番外編 花火大会
ごめんなさい!間違えてたので、ここは番外編に、書き換えました!
「ん?ここは…」
目が覚めると見慣れない天井が瞳に映った。いや、見慣れないというよりはありえないといった感じが沸々と湧いてきた。
だんだん意識が覚醒してきて思考がクリアになってようやくここがありしの自分の部屋だということが分かった。
「俺は異世界に…いや、夢か」
そういえば結構前にも同じようなことがあったので、一応頬を抓ってみる。しっかりと痛い。
「蓮夜!何してるの!?お友達もう来てるわよ!」
母さんがノックもせず部屋に入ってきて怒鳴った。
「……友達?」
「昼寝なんかして、何寝ぼけてるのよ。ほら、今日は花火大会に行くんでしょ」
「あぁ、そうだった」
なんで忘れてたんだろう、と疑問になったが、そんなことはすぐに忘れて、俺は急いで着替えた。
「悪ぃ、遅くなった」
俺はゼェゼェ肩で息をしながら、玄関を出た。
「もう、遅いわよ」
「イテッ」
デコピンを食らう。
「何すんだよ、瑠心愛(ルシア)」
「遅れたバツよ」
着物姿の瑠心愛はニヤニヤと笑う。
「へぇへぇ、分かりましたよ〜だ」
空は日も落ちてきて段々とオレンジ色に染まってくる。
「ねぇ、どう?」
瑠心愛は手を広げる。
「ん〜、髪色銀に染めた?」
「それは前からよ、本当にあんたって奴は…!」
「冗談冗談。冗談でも言わないと顔がニヤけそうなくらい可愛い…ぞ」
あまり人を褒めないので、ちょっと照れくさい。
「まぁ、蓮夜の今の顔で許してあげるわ」
そう言って瑠心愛はスマホで俺の少しニヤけた写真を見せてくる。撮ったのかよ
スマホを奪い取ろうと腕を伸ばすが、瑠心愛はひょいっと手をどかして俺の手は虚しく空を切った。
しかし、運がいいのか悪いのか、その手は勢いのまま瑠心愛の胸を掴んだ。
モニュ
「……っ!」
瑠心愛はすぐに、俺の手を払いのけた。
俺は揉んだ自分の手を見つめる。
「………少し成長した?」
瑠心愛は少し涙を浮かべながら、俺を殴った。
見慣れた天井だ。
俺は起き上がって、殴られた頬を擦る。あれ?意外と痛くないかも。
「…って今何時!」
俺は時間を確認しようとスマホを手に取る。
「蓮夜!何してるの!?もうお友達来てるわよ!」
急に扉が開いて、母さんが怒鳴る。
俺はびっくりして、スマホを落とした。
「え…さっきも…」
「何寝ぼけたこと言ってるの!さっさと支度して、友達のとこに行きなさい」
「はい!」
俺は急いで着替えた。そして、MAXのスピードで階段を降りて、玄関を出る。
流石にこれだけ急ぐと疲れるもので、玄関を出たときには、息が上がっている。
「悪い、遅くなった」
俺はさっきのこともあったからか、すぐに体を横に逸らしてデコピンを回避…
「…ど、どうしたの?蓮くん」
待っていた友達が気まずそうに尋ねる
「い、いや…乃愛(ノア)これはだな…」
さっき全く同じような夢をみていたからとは言えない。
「まぁ、いつもと変わらないね。夏休みでも」
「お、おう」
空は日も落ちてきて段々とオレンジ色に染まってきている。
「これ…どうかな?」
乃愛は両手を広げる。
「デ、デカい…」
「も、もう!どこ見てるの!」
乃愛は自分の胸を押さえて恥ずかしがる。
「いや、悪ぃ」
こればかりは仕方ない。ないもの(ちょっと成長してた)からイキナリこんなにもボリューミーだとこちらも驚きが隠せないのだ。
「ま、まぁ、その着物凄く似合ってるぞ。あとその髪飾りも」
「うん…ありがと」
乃愛は褒められて少し顔を赤らめた。
「よし、じゃあいく、うわっ」
早速花火大会にいこうとした矢先に、靴紐が絡まって俺はバランスを崩した。そしてー、
ムニュ
俺は思いっきり乃愛の胸に顔を埋めて、抱きついた。
「………っ!」
こ、こ、こ、こんなに柔らかいものなのか!どうしよ、一生ここにいたい。
「れ、蓮くん?」
乃愛に呼ばれて、俺は正気に戻ってすぐに離れた。
「す、スマン」
しかし、どいてから気づいたのだが、俺は大量の鼻血が出ていたらしく、乃愛の着物は血に濡れていた。
「あ、ごめ…」
流れた血は思っていたよりも多かったらしく、俺は貧血で倒れた。
もう嫌な天井だ。
俺は自分の姿をみて、鼻血で汚れていないか確認する。よかった濡れていない。夢だったのか
いや、夢なのか?ループしてるような気もする。
でも、まぁいいか。何にしろあんな恥ずかしいことが現実じゃなくて良かった。
まぁ、ここで母さんがくると。
俺は耳を塞いで準備をしておく。
しかし、入ってきたのは母さんではなく父さんだった。
「蓮夜、お友達来てるぞー」
「お、おう」
これは…もしかして現実なのでは?取り敢えず、躓くことだけには注意しておこう。
俺は着替えて、ゆっくりと玄関の扉を開けた。
「お…?玲奈!?」
「うん、そうだーー
パチッと俺は目が覚めた。
天井は俺の部屋のものではない。
「……夢か」
俺はふと隣で寝ているルシアの胸を触った。
「……あ、やっぱりちょっと成長してる」
この後俺はボコボコにされた。
レナ 「……私のとこだけ少ない…」
作者 「いやぁ、入れたかったんだけどね、レンヤが起き るから」
レンヤ 「俺のせい!?」




