第十五話 「グリフォン」
古代遺跡のダンジョンへ入った信長は闇属性(極)のスキルでアンデット作成を使い、魔物を蹴散らしていき…一行は4時間程で既に古代遺跡の48階層に到着していた。
「此奴らが古代ゴーレムか どれ儂のゴーレムとどちらが強いか闘わせてみようかのぉ」
信長は創造創作(極)のスキルでゴーレムを少し気合いを入れて作成、ダンジョン内は魔力に満ちていた為かなり強めのゴーレムを3体誕生させた。
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名前:なし
種族:オリジナルゴーレム
レベル2500
HP2700000/2700000
MP2500/2500
称号:魔王信長の眷属
スキル:なし
「よし 行けゴーレムよ蹴散らせ!」
ゴゴドーンッ!!!とゴーレム同士ぶつかり合う音がダンジョン内に響いた。
更にゴーレム達の後ろから古代キメラが信長達に襲いかかるがオワリが蹴散らした。
「よし 後はゴーレム達に任せて大丈夫そうだな このまま進むとするか」
創造したオリジナルゴーレムに後を任せ信長達は49階層へ向かった……
古代遺跡ダンジョン〜49階層〜
「ふむ ここは森か?」
ビュウゥゥゥ…
「!!! 主人、来るぞ!」
オワリが信長に進言した次の瞬間信長達の眼前にグリフォンが現れた。
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名前:なし
種族:幻獣 グリフォン
レベル2620
HP19850007/20000000
MP21000081/21490000
称号:風神の加護
スキル:???
「我の住処に何用だ 侵入者共よ…」
「ほう 鷹の上半身に獣の下半身か…」
「答えよ侵入者… ん?貴様はフェンリルか?」
「オイッ グリフォンよ 儂は貴様が気にいった 貴様を儂の眷属にする事にしたぞ」
「…なんじゃ此奴はアホなのか?」
「試してみるか? グリフォンよ」
「ふふふっ どうやら本当にアホなようだな……捻り潰してやろう」
突如始まった信長対グリフォンの一騎打ち…
信長は高揚しながらグリフォンの初撃の鉤爪を受け止めた。グリフォンは続けて風魔法の風刃を信長にぶつけて来た。
「ふふふっ…こんなものかグリフォンよ 貴様の全てを儂にぶつけてみろ!」
ブチッ…
「舐めおって…後悔せよ 貴様らまとめて死ねぇ」
「風魔法 災風!」ーー