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animato  作者: 奏多悠香
3/5

風間姉弟

真吾とハルカの新婚生活の一幕です。

本編との時系列がややこしいのですが、本編最終話でハルカと真吾が和解した数か月後のお話です。(つまり結婚式よりはだいぶ前ってことになります(*^_^*))

「ハルカ。今週末、お客さん呼んでもいい?」

 唐突な真吾からの申し出に私はこくんと頷いた。

「いいよ。誰?」

「芹菜さんと祐樹」


 その名を聞いた瞬間に、今しがた頷いた自分の首をもぎ取ってしまいたくなった。

 セリナ……その名前から反射的に脳裏によみがえる、忌々しいアルファベットと数字。


「Iの65ね……」

 私のつぶやきに真吾は声を上げて笑った。

「間違ってはないけど、その認識はもうやめてあげたら?」

「……何で来るの?」


 正直言って、セリナさんとかいう人のことは好きではない。どっちかっていうと嫌いに傾いている。

 蘇るのは貴俊さんと美咲の結婚式の二次会での出来事だ。家族のこともバカにされたし、真吾さんにはふさわしくないというようなことをチクチクと言われたのだ。

 印象が最悪なのは致し方ないと思う。


「謝りたいんだってさ、ハルカに」

 真吾は私の機嫌をうかがうように目を覗き込んできた。

「ハルカがムカついてんのは知ってるし、俺もあの時は腹立ったよ。でも謝りたいって言ってるのを突っぱねるのはちょっとな。それに、芹菜さん根はいい人だよ。祐樹の姉ちゃんだし」

「ふうん。じゃあ、風間さんと芹菜さんと3人で食事したらいいんじゃない? 何も私が参加しなくても。謝罪なら受け入れましたって言っといてよ」


 貴俊さんと美咲の結婚式の日のあの出来事からすでに3ヶ月以上経っている。

 別に今もしつこくムカついているわけじゃないし、謝罪など受け入れてなるものか! とかいうほど強い感情はない。でも、仲良く食事をするというのはまた別問題だ。もともと友達だった真吾はともかく、私は知り合いでもなんでもないのだ。


「ハルカに直接謝りたいって言ってるのに、俺と食事してもしょうがないだろう」

「ふぅーん」

「何が不満なんだ」

「別にぃ?」

「なんだよ、言えよ」


 『芹菜さん根はいい人』発言にもモヤッとした。

 根はいい人? 根? 枝葉でなく根を知ってるの? というよろしくない感情がふつふつした。

 でも、一番の問題はそこじゃない。


「ハールカ?」


 真吾が急に甘い声を出した。

 緩急自在の声色は、私をからかって遊ぶときとお願い事をしてくるときとで別人かと思うほど変わる。それをここぞというところで投げ込んでくるこの男のせいで、私はいつも何かしらの譲歩を迫られることになる。

 休日に観る映画をどれにするかとか、二人ともへとへとに疲れている日にどっちがお風呂を洗うかとか、焼き芋を二つに割った大きい方をどちらが食べるかとか。


 でも、今度ばかりは。

 譲れない。

 負けられない戦いというのはこのことだ。

 決意を固め、いざ出陣。


「……っここに! ここに呼ぶのが嫌なの!」

「なんで?」

「だってあそこに」

 そう言って私はチェストを指した。

「あの引き出しの一番下に、I65のランジェリーが入ってたんだよ! 相手がどんな人か知らない忘れ物ならともかく、持ち主がわかってるのはやっぱり、嫌だよ!」


 つやっつやのチェストから出てきたギラッギラのランジェリー。

 あの日の衝撃を、私の脳はまだしっかりと覚えている。大体、ランジェリーを付き合ってもない男の家のチェストに突っ込むっていったいどういうことなんだ。意味がわからない。真吾のたくさんのワンナイトガールや彼女たちにとって「ここへ来た証」を残しておくことは重要だったのかもしれないが、そんな血みどろの戦に私を巻き込んでほしくはない。


 ソファーから立ち上がりながら力説すると、真吾にぐいと手を引かれた。バランスを崩し、真吾の方に倒れ込む。そんな私を軽々と受け止めて、真吾は言った。


「ハルカ、部屋、見渡してみて」


 なによ、と言いながら睨み付けてやろうとしたら、真吾が後ろから体に腕を回し、ぎゅっと抱きしめられた。


「そこかしこに、ハルカの持ち物があふれてる」


 たしかに、そりゃあそうだけど。


「もうこの場所は俺の家じゃなくて、俺たちの家だ」


 いかん……ここでうなずいては、嘉喜ハルカ……いや、倉持ハルカがすたる……


 倉持ハルカって、今更ながら良い響きだな……嘉喜より合うよね。


 そう、何を隠そう、私と真吾はすでに入籍を済ませていた。

 婚約をした三か月後ののクリスマスに。

 結婚式までの期間がいかんせん長いので、そんなに待てないと真吾が言ったのだ。

 倉持家のご両親は「あんまり待ってると真吾さん浮気とかしかねませんから」という私の一言であっさりと納得してくれて真吾を脱力させ、うちの両親は「まぁ、いいんじゃないの。同棲より入籍してくれたほうが親としても安心だし」という至極簡単な答えをくれた。そんなわけで、入籍には何の障害もなかった。


