表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢と現実と異世界と。  作者: オーヴェルニュ
1/1

第1話 なんの変哲もない異世界転生

初投稿なので細かい所は目を瞑って下さい

 「ピピピピピピピピピ」


 7月8日午前6時30分絶望のアラームがなる。


 今日も生きるための一日が始まる。


 朝は食べれない、会社が嫌すぎて食事が喉を通らない。


 満員電車に揺られて会社に着くと早速上司に呼び出された。


 「木崎お前何年目だ?」


 この質問の時点で嫌な予感がする。


 「フッ、4年目です…」


 「なあ、これ何回教えたら覚えるの?1年目のやつでもわる


 ぞ!」


 「フッ、すいません」


 「あとさー、怒られる時に鼻で笑うよねー舐めてるの?」


 「いえ、そんなことは…」


 別に笑いたくて笑っているのではない。前に「愛想笑いの


1つもできないの?」と言われて、そのうち癖になってしま 


っただけだ。


 「この仕事向いてないよ、辞めたら?」


 辞めれる勇気があれば辞めている 


 「すいません」


 「すいませんって言ったら許されると思うなよ!気持ちが


 ないんだよお前は!」


 もうどうすればいいか分からない


 これが毎日続く。


 休みも月に1日あるかないかだ。


 私が悪いのは分かってる。


 社会は結果が全てで、努力が評価されるのは学生までだ。


 知っていたはずなのに。


 だからと言って辞める勇気も死ぬ勇気もない。


 こんな事を考えていると1日が終わっていた。


 「フッ、もう夜9時か」


 乾いた笑いがでる。


 なんとか今日の仕事を終えて駅にホームに向かう。


 「あとこれが40年か…」


 そう考えていると、電車が向かって来ていた。


 次の瞬間

 

 ドッ


 「は?」


 私は誰かに突き落とされた


 そして次の瞬間、目に飛び込んで来たのは鉄の塊だった。


 






  目が覚めるとそこは森の中で天国というには想像より


 地味で、地獄というには生ぬるいような所にいた。


 だがここが現実の世界では無いと何故か直感で感じた。


 次の瞬間上から火が降ってきた。


 「フッ」


 鼻で笑うしかなかった。


 そこにはマンガの世界でしか見たことなかったドラゴンが


 火を吹いていたのだ。


 「ギャアアアアアアアアアオン」


 「うわあああああああああああ」


 俺は命からがら逃げだした。


 訳が分からない、電車のホームで突き落とされたと思うと


 次は見知らぬ土地でドラゴンに襲われている。


 ドラゴンが息を吸い上げる、それはありえない吸引力で俺は


 地面から離れないように必死に木にしがみついた。


 次の瞬間ドラゴンが巨大な火を吹く。


 「終わった」


 驚くほどあっさりでた言葉だった、死ぬ前なのに。


 そしてその火炎は俺を包んだ。


 俺が生きることはもう「不可能」だと思った。


 その時だ、なぜかその火炎は俺の体から消えた。


 「どういうことだ、、、」


 そしてその炎はドラゴンに燃え移っていた。


 「ギャアアアアアアアアアオン」


 その頭の悪そうな断末魔は地鳴りのように響きそしてしば

 

 らくするとドラゴンは朽ちた。


 「な、何がなんだか分からねえ」


 俺は呆然としていると遠くから女性の声が聞こえた。


 「大丈夫ですの!」


 変な語尾だなあと思いながら俺は人に会えて安心したのか


 そのまま意識を失った。



  


 


 



 


 


 


 


 


 

 

 


 


 


  

続きは近いうちに

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