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詩集 心箱  作者: TiLA
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夕焼けよ

上手く言葉にできない


上手く言葉にならない


心はいつも


いつも置いてきぼりで


言わなければ良かったと


あとで後悔することばかりが


口をつく


あゝどうして


正直に思ったことを


口にしても


あとで悔やむことがないような


正直であれないのか


あゝ人を悪く思わず


憎まず、妬まず、嫉まず


敬い、感謝する


正直でありたい


そんな心を持ちたいと


言葉で伝えたいと願っても


でも、けっして


でも、きっと


叶わないのだろう


たとえそれが


正直な心であったとしても


いくら言葉を重ねても


どんな言葉を連ねても


真実には


たどり着けないから


あの夕焼けの美しさを


けして言葉にできないように


夕焼けよ


その真実の美しさを


美しき心を


どうして言葉にできようか



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