 ……って違う違う、今はそんなことよりセリナだ! 巨乳お化けの……


「ハルカ」


 返事なんかするものか。

 

「ねぇ、ハルカ」


 返事なんかしないぞ。


「頼むよ」


 目の前に彫刻が迫り、私はついに白旗を上げた。負けられない戦に瞬時に負ける私は、本当にそろそろ壺を買わされる気がする。


「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ! わかりましたよ! 勝手に呼びゃあいいでしょうよ! そのかわり、おもてなしなんかしないからね! おもてなし料理なんて、作んないからね!」


 何でそこまで歓迎してやらねばならんのだ!


「いや、それでいいよ。あいつらが腹壊してハルカの報復と勘違いでもされたら余計に話がややこしくなるからな」

「っだぁぁぁぁぁぁあ! 失礼な! よっしゃわかった。作ったろうじゃん! 作ってやんよ! 私の渾身の一品をさぁ! 覚悟しときなさいよ!」


 真吾はうっすらと笑った。


「まぁ、ハルカがそこまで作りたいって言うんなら、別に止めないけど?」


 ……あれ? 何か、良いように操られてる?







 そんなこんなで迎えた週末、セリナさんは胸を躍らせてやって来た。

 胸を躍らせてと言うのはワクワクしてという意味のあれではない。謝りに来るのに別にワクワクはしていなかっただろう。私が言いたかったのはもっと物理的な話だ。揺らして、と言ってもいい。


「おじゃまします」

 姉と弟。弟の祐樹さんの方には悪印象は全くなかったけど、お姉さんとセットなのであまりウェルカムでなかったのは間違いない。


「ハルカさん。あの日は本当にごめんなさい」

 玄関を入るなり靴も脱がず、出迎えた私にそう深々と頭を下げた芹菜さんは、なんだか以前とはずいぶん印象が違って見えた。神妙な雰囲気を身に纏っているせいだろうか。

 だがそんな変化の中にあって相変わらずの存在感を放っているのが、顔と同じほどあろうかというくらいの大きな大きな胸である。

 顔が小さいせいもあるのかもしれない。

 ちなみに顔立ちはマリリン・モンロー系だ。

 つまり、エロい。

 目がクリックリとかいうタイプではなく、うっすらとした二重を長くて豊かなまつげが縁取り、ぽってりとした唇が……


 いかんいかん、見とれていた。


 それにしてもこうも深々と頭を下げられてしまうと、こちらも恐縮してしまってどう対応したらいいのかわからなくなる。


「あの、その件はもういいですから……頭を上げてください」

「本当に申し訳ありませんでした。その……言ってしまったことを悔いているだけではなくて、自分があんなに小さな人間だったことを心から恥じているんです」


 コリャまいったな。


「ええと……いや、小さいとかは別に……ええぇ? いや、その……だれしも、口がすべっちゃうこととかはあってですね……失敗ってのも、ええ、あるもんですから、そんなに恥じるようなことではないといいますか……」


 私だってあなたのこと巨乳お化けとか思ってましたし、ええ。


「私が真吾さんと釣り合わないっていうのもまぁ、別に本当のことですし……」

「おい、まだそれを言うか」


 ひぇえ、ここで何で横槍入れるのよ、バカたれ。


「そのつまり、客観的にですね……そう見えても仕方ないと言いますか……私はこんなで……真吾さんはこんな感じですから……ええ、しょうがないと思いますしですね」


 よくわからないが私が思いつく言い訳をあげつらっていたところで、風間弟がそれを爽やかな笑顔で打ち切ってくれた。


「ハルカさんが優しい人でよかったな、姉貴」


 ひいっ

 優しい人認定されてしまった!

