どうしよ?
「い、家が………」
俺は元家があった更地を見て愕然とする。徹夜で頑張って作った家。ほかの奴らはホテルで優雅に過ごしている中作った家が………!
「パパ、悲しいの?」
「ああ、悲しい、とっても悲しいんだ」
「そうなの‥‥よしよし、私が慰めてあげるね」
そう言ってレナは俺の頭を優しく撫でる。
「うぅ、、う、優しいなレナは‥‥‥ん?」
と、俺はここで大事なことに気が付いた。
「いつ、元の姿に戻るんだ?」
「‥‥‥?」
確実に十分は過ぎている。俺の場合、エセイケメンの状態はとっくに終わっている。
それなのにだ、レナの状態はまだ幼女のままだ。
「あちゃー、これは酷いね」
「そうだろ、ってまだギャルかよ」
「んー?あー、チョベリグー?」
ノアは戸惑いながらも親指を立ててつき出す。
「どこがだよ」
この惨劇をみてチョベリグーとはならんだろ。
「パパっ!?お姉ちゃんが!」
「ん?えっ!」
急にレナが叫んだので、レナが指差す方を見るとノアが元の姿に戻っていた。
「良かった~」
ノアは流石に真反対のギャルから元に戻ってかなり安堵している。
「というか、やった張本人はどこ行きやがった!」
「ここよ」
「うおっ!!」
まさかの隣にいて心臓がビクッと震えた。
「おい!ルシア!俺の努力ーー」
「そんなことより!これいつ戻るのよ!」
ルシアは自分の胸を強調して叫ぶ。
「はあ!?そんなことってなんだよ!ルシアのおっぱいよりよっぽど重要だわ!」
「どこがよ!腕輪にはレンヤとノアには時間制限が書いてあったのに私とレナにはないのよ!?これいつ戻るのよ!?………まぁ、別に戻らないなら、それはそれで………」
「なんて?」
「っ!!な、なんでもないわよ!」
ルシアは顔を真っ赤にさせて慌てて首を横に振った。
「なんだよ、、」
俺は訳も分からずただ、家がなくなったという現実をもう一度見てまた絶望した。
「もうみんなで宿に泊まるでいいんじゃないかな?」
「………そうだな、なんかまた作っても壊される未来しかないもんな」
というか今回といい前回といいルシアが全て家を取り壊している気がする!というか確実に!だいたいなんでこんな結果になんだよ!
前回は確か俺が最強装備を作って、今回は俺が力を解放すると言って、、、、うん、ルシアが悪い。




