表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集 心箱  作者: TiLA
34/100

もったいない

今日も一日が


終わろうとしている


きみのいない一日が


まるで手のひらに掬った


水が指の隙間からこぼれ落ちるように


きみのいない一日が


終わろうとしている


きみが一緒なら


どんな話をしただろうね


ニュースの話


環境問題とか


政治の話とか


スポーツの話とか


地元の話


美味しいパン屋さんとか


お洒落なカフェとか


お得なスーパーとか


買い物の話


肌に良いシャワーとか


電気代の安い暖房器具とか


お米が立つ炊飯器とか


●年使うとしたら、


1日○円だよね。


が、きみの決めゼリフ


でも結局


もったいないからって


買わないんだよね


そんなきみが


傍にいない一日が


そんなきみの


たわいもない話が


聞けない一日が


とても惜しくて


もったいなくて


人生あと●年生きれるとしたら


今日きみに会わなかったから


今日きみと話せなかったから


今日きみの笑顔が見れなかったから


今日きみに「好きだよ」


って言えなかったから


ぼくは人生どれだけ損したんだろう?


なんて そんなこと


ふと思いながら


もったいない


そんな一日が


きみのいない一日が


今日も終わろうとしている


でもやっぱり


きみのことが


「好きだよ」






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