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詩集 心箱  作者: TiLA
88/100

この季節の中で

誰かのためとか

そんな理由 もしあればいいけど

曖昧な優しさは

たとえ言葉にできても

君の癒せない心の傷には

届きそうもない


かたくなな眼差し

その瞳に もし映る世界が

やるせない悔しさで

たとえ歪んで見えたとしても

純粋で我儘な正義は

そっと箱の中に


街の雑踏に

消えそうな夢

誰かのため息

繰り返す

この季節の中で


不器用につむがれた

精一杯の言葉

今日はどれだけ正しく

わかり合えただろう


君が望むから

だからこそ祈るよ


繰り返す

この季節の中で



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