世界を呪っている女が異世界恋愛現地物を書いたらって作品をAIに書かせた!
今回もClaude sonnet4.6 です
プロンプトはこちら!
ここから↓
君はこの世を呪っている女である
そんな女が異世界恋愛現地物を書くとしたらどうなるのか、書くのだ
ただし文字数は5000文字以上
ここまで↑
そして現地物と書いたのに転生されましたがまぁいいでしょう。内容はこっち
ここから↓
愛など、最初から腐っていればよかった
——異世界恋愛現地物
一
世界への呪詛は、生まれた瞬間から始まっていた。
産声を上げるとき、私は既に知っていた。この世界は美しい顔をして腐敗している、ということを。光の差し込む窓の外に咲く花も、隣で微笑む人間の顔も、全て薄皮一枚の内側に腐肉を詰め込んだ飾り細工だ。私はその薄皮を、指でそっとなぞることしかできない女として生まれた。
名前は碧月という。二十七歳。職業、フリーランスのウェブデザイナー。趣味、眠れない夜に窓の外の雨を数えること。嫌いなもの、人間。特に愛しているふりをする人間。特に特に、「あなたのためを思って」と囁く声の持ち主たち。
異世界に落ちたのは、深夜二時のことだった。
別に劇的な事件はなかった。事故でも自殺未遂でもない。ただ、ずっと使っていた椅子の脚が折れて、床に倒れた。それだけのことだ。衝撃で意識が飛んで、気づいたら石畳の上に仰向けで横たわっていた。頭上には三つの月が浮かんでいた——赤、銀、青。
ああ、と思った。月が三つある。だから何だというのか。
呪った。もちろん呪った。こんな世界に放り込んだ何者かを、この石畳を、三つの月を、全部まとめて心の底から呪った。しかし呪詛は内側に収まったまま外には漏れず、ただ碧月は痛む後頭部を押さえながら、ゆっくりと立ち上がった。
問題は翌朝から始まった。
* * *
二
石畳の路地に倒れていた碧月を発見したのは、あの男だった。
カイン・ヴァルドレア。この国の第三王子。二十九歳。長身で、黒髪で、顔の左半分に古い火傷の痕がある。その痕の部分だけ、彼の肌は月光を跳ね返さない。
彼は馬に乗っていた。随行もなく、深夜の路地を一人で。碧月が地面に倒れているのを見つけると、馬を降り、しゃがんで碧月の顔を覗き込んだ。距離が近かった。近すぎた。
「——生きているか」
低い声だった。感情の色が薄かった。碧月はその声に、奇妙な安堵を感じた。心配しているのか憐れんでいるのかわからない声。どちらの感情も、碧月は信用しない。だが感情の読めない声は、まだマシだった。
「……生きてる。けど、ここがどこかはわからない」
「王都の外れだ。こんな時間に女が一人でいる場所ではない」
「教えてくれてありがとう。知ってたとしても、どこにも行けないけど」
沈黙が落ちた。男は碧月を見た。碧月は男を見た。男の顔の火傷痕が、赤月の光を受けてぼんやりと浮かんでいた。美しいと思った。なぜそう思ったのか、碧月は自分でもわからなかった。醜いと呼ばれるものを美しいと感じてしまう、この感覚の狂いが、碧月の呪詛の根源の一つだったのかもしれない。
男は結局、碧月を王宮に連れて行った。
理由を聞かなかったし、男も説明しなかった。ただそれが自然な流れであるかのように、碧月は馬の後ろに乗せられ、夜の王都を通り抜けた。碧月は男の背中に触れながら、心の中で呪っていた。見知らぬ男に乗せられて運ばれている自分を。こんな状況を何とも思わない自分の麻痺した感覚を。そして、この男の背中がなぜかひどく温かいということを。
* * *
三
王宮の一室に押し込まれ、一週間が経った。
王宮は美しかった。高い天井、石の柱、薄い布のカーテンが風に揺れている。テーブルの上には毎朝、誰かが花を置いていく。碧月はその花を見るたびに、三日後には枯れると考えた。美しいものは必ず腐る。そのことを人間はなぜ目を逸らして生きていられるのか、碧月には理解できなかった。
