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只今説教中

ドン!


「お前は何を考えているんだ!!!」


学園長室で怒号が響き渡る。


「今日の晩御飯?」

「ふざけているのか!!」


教頭の顔が真っ赤になって湯気がでている。

これはまずい、ガチのほうだ。


「俺なんかしました?」

「はあー?何かだと!全部だ!全部!昨日はサボるは、遅刻はするは、窓は割るは、してるだろ!」


あちゃー、ヤンキーだねー


「それにだ!なんだこれは!初日に生徒全員から苦情がきているのは何故だ!」

「……いきなりテストしたからかな?」

「生徒達の実力は事前にわたしているだろ!」

「いやー、やっぱり自分の目で確かめたいので」

「っぬ!」

「レンヤ先生の言う通りだね」


さっきからずっと静観していた学園長が口を開いた。


「いや、しかし彼には」

「いいんだ。」


反論しようとする教頭を片手で制し、俺の方に向く。


「レンヤ先生、君には一番問題のあるE組を任せている。彼らは才能はある。だから、面倒を見てやってくれ」

「はい」

「じゃあもう帰っていいよ」

「はい、失礼します」


俺はいそいそと学園室を出る。


(はあーー!?俺一番問題のある生徒が固まってるクラスなのかよ!いやだー、辞めたい。)


俺は廊下を頭をかきむしりながら歩く。


「きゃぁ!」

「あ、すまん」


不注意で、人とぶつかってしまった。


「あ!レンヤ先生!」

「………どちらさん?」

「え?」


いやいや、しらんよ。こんな美人な人と繋がりなんかないぞ?


「えっとセレナです。」

「あっ、そうですかー」


その場を立ち去ろうとする。だってはやく帰って風呂入りたいもん。


「ちょっと待ってください!絶対私のことわかってないですよね?」

「いやー、そんなことないですよー、セイナン先生」

「セレナです!E組担任の!副担ですよね?」


あーどっかで見たような……気もしないか?


「はあ、この後時間ありますか?」

「ないです」

「そんなにすぐに断る!?私自分でいうのもなんですがそれなりの容姿はしているとおもいますよ?」

「はやく帰って風呂入りたい」

「はあ、分かりました


ようやく解放される。あー俺の愛しのマイホームちゃん。


ご飯奢るので話をしましょう。」

「是非、お願いします!」


セレナ先生の手を握る。流石、太っ腹!

セレナ先生は若干引いてる気がするが今はほうっておこう。それより飯だ!



セレナ先生に連れられて近くの居酒屋に行った。


「なに飲まれます?」

「え?」


酒?俺未成年だぞ?あ、そうか異世界だからいいのか。


「生で」

「じゃあ生二つください!」


おお、生って生ビールのことだよな?ドラマとかで「とりあえず生で」みたいなのりだったからいいよな?てか生ビールとビールの違いってあんのか?


「そういえばレンヤ先生は何歳なんですか?」

「えーっと、」


何歳だっけ?確か中学三年で15才だから


「あー、16歳ですね」

「えっ!?私より年下なんですか!?」

「そ、そうなのか?」


セレナ先生は見た目的には美人系よりは可愛い系で、俺と同年代くらいに見える。しかも、出るところは出ている。ちなみに18歳だそうだ。


「それで、Eクラスの生徒たちはどうでしたか?」


生徒?


「えっと、………わからん」

「え?」


いやだってまだ初対面だぞ?いきなり授業でテストして、授業終わりには教頭に襟掴まれて泣く泣く学園長室に連れていかれたからな。


「そうですか…明日気をつけてくださいね?あの子達何するか分からないですよ?本当はいい子達なんですけど…」


いや、なにしでかすか分からない奴らがいい子なわけないだろ!よし、明日は休も!


「……もう、遅刻も休みもなしですからね」

「……っ!」

「顔に出過ぎです!」

「……はぁ、何時から出勤ですか?」

「えっ!?」


なんでしらないの!?みたいな顔をされた。いや、これはちょっと教頭の話が長いな~と思って話を聞き流してたんだよ。


「えっと、8時出勤です、遅れないで下さいね?副担なんですから、朝のホームルームにも出席するんですからね?」 

「はい、分かりましたー」


ちょうど生ビールが届いた。


「あ、明日私出張なので担任の仕事をしてくださいね?」

「はーい………は?」


出張!?


「じゃあ、飲みましょうか。かんぱーい」

「か、かんぱーい」


かんぱいはしたものの、俺は明日のことでいっぱいいっぱいだった。


とりあえず景気づけに一杯グッと飲む。苦い。でもこれが大人の世界だと感じて



あーニートになりたい。


そのまま俺は飲み続けた。






俺の誕生日は6月6日


6月7日


レンヤ  「あれ?俺昨日誕生日だった?まあいっか」



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