日常①
おーい!待ってよ!
ちょっと背の低い童顔の友達がいつもの様に走って来た。
一緒に帰っていてもなんか寄り道してんだよね。
遅いよ!逸。
いつもクールな静火が長身に呆れた顔を貼り付けて振り返って待ってる
その横で笑いながら逸を待ってる俺(保海)
高校2年生らしくじゃれながらのいつもの帰り道。
僕らの日常はこのままきっと変わらないと思える夕日の中。
「…お前ら、相変わらず態度がアホのままだけど、今日言われた話、ちゃんとわかってんの?」
はあ…ってでっかいため息吐いて静火がまだ呆れた顔してる
俺にも呆れてたんだー。知らなかったぁー。
「わかってるよ」
逸がむくれて答える。完全に子供に見えるからやめた方がいい。
「地位の発表が遅れる話でしょ?同年に皇太子殿下がいますとかヤバイよねー。喧嘩とかしたかも知れないし」
「ってか、貴族だけじゃなくて王様も息子に地位内緒かぁ。徹底してるなぁ。」
「先入観なしの交流を。だからね。」
「珍しいらしいね。こういう制度」
はあ。あ、また静火がでっかいため息吐いた!
感じ悪いなぁ
「やっぱり何にもわかってない」
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勢いではじめてみました。
おかしな点も沢山あるかも知れませんが、何卒ご容赦お願いします