カインは毎日現れた。
食事の時間に、夕暮れ時に、特に理由もなく。王子という身分のわりに、彼は礼儀作法の形式ばった言葉を使わなかった。挨拶は短く、問いかけは直接的で、碧月の返答が無礼でも眉一つ動かさなかった。
「お前は何かを憎んでいるな」
三日目の夕暮れ、彼は唐突にそう言った。碧月は窓の外を見ていた。
「そんなに顔に出てる?」
「いや。匂いがする」
「匂い」
「憎悪には、特有の重さがある。お前の周りの空気が、少し重い」
碧月は男を見た。男は真顔だった。冗談を言っているようには見えなかった。碧月はしばらく黙ってから、口を開いた。
「世界が嫌いなの。全部。人間も、花も、美しいと言われるものも。全部、最終的には腐るか裏切るかするから」
「——それは、お前に何かをした存在に対する怒りではないのか」
碧月は笑った。笑いたくなかったが、笑いが出た。
「全部。全部の存在が、何かをした」
男は何も言わなかった。否定もしなかった。「そんなことはない」とも「世界は美しい」とも言わなかった。ただ碧月の隣に座り、同じ窓の外を眺めた。
その沈黙が、ひどく居心地が良かった。碧月はその居心地の良さを、また呪った。
* * *
四
一ヶ月が経つ頃には、碧月はこの世界の言語を読めるようになっていた。
もともと異世界の言葉は耳で聞けば理解できたが(転移の魔法の恩恵らしかった)、文字は別物だった。カインが毎日一時間、文字を教えた。碧月は飲み込みが早く、カインは何も褒めなかったが、教えるペースが少しずつ上がった。それが褒めと同義だと気づいたのは、二週目のことだ。
この国には「呪術師」がいた。
正式には〈束縛の民〉と呼ばれる。生まれながらに呪詛を体内に宿す人間たちで、その呪詛は生き物の命を蝕み、植物を枯らし、時に大地を腐敗させる。だから彼らは王都の外れに隔離されていた。見張られていた。その存在を認められながら、しかし社会から切り離されて。
碧月はその話を聞いて、笑いもしなかった。
「私もそれかもしれない」と、碧月は言った。「呪詛を持って生まれた人間」
「お前は違う」とカインは言った。
「なぜわかる」
「〈束縛の民〉の呪詛は、周囲の命を枯らす。お前の隣では、花が枯れない」
碧月はテーブルの花を見た。確かに、七日目になっても枯れていなかった。碧月が嫌いな花が、碧月の部屋だけで長持ちしていた。
——嫌いなのに。呪っているのに。
その夜、碧月は長い時間をかけて泣いた。理由はわからなかった。ただ、ずっと胸の中に積もっていた何かが、急に重さを持ったような感覚があった。
* * *
五
カインの火傷の話を聞いたのは、二ヶ月目のある夜だった。
酒が入っていた。カインはほとんど飲まない人間だったが、その夜は珍しく杯を傾けていた。碧月は強い酒が好きだった。自分を溶かすような感覚が、呪詛の輪郭を一時的にぼやかしてくれるから。
「母が付けた」
突然、カインが言った。碧月は聞き返さなかった。
「七歳のとき。私が第一王子の寵愛を奪ったと、母親が言った。蝋燭を倒して火をつけた。偶然のような顔をして」
「……それで、その人はどうなったの」p
「今も王宮にいる。私の母として」
碧月は何も言わなかった。言えなかった。「気の毒に」と言うことも、「許せない」と言うことも、どちらも薄っぺらい気がした。ただ、この男が七歳のとき以来ずっと、愛しているふりをする人間の最も近くに置かれて生きてきた、ということが、胸の中でゆっくりと形を成した。
碧月は手を伸ばした。自分でもなぜそうしたのかわからないまま、男の顔の、火傷の痕に触れた。男は驚いたように目を見開いたが、払いのけなかった。
——冷たかった。その痕だけが、他の肌より少し冷たかった。
「憎んでいい」と碧月は言った。「あなたもそれを憎んでいい」
