日常④
なんとなく大きい藩の士族くらいのイメージで貴族書いてる気がします…
貴族らしくないです。
大藩の侍の子くらいで読んでいただければ…
「やっぱり貴名と普段の名前って全く違うのかな?」
なんとなく話題を変えてみる
「普段の名前から地位が推測できる事は禁止されてるよ」
静火が返す
「って事は俺は海を保つ陸大将になったりするんかー。で、
静火は火器を扱わない様な場所…?」
「でぇ、逸は秀逸ではないっと。」
アハハハハハハ
みんなが笑う中で「そんな事は無いよ!」って
逸も笑ってる
これが来年には地位を聞いて、それぞれの仕事を始めて
王族だの最高位だの最低位だのって分れちゃうのかな
全く想像つかないよ
「そういえば、先の戦いで参謀長が面白い作戦出して、陛下
がすぐにGo出して飛行隊の長がすぐに動いただろ?アレは、
学生時代まだお互いが何者かわからなかった時からの繋がり
が信頼になっているから出来た作戦だって話だよね」
逸がみんなを見回して、仲直りの合図みたいに優しい声で話
しだす
「地位がわかってからも、そんな関係でいられたらいいね」
笑顔で言う逸にみんなの顔が柔らかくなった
同意。
俺だけじゃなくて、意外な事に藤も。