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龍ゐ寅ゑ!いけいけ奇才シンサくんD@YNA  作者: 仲居雅人


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46/49

@46

 発射装置から飛ばされた紙飛行機は、自らに文章を打ち込んだ人物の元へと飛んでいく。

 その後方には飛行機を追って歩く優達の姿があった。


「この先にはルカハという町があるな。以前行ったミゾほど大きくなく、治安も悪いそうだ」


 優はスマホで地図アプリを開き、情報を集めていた。


「部長、万が一紙飛行機が落ちたりしたらどうするんですか?」

「そうなったらまた発射装置で飛ばせばいいだけだ…雨にやられたりしないようにコーティングする必要がありそうだな」




 ブレずに真っ直ぐ進み続ける飛行機はルカハの町に入っていった。


「トーヨコみたいに薄気味悪い町だな…」

「古土、まさかお前…」

「誤解するなよ!あんなところ、金貰ってもいきたくない!」


 町並みこそミゾに近い。しかし活気は感じられず、すぐにでも通り過ぎたい場所だった。


「な、なぁ。紙飛行機は真っ直ぐに向かってるんだろ?だったら回収して、町を避けていくべきじゃないか」

「私は姫守君は事件に巻き込まれたと考えている。もしそうだとしたらこの町にいる可能性もあるだろ?」


 紙飛行機は風に頼らずとも進行方向を変えて障害物を避ける。


 このまま何後もなくルカハを通り抜けられる…という事にはならなかった。



「心配するな礼木。町のチンピラ程度なら私でも倒せるさ」


 そう言って喜美子は素早いパンチを披露した。彼女が喧嘩で強い事は知っているが、それでも心配な事は心配だ。


「あっ!おい!」


 優が怒鳴り、二人は紙飛行機の方に視線を戻す。

 紙飛行機は小さな子どもが握っていた。そしてその子どもは、逃げるように走って角を曲がった。


「追うぞ!アレを奪われたら姫守君を見つけられなくなる!」


 とうとうアクシデントが起こってしまった。信参達は紙飛行機を取り戻すため、全力で走り出した。

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