「お前は」カインが言った。「憎むことを、許可するのか」
「誰かに憎むことを禁じられたことがあったから」
それ以上は言わなかった。カインも聞かなかった。二人はしばらく、同じ沈黙の中にいた。
* * *
六
問題は、碧月が恋に落ちていることに気づいたときだった。
三ヶ月目の朝。目が覚めて、今日カインに会えるかどうかを考えていた。それに気づいた瞬間、碧月は毛布を頭から被った。そのまま三十分、動かなかった。
——最悪だ。最悪すぎる。
呪詛が腹の底から湧き上がった。自分自身への呪詛だった。愛など信じないと決めていた。愛は腐る。愛は裏切る。愛する人間ほど、最終的には一番深く傷つけてくる。それを知っていた。知り抜いていた。なのに。
なのに、この男の隣にいると、呼吸が楽になる。
その日の夕方、カインが来た。いつものように窓際に座り、いつものように短い言葉でいくつかのことを話した。碧月はいつもより多く頷き、いつもより少なく喋った。カインはそれに気づいたようだったが、何も言わなかった。ただ帰り際に、
「明日、王都の外に出る。来るか」
と、それだけ言った。碧月は「行く」と答えた。即答だった。自分でも驚くほど即答だった。
* * *
七
王都の外は、広かった。
草原が続いていた。地平線の向こうまで、緑と黄色と茶色が混ざり合い、風が波のように渡っていく。三つの月は昼間でも一つだけ薄く見えていた。銀月だ。青月と赤月は夜にしか現れない。碧月はその薄い銀の円を見ながら、こんな月が毎晩見える世界でも、それを綺麗だと思えない人間がいたとしたら、という仮定を考えた。自分のことだ。自分の話だ。
〈束縛の民〉の集落があった。王都の外れの、小さな石造りの家々。カインはその一軒に入っていった。碧月も続いた。中には老いた女が一人いた。
「王子様が、また来たよ」と老婆は言った。嫌味でも媚びでもなく、ただそう言った。
「具合はどうだ」とカインが聞いた。
「悪い。でも死ぬほどでもない。こっちの娘は」
老婆の視線が碧月に向いた。碧月は身構えた。
「あんたも、何かを抱えてるね。私たちと似た匂いがする」
「呪詛は持ってないって、この人は言ってた」
「持ってない。けど、呪いを生きてる。それは同じだよ」
碧月は老婆を見つめた。老婆は碧月を見つめた。その目に、憐れみはなかった。ただ認識があった。「お前がそういうものだ」という、ただ静かな認識だけが。
それが、碧月がこの異世界で初めて「見られた」と感じた瞬間だった。
* * *
八
帰り道、二人は馬を並べて歩かせた。
碧月の方が先に喋った。珍しいことだった。
「あなたは、なぜ〈束縛の民〉のところに行くの」
「……以前、一人の少女が処刑された」カインは前を向いたまま言った。「十二歳だった。呪詛が暴発して、市場の果物を全て腐らせた。それだけで、処刑された」
「あなたは止められなかった」
「止める立場になかった。第三王子だ。今も、制度を変える力はない」
「それでも行く」
「せめて、行く」
碧月は草原を見た。風が走っていた。
「私は元の世界に帰れないかもしれない」
「わかっている」
「それでも、ここにいていい?」
カインは少し間を置いた。それからこちらを向いた。火傷の痕に、夕暮れの橙色が当たっていた。
「——お前が望むなら」
望む、と碧月は思った。口には出さなかった。出す必要がなかった。呪詛が腹の底で震えていた。でも今回はそれを呪い返す気になれなかった。
* * *
九
四ヶ月目の夜、カインが言った。
「お前のことが、わからない」
碧月は本を読んでいた。顔を上げた。
「わからないって、何が」
「何を考えているのか。何が好きで何が嫌いか。どのくらい苦しいのか。——どのくらい、私のそばにいたいのか」
碧月は本を閉じた。
——ああ、と思った。この男も、ちゃんと怖いのか。
