表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
65/106

あっという間の時



魔術はセレナ先生に任せているので俺は戦闘のメンバーとつるむ。つるむと言っても一人だけだ。


メンバーは土魔法の使い手のバークとギルド、氷魔法の使い手のエリンとリューナ、闇魔法の使い手のカイト。


「あ、あのー、練習しなくて良いんですか?」


カイトが、おずおずと尋ねてくる。


「ん?しねーよ?」

「え?」


俺はあっさりと答える。それより今は小テストの採点だ。因みにしっかりカイトにも採点をやってもらっている。


「先生の仕事ですよ、ね」

「んだよ、ケチケチすんなって」


俺はカイトの肩をバシバシと叩く。


「もうすぐですよね…大会」

「そうだな。他の連中はかなり良い具合にしあがってるな」

「ですよね、でも僕」


カイトはボソボソという。


「まだ、一度も練習してないですよね?」 




「まあ、お前は本番までしねぇぞ」

「どうしてですか…やっぱり僕は捨て駒ですか、?」


カイトは表情を暗くして言う。コイツは本当にネガティブだな。


「何いってんだよ、お前は今回のキーパーソンだからな」

「え?でも、他の人達はセレナ先生の所で魔術の練習をしてるのに…僕は…」

「だー、うっせぇわ。本番前に教えてやる」

「は、はぁ…」










そして、時はあっという間に過ぎて



「明日は武闘祭だ〜〜〜!!!」


俺は張り切って声をあげる。


「先生、勝ったら奢るって話、忘れてないですよね?」

「………ま、まあ、俺の懐事情を考えてくれよな…」


そんなに金は持ってないからな!本当に無理だぞ!


「まあ、そんなことはおいといて、セレナ先生、激励の言葉を」

「そうですね」


セレナ先生は教壇のど真ん中に立つ。


「あなたたちは良く頑張りました。明日はベストを尽くせるよう頑張りましょ」


セレナ先生がそう言うと、皆一斉に盛り上がる。


俺のときと全然違うじゃねぇーか…


「レンヤ先生、明日は楽しみですね」

「そうだな」


生徒達のやる気を見て、俺は本気でお財布を確認しなければならないと思った。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