルドへ依頼を出し直ちに討伐せよ」
「ハッ!」
「次は疫病か…」
「一体どのような疫病なのだ?」
「ハッ! 確認されているだけで嘔吐、発熱、下痢、麻痺、脱水症状、幻覚症状、吐血、血便…」
「待て待てっ そんなに症状があるのか?」
「ハッ! 酷い者は数日で命を落としております」
「宮廷薬師達の意見は?」
「ハッ! 過去に話を聞いたところ前例がなく 正直に今は何も分からない状況である為、取り急ぎ調べさせております」
「なんという事だ… それでは現状お手上げと申しておるようなものではないか……困ったのぉ」
舞台は変わってここは
アンデッド被害が多発している
グランプァーザ王国 〜 パパンズ地方 〜
「我は冒険者 幻影のキリ この街の責任者に 跋扈するアンデッド討伐依頼を受けてきた」
「これはこれは、私が町長をしておりますポンポケと申します」
「うむっ それでアンデッドは何処に?」
「パパンズ地方には大きな墓地がございます… 恐らくはそこからアンデッドが発生しているのかと」
「 承った! 直ちに 殲滅して来よう」
「あの…失礼ですがお一人で? 私が聞いた所100や200の数では無いそうなのですが…」
「案ずるな 我はこのグリフォンと共に見事殲滅して見せようぞ!」
「なっ!!! ぐっ、ぐっ、グリフォンを 使役されておられるのですか!!?」
度肝を抜かれた町長の頭上からランマルが降り立ってきた、キリはランマルに飛び移り飛び立つ!
「…さてランマル サッサと片付けて次のアンデッド討伐依頼を受けてるとしよう」
「あっ、あぁ」
「ん?どうしたランマル 歯切れが悪いな?」
「…分からぬのだが何故キリが冒険者になる必要があるのだ?」
「そうか… この計画は魔王と我しか知らぬ事…」
「まぁお主は魔王の眷属だから話しても問題無かろう しかしこの計画は他言してはならんぞ」
「わかった…教えてくれキリ」ーーーー
一方信長は各地を転々としていた…
グランプァーザ王国 〜 ザザマンマ地方 〜
ガサガサッ…
「次はここじゃな 行くぞオワリ!」ーー




