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詩集 心箱  作者: TiLA
39/100

言葉は永遠の命

La, La, La…


言葉が連なる


こころが連なる


いのちが連なる



地球上に在る生命体


人類だけが


言葉や


音楽や


絵画によって


情報を


その魂のハイライトを


未来の子孫に残していく



人類以外の生命体は


遺伝子という情報のみで


種を存続させていくが


なぜ人類だけは


遺伝子以外の情報も


未来に伝えていくのか



言葉は連なれば物語となり


物語は連なれば文化となり


文化は連なれば時代となる



言葉は


確かにその魂が


時代の中にあったという証


たとえその肉体が朽ち果てようとも


この言葉が


もし未来にも残っていくとするならば


この魂もまた


永遠の時を歩むのだろうか



文字は連なり


言葉となり


音は連なり


音楽となり


色彩は連なり


絵画となる



人類だけが


遺伝子以外に


「知」を残していく



〜何を学んだ?〜


時代は連なり歴史となり


〜何を遺した?〜


歴史は繰り返すと言うのなら



La, La, La…


星を連ねて


その姿を想いて


La, La, La…


神話を造りて


言葉を連ねて


こころを連ねて


いのちを連ねて



そして永遠の時を


歩んでいく

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― 新着の感想 ―
[良い点] 人は永遠には生きられませんが、その時代の言葉や絵画、物語などは永遠に続いていくって凄い事ですよね。 そんな事を感じました。
[良い点] 言葉は連なり、物語を、文化を、そして時代や歴史を創っていく、というところがとても心に響きました。それはやがて、時代を超えた神話となり、永遠となるのかも知れませんね。 繰り返される歴史、繰り…
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