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詩集 心箱  作者: TiLA
36/100

期待しすぎない

どうしても分かり合えない人がいることは

けして珍しいことじゃない


普段分かり合えてる人ともどうしても分かり合えない

そんな時に遭遇することだってたまにはある


その時は分かり合えなくてもいつかある時

ある日もしかしたら分かってもらえるんじゃないかと

そんな時が来るんじゃないかとそんな幻想を抱いたとしても

その可能性はゼロではないにせよきっと確かめようもなくて


ただやっぱり人の心の奥まではけして分からないから


だから何度も自分に言い聞かせよう


どうしても分かり合えない人がいることは

けして珍しいことじゃないって


だからそう

分かり合える人、分かり合える時

そのことの方がよっぽど希少価値が高いんだって


ごく稀に人の心の奥まで

分かったような気になる時がある


そしてまた自分の心の奥まで分かってもらえた時

それが気のせいだったとしても

そんな人と出会えた時、その瞬間

人は安らぎや幸せを感じるのかもしれない


あゝそうだね


僕らは傷つけ合うために生まれてきたわけじゃないんだね

でもだからって無理に分かり合おうとして

君が心を搾取される必要はないんだ


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