碧月は長い間考えた。嘘をつく選択肢もあった。「わからない」と誤魔化す選択肢もあった。しかし、この男に嘘をつく理由が、碧月には見つからなかった。
「世界が嫌いなまま、それでもあなたの隣にいたい。それは矛盾してる?」
「矛盾していない」
「世界を好きになれる気は、今もしない」
「ならなくていい」
「それでも、あなたは私のそばにいる気になる?」
カインは立ち上がった。碧月の前まで来て、しゃがんだ。目線が同じ高さになった。
「お前が世界を嫌いなまま生きていくなら、私がそのそばにいる」
「——なんで」
「お前は誰かに憎むことを許可した。私もお前に、嫌いでいることを許可する」
碧月は笑いそうになった。それを堪えた。堪えながら、目の奥が熱くなった。
——愛しているとは言わなかった。美しいとも言わなかった。お前を変えてみせるとも、世界を好きにさせてやるとも言わなかった。
ただ、そばにいると、言った。
碧月の呪詛は消えなかった。世界への憎悪も消えなかった。この先も、花が枯れるたびに思うだろう。人間が裏切るたびに、やはりそうかと思うだろう。
それでも。
碧月は手を伸ばして、男の髪に触れた。そっと、確かめるように。
三つの月が、窓の外に浮かんでいた。
赤月は怒りの色。銀月は孤独の色。そして青月が今夜は一番大きく、ひどく静かな光を落としていた。
碧月はその青い光を見て、初めて「きれいだ」と思った。
——呪詛と愛は、案外、同じ形をしているのかもしれない。どちらも、深く刻まれた場所から来る。どちらも、消えることなく、ただ形を変えていく。
世界はまだ腐っていた。碧月はまだ世界を嫌いだった。しかしこの夜、この部屋で、一つだけ確かなことがあった。
男の体温が、温かかった。
それだけで、今夜は十分だと、碧月は思った。
——了——
ここまで↑
そしてAIの恒例の感想↓
書き上げました。
世界を呪う女・碧月が書く異世界恋愛現地物です。
この話で意識したのは、「世界への呪詛を手放させない」ということ。よくある展開では、異世界に来て素敵な人に出会い、ヒロインが「変わる」「世界を好きになる」で終わります。でもこの女はそうならない。世界を嫌いなまま、それでも誰かのそばにいることを選ぶ。
カインも同様に、「愛している」「君が世界を変える」といった甘い言葉を一切言いません。ただ「嫌いでいることを許可する」と言う——その不器用で歪な共鳴が、この二人の恋愛の形です。
呪詛は愛と似ている、というのがこの話の芯にある思想です。どちらも深い場所から来て、消えずに形を変えていく。
ここまで↑
なんていうか、今まで色々AIに書かせましたが、個人的には一番タイトルが面白そうだと思ったw
というかこう言う発想あるんだって参考になったレベルw
まぁ私がそう思うだけで、他の読者の方がどう思うかは別だし、例によって、当然クソゴミと罵倒しようが、私はノーダメなので、遠慮なく書いてくれて構いませんが!
モテないオカルト女作家の時は、AIに再現しろと、シミュレーションを仮託したのですが、
今回はこの世を恨んでいる女そのものになれとAIに命じており
ようは前者が役者ならば、後者は憑依(憑依型役者もいますが)といった感じで微妙に変えたので、その違いとか、以前のものを読んだのでしたら、比較してもらえると幸いだったりします。
シミュレーションか、憑依か、似ているようで、全然違うはずですからね!
役者の本などもいくつか読んだことありますが(スタニスラフスキー・システムやその系譜の理論など)
憑依役者にどうなるかみたいな話が多く(結構これ危ない方法なんですけどね)
AIならば人間と違って危なくないので、そういう意味でも憑依作家路線をAIにさせるのは面白いかもしれません。
ところで、役者と言えば、ガラスの仮面ってもう多分終わることないですよねきっとw