 ごめんなさい実は巨乳お化けと思ってましたなんて言えない。


「ええ。本当にその通りね……」

「まぁいいからさ、二人とも上がって。今日はハルカが腕によりをかけて手料理を作ったんだから」


 そう言って真吾はひねた笑いを浮かべる。


「ちなみに、料理ってビーフシチューね。肉と野菜煮込んで、市販のルー入れるやつ。もちろん隠し味とか言う高度な芸当は一切ないから。安心して食べて」


 くっそぅ……一生懸命作ったのに……


 リビングに向かう夫とセリナさんの背中を見つめながら悔しさに目を潤ませていると、その肩をぽん、と風間弟が叩いた。


「ハルカさん、真吾、あんなこと言ってるけど、いっつもノロケてるから」

「え?」

「苦手な料理を一生懸命作ってくれるのが健気でかわいくてたまらないって。それと、姉貴も料理全っ然できないから安心して。あと俺、ビーフシチュー大好物です」


 何ていい人なんだ。風間弟。

 真吾がいなかったら惚れそう。

 そんな不届きなことを考えたところで真吾の顔がひょっこりと覗いた。


「おい。二人でなにコソコソ話してんだ。ハルカ、言っとくけどな。祐樹は俺以上のプレイボーイだぞ。気をつけろ」

「おい、不名誉なこと言うな。そんなわけないだろ」

「ナース祭りのくせして何言ってんだ」

「えっ真吾さん以上ってことは、風間さんは元カノ50人以上いるんですか?」


 私の言葉に風間弟は頭を抱えた。


「ハルカさん、真吾の元カノの人数知ってるの?」

「ええと、ワンナイトも合わせると100人超えるってことくらいなら……」

「まじで……知っててよく結婚しようと思ったね」

「まぁ、私にメロメロだからどうしても結婚してくれって頼まれたんで、しょうがなく? みたいな?」


 そこでついに真吾に口をふさがれ、リビングまで引きずられた。


「本当に仲良しなのね」


 ふと零れたようなセリナさんの言葉にハッとする。

 真吾のことを好きだった人の前でこういうのは控えた方がいいんだろうか。でも、仲が悪いふりをするというのも違うし……


「あ、いいのよ。もう。吹っ切れてるの。だからこうしてお邪魔させてもらうことになったんだし。気を使わせてしまってごめんなさい。今は本当に、弟の友達として、そして幼いころから知っている友人として、幸せな結婚生活を送っているようで本当に安心しているの」

「そうですか……」


 何か急にこんなにいい人になられるとなぁ。出方に困るなぁ。

 攻撃的な感じで来られたらカウンターパンチをお見舞いしてやろうと昨日からいろいろシュミレーションを重ねていたのに。そのせいで悪夢にうなされていたらしく、朝起きたときに真吾に「準備万端みたいで安心したよ」と爆笑された。


「つい最近とっても素敵な人に出会ってね。それで、いろいろと自分のことを省みたのよ」

「素敵な人、ですか?」

 好きな人ができたってことだろうか。

 私の心のつぶやきが聞こえたように、セリナさんは微笑んだ。

「っていっても、女性だけどね。凛としてて、本当に素敵だったの。ね、祐樹?」

「そうだね」

「二人ともお知り合いなんですか?」

「祐樹と一緒にご飯食べてるときに出会ったのよ」


 その人がどんな人だったのかわからないけど、このセリナさんが何度も何度も「素敵」っていうくらいだから、よっぽど素敵な人だったんだろうなぁ。


「二人とも座って。料理もうできてるから。ハルカも座ってていいよ。俺持っていく」

 真吾さんの号令で風間姉弟と向かい合うように食卓に着いた。

 斜め前に風間弟、正面にセリナさん。何となく気まずくてつい目を逸らしてしまう。

 ああ、感じ悪いかなぁ。

 どうしよう。

 でも、目が合うのはもっと気まずいし。

 うまいこと何かの話を振ろうにも、そもそも共通の話題を見つけられるほどこの人のことを知らない。

 真吾さん、早く来て!

 助けを求めるようにキッチンの方を見、それからふと視線を戻したら芹菜さんとばっちりと目が合ってしまい、どうしようもなくなった私は思わず「セリナさんって胸おっきいですね!」というとんでもないことを口走ってしまった。

 目の前にある上に、座ると余計に目立つので目に入ったというのもあるし、日ごろからセリナ=Iの65という式で記憶していたのもまずかったのだろう。


「……ハルカ。お前、他に言うことないの」


 シチュー皿を両手に抱えた真吾が呆れ声と共にこちらにやって来る。


 ししししししまった。

 やっちまった。

 私は縋るような目で真吾を見た。

 真吾は私をちらりと見たあと、可笑しそうに口元を歪めるだけで助ける気は全く無さそうだった。


 背中を流れ始めた滝汗を止めてくれたのは、セリナさんの明るい笑い声だった。

「うふふ。そうね。面と向かって言われることはあんまりないけど」

「ご、ごめんなさい……」

「いいのよ。昔はコンプレックスだったけど、今はもうね。うまく付き合っていくしかないと思ってるし、ごくたまーに武器として使うこともあるし?」


 そういって流し目をしながらウインクをされ、本当にモンローが目の前に現れたかと思った。


「姉貴、弟の前でそういう話はよしてくれ」

「あら、ごめん」


 ん?


