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プロローグ

王子が産まれてから家臣は傀儡の王を作るべくしての計画が始まった。



盾と剣として有名な公爵家に跡取りが居なければいい。

排除すべきは排除したと思っていた。



しかし、公爵家に残ったのが女の子ということもあり害はないものとして排除をしなかったのが間違っていたのか?



2歳から兄達の悲劇を聞かされ理解できないまま、男の子としての振る舞いを叩き込まれ女の子として生きる道も教え込まれる不運な女の子。



そんな彼女にも婚約者は出来るもので影としての役割を持つ同じ公爵家の男性と婚約者する事に……。

盾と剣としての役割を彼女が引き継いでいくのが決まり婚約者は婿にくることが決まっていた。



10歳の2人は、男性と女性としての役割が逆になるとは出会うまでは知るものは居なかった……。



2人はお互いに約束をしたのだ……。



ーーー"いつか全てが終わったら本来のお互いに戻りましょう。"



ーーー"全てが終わったら君は君のままで居られるように僕がずっとそばに居る。"



2年後事態は進展を迎え始める…………。



2人が12歳になった時レオナルディ公爵家を陥れようとしていた人達の息の根を止めた…。



「これでやっと私にも弟か妹が出来るようになるんだ……。

兄上達の無念は私が晴らしてみせる。」



心に誓い貫く事を決意した。



"絶対に許さない。

意見が強いという理由で家門を陥れようとして幼い兄達を手にかけたこと。

わたくしの人生をボロボロにしたこと。

その全てを命で償ってもらう。

その為ならわたくしは悪にでもなってあげる。

全ての罪を背負っても構わない。

わたくしが私でいれなくなったとしても…………。"



「血でこの手を染めようとももう止まれないの。

……始まったのよ。

あなた達のせいでね。」



息の根がない人達に向けて言うけど答えは返ってこない。

生きてないのだから仕方ない。

これからこの人達の家門は没落でしょうね。



「終わったかい?」


「……さっきね。」


「僕の前だけでも本来の言い方はしてくれないのかな?」


「どこで誰が見てるか分からないからね。

そんなに変わらないから気にすることじゃないでしょ?」


「少し違うんだけど……。

リアがそれでいいなら僕は何も言わないよ。」


「その愛称では呼ばないでバレるでしょ。

影としてのルーは男らしいとは思ってるよ。」


「ごめん……。

早く終わらせないとね……。

君のところはこれで兄弟増えそうか?」


「父上も母上もこれで少しは安心できるんじゃないかな……。

歳の離れた兄弟ってのもきっといいものだよ。」


「君の負担が減るならね……。」


「私の負担はあまり変わらないと思うけどね。

王太子にも報告に行かないとね。

ルーは帰るんでしょ?」


「もちろん。

僕は影としての報告だけだから後日で問題無いかな……。」


「ルーらしいね。

私は後始末してから報告に行くよ。」



こうして全ての舞台は整い幕を開けた…………。

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