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詩集 心箱  作者: TiLA
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黄昏が君を隠したら

黄昏が

水面を、木の葉を

その風に揺れる音さえも


金色に染めたなら


この僅かな瞬間

世界は輝きに満たされる


湖のほとり

佇むきみの

風になびく髪の先まで

光に包まれて


心が眩しさで

目を細めるように


不安も

切なさも

この胸の

高鳴る鼓動さえも


その輝きに眩んで


黄昏が

金色の光で

君を隠したなら


その表情を見えなくしたら


やっと言えるだろうか

その言葉を

ずっと隠してきた

その心を


でも、君の残像は

いつまでも瞳の奥に残って


不安も

切なさも

その勇気さえも


眩しい光で包み込んで


僕の心のすべてを

黄昏色に

ただ染めていくのだろう


この瞬間の

この世界のように


心のすべてを

ただ君だけの色に



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― 新着の感想 ―
[良い点] お久しぶりです^_^ タイトルが良いですが、内容も香月好みです。
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