お勉強
更新遅れてすいません。
「おーい、レンヤくーん。そろそろ出てこない?」
「そうよ、たかが生徒に負けて、教頭に叱られただけじゃない」
「ルシア、それじゃあ余計にレンくんが出てこないわよ」
今現在、レンヤが部屋に引きこもっている。
理由はまあ、さっきルシアが言ったことだ。
あー、世界ってなんて不条理なんだろう。もう、いやだ。
「はいるわよー」
ルシアの声が聞こえる。バカなのか?俺は鍵を閉めているから入ってこれないはずだ。
ドンドン!ドガンッ!
ルシアはドアを蹴り破って入ってきた。
「は!?おい!何ドア潰してるんだよ!」
「レンヤが出てこないからでしょ」
「俺は今傷心中なんだ」
「どうでもいいけどご飯は作ってよね」
「俺の心の傷を癒すことより飯の方が大切なのか!?」
「そうよ、レンヤのご飯は美味しいからね」
じーん。
あれ?ルシアが天使に見えてきた。なんて優しいんだろう。
「チョロ」
前言撤回。
「そういえば最初にテストしたんでしょ?その結果はどうだったのよ?」
テスト?……
「それだ!!!」
「え?何よ」
「サンキュールシア!これで俺は救われる!」
「何がなんだかよく分からないけど、良かったわ」
そうだテストだよテスト。これで思う存分煽ってやる!
「なあ、お前ら。前のテストって返して欲しいか?別に落ち込むんだったら返さなくてもいいけど」
「じゃあ、返さなくてもいいよ」
「そうだねー」
「てか、先生よく学校これたね?」
ちっ、うざい!
「じゃあ、今日はテスト解説な。まず問1、この問題はえっ!?30人中27人も間違ってるのか?ちょ、お前らばかすぎだろ」
「は~?やんのか?」
「生意気なんじゃない?」
生徒達が声をあげるがガン無視する。
そして、俺は作ったプロジェクターをつける。
「アハハハハ!なにこの間違い!酷すぎだろ!えー誰誰?レックス!なんだよこんな間違い!ちょっとは考えろよー」
「おい!」
「あ、ごめん。テガスベッター」
8点と書かれたテスト用紙だと見えた。
「おい!ふざけんなよ!」
「ぷっ!はははー。レックスなによその点数。アハハハハー」
「おい!黙りやがれ!」
みんなレックスの点数を見てクスクス笑う。
「いや、なに笑ってるんだ?えーっと、イディア。お前の点数も8点だぞ?仲良しで良かったな」
「~~っ!卑怯よ!だいたいなんでこんなやつと!」
「だいたい、さっきテストは返さないって」
「は?返してないだろ?見せてるだけだけど?」
(((ずるい!)))
授業も後半になった頃。
「おい、まだランガとイブの答案が出てないぞ!」
そう、今回のテスト解説ではランガとイブ以外の生徒は全員白日のもとにさらされた。
「ん、それは……こいつら賢いから煽れないし……」
(イブはともかくなんでランガが賢いんだよ……)
「ちっ!満点かよ。さすが四天王だな」
「は?なに言ってるんだ?」
「え?」
さっきまでまじめに授業を聞いていたイブが疑問の声をあげた。
「いや、満点なやつなんていないぞ?」
「っ!う、うそ!」
「あ?満点だろ、全部とけたぞ」
ランガとイブが驚き、否定する。
「じゃあ、次な、正答率0%の最終問題」
『100本のくじの中に5本当たりがある。Aさん.Bさん.Cさんの三人がそれぞれ当たりを引く確率は?』
「あー、これな。Bさん.Cさんはそれぞれ5/99、5/98ではないんだぞ?」
「は?どうして」
「じゃあ、Aさんが当たってBさんが当たるのは?5/99ではないだろ?まあ、こんなん計算しなくても5/100つまり1/20ってなるんだけどな」
「「「「????」」」」
(あ、まあそうだよな。だって高校の範囲だったし。)
俺は計算式を黒板に書いていく。
「ここは_____~でこうでーーーーで、こんな感じだ。」
解説を終えて周りを見る。
大半がこんがらがっている。まあ、そりゃそうだわな。
「まあ、だから余り物には福があるとかいうけど、くじ引きに関しては初めに引こうが、最後に引こうが確率は一緒ってことだな」
キーンコーンカーンコーン
「よし、じゃあ授業終了。復習しとけよ」
俺は教室を出る。そして職員室に向かった。まあ、行ったことないし、今まで生徒だったから憧れるんだよねー。
「レンヤ先生でしたっけ?なんでこちらに?」
「え?俺の席に」
「ぷっ!なに言ってるんですか?新人のあなたに席なんてありませんよ」
「え?でも、他の新しく入ったやつらはあるって……」
「はぁーこれだから、あなたにはないんですよ。無能には」
「(イラッ)あ?じゃあ俺の席は?」
「そんなのE組の後ろにあるでしょ、そこがお似合いですよ」
イライラッ!
「あ、後ろに教頭が!」
「え!?」
バッ!と煽ってくる変な先生は後ろを向く。
その隙に蹴りを入れる。
「痛っ!だましやが……ちっ!どこ行った!」
煽り先生はその場で地団駄をふんだ。
ガラガラ
教室に入ると超絶視線を感じた。当たり前だ。授業中に入ってきたからな。おっと、今はセレナ先生の授業だったか。
俺はすぐさま後ろにある少し大きめの先生用の机のもとのいく。
「お構い無くー」
「…………じゃあ授業の続きしますね。じゃあ、皆さん。魔法はなんのためにあると思いますか?」
魔法か……何のため、………お風呂を沸かすため?
「じゃあ、ランガさんどうですか?」
「そんなの魔王をぶっ倒すためだろ」
「ぶっ!」
生徒達が一斉に俺の方を向く。
「あ、すまん。なんでもない」
ビビったー。そうか普通そういうものなのか。
「まあ、そうですねー。魔王を倒すことも重要ですね。それ以外は?んー、イブさん」
「誰かを守るため。」
「そうですね。皆さん分かりましたか?魔法は誰かを守るためにあります。皆さんも使い方を考えるように」
「「「はーい」」」
……魔法の授業ってつまらんな。
てか、生徒俺のときとは違って従順じゃね!?おかしい!
キーンコーンカーンコーン
「では授業は終わりです。次はホームルームなのでそのままいといてください。」
ルシア 「全然クラスの名前しらないけどいいの?」
レンヤ 「俺だって知らないぞ?作者が適当だから」
作者 「お前には言われたくない!わかったよ!次人物
紹介するから!」
レンヤ 「ちょろ」




