森での生活は楽じゃない
更新が遅れてすいません!!
見てくれている方ありがとう!
「まあまあね」
ルシアが俺の造った家を評価する。
「お前、何にもしてないくせに何偉そうにいってんだよ!俺の努力の結晶だぞ!」
俺は一週間かけて家を建てた。その間は寝る時間はほとんどなく、気がつけば学校にいかなければならなくなっていたので本当に大変だった。ちなみにルシア達はその間宿に泊まっていて、こちらを一切手伝わず、優雅な日々を送っていた。
「おかげで授業を自習にして寝てたら怒られるし」
「そりゃそうでしょ」
はあ、とため息が漏れる。なんで俺の人生こんなんなんだ。
「しかも、よりによって修学旅行があるとか聞いてない!」
「..それは聞いてなかったレンヤくんが悪いんじゃないかな?」
「あれは徹夜のせい、つまり家のせい、よってルシアのせい」
「いや、レンヤでしょ」
「いやルシアだ」
「レンヤ!」
「ルシア!」
言い争いが始まる。
「はいはい、喧嘩してたら遅刻するよ」
「だるい~」
俺はE組にある自分机に脚を置き、椅子にもたれる。
「レンヤ先生、今修学旅行の話し合いの最中なんですから」
セレナ先生に注意を受ける。
「だいたい修学旅行って、金平糖祭だってあるんだろ?」
「...もしかして龍生祭のことをいってますか?」
「そうそう、それそれ」
はぁー、とセレナ先生は深いため息をつく。
「レンヤ先生いいですか?今はまだ6月です。龍生祭は12月。まだ六ヶ月も先のことなんですよ」
「.....え」
そうなの?てっきりもうすぐなのかと
「もう、レンヤ先生なんかほっといて早く決めようぜ」
レックスが声をあげる。それにみんなが賛同する。もうちょっと俺を優しく扱ってくれてもいいんだよ?
どうやら修学旅行はクラスごとによって行くところがまちまちのようだ。
今のところの候補は...
ダンジョン
海
山
王宮周辺観光
この四つか。うん、海一択だな。
「じゃあ多数を取ります。海が良い人」
俺はビシッと綺麗にまっすぐ手を上げる。
「えーっと、レンヤ先生一人ですね」
「うそだろ!?海以外行くところなんてあるのか!?」
俺は叫ぶがもう誰も反応してくれない。
「ではダンジョンが良い人?」
クラス全員の手が上がる。
え?修学旅行だぞ?修学旅行にダンジョンなんかいくなんてバカにしか思えんぞ。
「はい、ではダンジョンで決まりですね。ではどこのダンジョンが良いですか?適当にあげていってください。ちなみにダンジョンのレベルは4までです」
「ダンジョンのレベル?なんだそれ?」
「「…………」」
おーっと、またもや無視ですか。
ガタンっ、
ーと、急にイヴが、立ち上がって俺のところにきた。
「セレナ先生、私がレンヤ先生を教育するので勝手に決めておいてください」
「おいおい、生徒が先生を教育するなんッイテ!」
俺はイヴにおもっいきり、足を踏まれた。
「なにすんだよ!」
「少し黙ってください」
「はあ?なにー痛い痛い、わかったから」
足を踵でぐりぐりされ、俺は降参した。
修学旅行の話はどんどんと進んでいく。俺は全く意見を言えず、ただ聞いている状態だ。
「…………それで、いつになったら教師辞めてくれるんですか」
イヴはふと呟いた。
「だ、か、ら辞めるわけないだろ?だいたいなんで俺を辞めさせたいんだよ」
「……………」
だんまりかよ
「………私強くなりたいんです」
イヴは小さな声でそう言った。
「強くなって何するんだ?」
「この世から魔王を滅ぼします」
「ふーん」
真っ直ぐを見つめている。それほど本気だということだ。
「で、それがなんで俺が辞めることになるわけ?数学教師だぞ?俺は」
「このクラスで武闘祭を優勝しないといけないんです」
「だから、それがなんで」
「レンヤ先生は私達が優勝しようが優勝しまいが関係ないですもんね」
今度はこちらを見てハッキリと言った。
「そうだな、どうでもいいな」
「だからです、」
「………何が?」
「セレナ先生は私達のことをよくみてくださっていますがレンヤ先生はそうじゃない。だからです。他の先生にかわって、私達を武闘祭を優勝させてくれるようにしたいんです」
‥‥‥‥‥‥何いってるのこいつ
「なんでそんなことのために俺が辞めなきゃいけないんだよ」
「そんなこと……?武闘祭で優勝したら王国の騎士団の推薦や勇者パーティーのメンバーにもなれるかも知れないんですよ!?」
「ほら、そんなことだろ。騎士団の推薦なんかなくたって強かったら騎士団にもましてや勇者パーティーだって入れるだろ」
俺はそっけなく言った。
「それがどんなに難しいことか分かってるんですか!?」
「知らん。でも不可能ではないな。お前は四天王なんだろ?じゃあ十分にその力があるってことだろ」
「でも、これくらいの力じゃ……魔王に勝てない」
?魔王のことを知っている口だな。
「魔王に会ったことでもあるのか?」
「………はい、」
イヴは顔を暗くして答えた




