第百三十六話 「オワリとランマル」
精霊界と幻獣界に散り散りに住んでいた天界人達を信長が創造した新国家…〝七界中枢国〟に移住させ、リフィーシャ達も七界王城へ住処を移していた。
「オワリとランマルは居るか?」
「ハッ! こちらにッ」
・
・
・
名前:オワリ♂(最終形態)
種族:幻獣 フェンリル
レベル4890
HP617304210/617480000
MP974505890/975000000
称号:七界王信長の眷属
スキル:
●高速移動(極)
●牙狼術(極)
●速度上昇(極)
●通常攻撃軽減(極)
●魔法攻撃軽減(極)
●状態異常軽減(Lv852)
●覚醒進化(極)
●礼儀作法(Lv154)
ユニークスキル:
●闘吠
●エリア転移
●光魔法
●神殺
〝神系ユニークスキルのひとつ 命と引き換えに神ですら飲み込み殺せる必殺の技〟
・
・
・
名前:ランマル
種族:幻獣 グリフォン
レベル4780
HP587460000/595000000
MP700500000/704000000
称号:風神の加護 七界王信長の眷属
スキル:
●風魔法(極)
●通常攻撃軽減(極)
●風魔法攻撃軽減(極)
●状態異常軽減(極)
●礼儀作法(Lv155)
ユニークスキル:
●翼超速飛行
●暴食
〝非道系ユニークスキルのひとつ 食った者のHPやMPを自身に吸収出来る〟
●エリア転移
「お前達にも改めて礼を言う リフィーシャとラブドを支えてくれてありがとう」
「勿体ないお言葉…」
「我々は信長様の眷属ですので当たり前の事をしたまで」
「あぁ だが感謝しておる」
「ありがとうございます」
「ところでオワリよ お主最終形態までなれたのだな」
「はい…この15年精進致しました」
「ランマルも見違えたのぉ……しかしお主ら礼儀作法スキルも覚えたのか」
「はい……リフィーシャ様が意外と厳しい一面をお持ちで…」
「ハッハッハッ そうかそうか」
「あと気になったのがオワリのUS神殺というスキルじゃが… それは使うなよ 死んではならん」
「はい……」
「それだけは釘を刺しておこうと思ってな」
「ランマルゥゥ オワリィィ 私の荷物運ぶの手伝ってぇ」
「ラブドか 二人とも行ってやれ」
「ハッ! 失礼します」
奴らも成長しとるし戦力に加えておくか…
あとは…儂の〝悪魔召喚〟スキルで—————。
オワリに釘を刺した信長は次に中枢国の警備要員に人造魔族を用意したが…どう頑張っても最高レベル3000までの者しか生み出せない為、仕方なく悪魔召喚で高位悪魔を喚ぶ事にした。
「どうせなら最高に強い悪魔を呼び出そうかのぉ」
信長はスキルを使用し悪魔を召喚した……ところが大量の魔力を消費した為とんでもない悪魔を喚び出してしまうのであったーー