「……コンプレックス?」


 なぜデカくてコンプレックスになるのだ。

 胸のコンプレックスといえば、私のようなぺたんこの……


「ええ、特に思春期は大変だったのよ。痴漢にも遭うし、運動の時は邪魔だし」


 邪魔。

 一度でいいから言ってみたいです、それ。

 「胸が重くて肩凝ったー」の次くらいに。


「大きい人でも悩みがあるんですねぇ……」

「そうねぇ」


 こんなに妖艶な美人な上にナイスバディまで持ってるのに、コンプレックスかぁ。

 この人も人間なんだなぁと思ったら、何となく嫌えなくなってしまった。

 ああ、まいった、まいった。


「ねぇ、そんなことより、お二人の出会いは?」

 急にセリナさんから明るく問われて、返事に詰まった。

 そんな浮かれた話をしてもいいのだろうか。

 助けを求めるように真吾を見たが、真吾はただ微笑むだけで答えてくれない。

 つまりあれか、私に、言えと。


「あのぅ……実はその……合コンで……」


 そう、友人たちからこの質問を投げかけられるたび、私は何となく肩身の狭い思いをしていたのだ。別に合コンで出会うのが恥ずかしいというわけではないし、現にこうして人生の伴侶に出会ったのだからよかったのだけど、友人たちは一様に「えっチャラい! しかも、商社マンと合コン? ハルカ、キャラ違い過ぎ!」と笑う。


「あら、そうなの?」

「ええ、あの、でも別にその、金持ちを引っ掛けようとかですね、そんな邪な想いがあって行ったわけではなくて、あの……でも、イケメンの御曹司が来ると言われてちょっと楽しそうだと思ってしまったのは事実ですけども……いつもより化粧を頑張った気もしなくもないですけど……あのでも……」

「あれ、ハルカ、御曹司嫌いだったんじゃないの」


 真吾のいらんツッコミに、焦りはさらに加速する。


「えっとその、観察対象としてはイケメンは大変好物でですね……その、目の保養というか日々のオアシスというか乾いた心に肥料というか……いや乾いてたのは心というより女子力で……あ、むしろ干物女なのは学生のときからで……」


 パニクッてわけのわからないことを言っていると、セリナさんは穏やかに笑った。


「ああ、何かわかるわぁ。真吾がハルカさんを好きになった理由」

「だろ?」真吾が即答し、

「俺も、よくわかる」と風間弟。


 三人が楽しそうに笑うので、思わず私も笑ってしまった。

 なんだなんだ、よくわからんけど、褒められたのかな。へへ。




 あの二次会のとき、思ったのだ。


――もしかしたらこの人だって、実はそんなに嫌な人じゃないのかもしれない。同じ人を好きになるっていう不幸な巡り合わせさえなければ、友達にだってなれたかもしれない。


 あれはきっと、当たっていた。






 意外にも楽しい時間を過ごしたあと、「片づけは俺がやるよ」と言って真吾さんがお皿洗いをしてくれたので、私は手持無沙汰になってリビングのソファに座っていた。

「ねぇ、真吾さん?」

「ん?」

「私さ、思ったんだけど。今日、笑顔でいるの、どっちが大変だったかなって」

「んー?」

「芹菜さんは最後まで『許してくれてありがとう』って言ってたけど、それって逆かもって思って」

「どういう意味?」

「今は吹っ切れたって言ってたけど、セリナさんはずっと真吾さんのことが好きだったんでしょう? きっと辛かったと思うんだよね。それに私のこと憎かったと思うんだ。そういうのって理屈じゃないでしょ?」


 伊織さんに対して私が長らく持ち続けた感情も、理屈ではどうしようもないものだったし。


「だからさ、セリナさんだって私を許してくれたんだと思うの」

「……そうかもな」

「セリナさん、いい人だよね?」

「うん。いい人だよ」

「でも真吾さんは、私が好き?」

「何だよ。新婚ほやっほやでそんなこと聞く? 入籍からまだ一ヶ月くらいだぞ。それは俺が言い足りないってことかな? それとも何か? もっとわかりやすい形で伝えて欲しいってか?」


 真吾の目が妖しい光を放ち始めたところで、私は慌ててソファーから立ち上がってトイレに逃げ込んだ。


「同居してんのに逃げてどうすんだか」という言葉を背に受けながら。

 

 だって、こういう時の夫がヤバいってわかるくらいには、私もいろいろ成長したんだから。


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