一般市民の学校へ③
とりあえずグループで集まる
「南下って、この間ちょっと大きな反乱があった地域だ
よなぁ?」
「うん…」
しーん…
いや、そりゃあ高校生がちょっと大きな反乱なんて
関わってないだろうけど
他のグループはせめて中。上のグループもある。
沢山ある学校から受け入れ可能との表明があったものを
クジとして引いたのだ。
ハズレ!全くのハズレだよ!バカ逸っっ
やり直しは一切受け付けないと言われたから
逸を責めても仕方がないが、何故勝手に引いたぁあ
考えていても仕方がないから、
とりあえず自身を守る事を目標に準備をする
逸、僕が守るよ!とか言ってんなら俺らんことも
守ってくれよ。
出発は1ヶ月後。
とりあえず先の反乱についてもう少し学んでみようか
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どうやら、義賊的な人達が己の利益を顧みず
民衆の為にと立ち上がり救済党と名乗ったのが
始まりという話である様だ。
南下は隣国と近い故もあり、宗教も違い女神を祀る
キーリュという宗教が主であり、その関係から
警備兵たちとイザコザもあった様だ。
首謀者である 十我矢一と他数名は
捕らえられたが、特に十我は未だ英雄扱いであり
同志とされる 吉山というものが
秘密裏に信奉者を集めて新たに人を集めているという
話もあり、首謀者は処刑されたがまだまだ解決には
至っていない。
更に首謀者には一人息子がいたが、関与していないと
して放たれている。
って、やっぱ行っちゃいけないんじゃないかな?かな?