チームワーク&エピローグ
今回で第一章完結です。
まあ、最近第一章って勝手につけたんですけどね………
あと、魔法を土属性も追加してます。
これからも応援よろしくお願いします!
「こっから反撃じゃボケ!!!」
(なぜだ!なんで、鎖が!?)
まさか、僕のヘルフレアを使って!?あり得ない、そんな人間離れした技なんかできるのか?
が、奴はそれをやった。まさか、僕が魔法構築しているときから、これを狙ってた?わざと、仲間の前に立って?
「………っ!」
剣が目の前に迫ってくる。
危ない危ない、今はこっちだった。さて、どうするか
とりあえず、一人ずつ、倒していくか
ルシアとレナが両サイドから近づいてくる。
レナの方は2種類の魔法か、とりあえず先に弱そうなルシアの方を
左手で、レナの攻撃を裁き、右手でルシアの首を狙う。が、ルシアは間合いに入らず横に避ける。
「は?」
一瞬理解が出来なかった。ほんの一瞬、されど一瞬。その一瞬で、弾丸が目の前に迫って来ていた。
「ちっ!」
反射的に剣で弾丸を弾き落とす。
その隙をルシアが見逃すわけでもなく、
「『風狼爪』
「ぐっ!」
「『水龍の爪』
「ガァ!」
続けざまにノアが攻撃をしてくる。
くそ!なんだこのチームプレーは!まるで全体が見えているようだ。
「なんで、そんなにうまく、立ち回れるのかな?」
「そんなの簡単よ。味方が何処を攻撃するか、ただただ信じているだけよ」
「はあ?」
何を言っているんだこいつは?信じている?そんなことだけで出来るわけないだろ!それに……信じたってどうしようもないことになるだけなんだよ。
ルシアが近づいてくる。だが、残念だな!本気の
「『極炎!!!』
「バカね、『風龍の翼』!」
「『水龍の鱗!』
「『炎氷の踊!』
三つの魔法でヘルフレアを打ち消す。
「はっ!三人で僕の攻撃を相殺しかできないだろ!」
「『最後の審判』」
「ちっ!」
レンヤがいたことを忘れてた!
くそ!避けなければ………っ!
動けない!?
自分の足に雷の刃が刺さっていて固定されている。なぜ!?
ん?弾から雷が出てきているのか?
「まさか、」
あの時俺に撃ってきた弾丸は弾かれるのを予想してたのか!?
「『裁きの雷剣』」
俺の剣が雷を纏う。
「くそがっ!」
無理やり片足を切る。が、コンマ数秒足りず
「『有罪』」
「ぎゃぁーー!!!!!」
粉々に切り刻まれた。そして、辺りは光に包まれた。
「……ここは、」
洞窟の奥みたいな場所だ。しかし、なぜかクリスタルのような宝石が光っていて明るい。
すると、隣が光る。そこにルシアや、ノア、レナがワープされてくる。
「あ、レンヤくん!」
「レンくん!」
「レンヤ!」
「おう、やっぱみんな無事だな」
良かった良かった。俺だけ転移されるのは最初で勘弁だからな。
「で、ここは何処なの?」
「知らん。でも、ダンジョンの最奥じゃね?」
「うん、そうかもね」
[そうだよ、ここはこのダンジョンの最奥『ラストアル』だよ]
この声はアルカト!?
俺達は咄嗟に身構える。
[身構えなくても結構だ。こちらはもう戦わない。というよりは戦えないかな?]
「は?」
[これはいわば精神体。でも、本体が倒されたからこれももうじき消えるだろうね。]
「そ、そうか……」
おお、俺の空気の読み方すげー。だいたいなんで、俺達を殺そうとしてきたくせに今更消えるとか言っちゃてんの?普通死んだらそのまま消えるんだよ。そこを、そ・こ・を、俺は優しく同情してやってんの、優しくない?
「いや、さっさと消えなさいよ」
「うん、そうだね」
「私も同意見ね」
「ちょいちょーい!」
俺の優しさ返せよ!
「俺だってそう思ったんだぜ!なんかお涙頂戴雰囲気がすごいからー。シナリオ通りにした俺の努力返せよ!」
[アハハハ、分かっていても傷つくね]
「とりあえず還せよ。温泉入りたい」
[まあまあ、力を授けるから]
急に周りの雰囲気が変わる。
[まず、これを渡すね]
目の前に腕輪が出てくる。
おお、アイテムリングで片腕だけ腕輪をしてたからバランス悪いと思ってたんだよ。結構チョイスいいな。
[それは力を抑制するリングだよ。これから力をあげるけど、それを着けてると今と同じ力のままになるばずだよ。それで、それを外すと力が沸いてくる感じかな?]
「説明はいいから、さっさとしろ」
[君達本当に僕のこときらいだね。まあ、分かったよじゃあするよ]
周りが輝きだす。
俺は慌ててリングを着ける。
[汝、我の力を欲する者よ]
別に欲しいとはいってないけど
[ソナタに強大な力を授けよう。子、人のため、世のために力を使いたまへ]
なんで、あなたっていう意味の単語を使い分けるんだ?全部同じなんだからどれかに揃えろよ。
そんな、プチ文句ばかり考えていると、自分の体が輝きだす。
「え?」
さらに輝きが増してくる。
[はい、これで力はあげたよ?]
急に輝きが消える。
もうちょいなんかないのか?ふつーに………普通だったな。
「………なんにも変わらないね」
「もっと、急激に変化があるものかと」
「ねえ、本当にこれで力を手にいれたの?」
流石だなー。俺が言えないことを平然と言ってのけるお前らは偉いよ。
[ああ、間違いなく力は与えられたよ。それじゃあ、君達を地上に戻してあげる]
床が光だす。
[ここで、僕とはお別れだね。いろいろごめんね。そして、ありがとう。]
最後のアルカトの言葉を聞いて、涙を……
ルシアを見る。
…………
ノアを見る。
…………
レナ見る。
…………
誰も泣かないのかよ!一人くらい泣けよ!そう言う俺も泣いてないけど、女子だろ!
※偏見は良くないです。こういうことは個人差です。一人一人を認めあっていく社会を作っていきましょう。※
………すみません。え?誰?まあ、いいか
「んー、やっぱり外は気持ち良いね!」
「そうだな。空気がうまい」
「もう、疲れたわ。さっさと町にいきましょ」
「そうだね。ん?何これ?」
ノアが地面に落ちてる本を見つけた。
「なんだろうこれ?」
「ん?日記か?」
『僕は三大賢者に選ばれた。世界の為にこの命を賭けて魔王を倒そうと思う』
(………話長そう)
『世界を救うため、魔王の幹部たちを倒し、ある事実がわかった』
『それは、魔王が8人いることだ!』
「………知ってるし」
「レンヤは黙ってて!」
『そんなある日僕は仲間に裏切られた』
『ただ、5股していただけなのに!』
「こいつ、ただのクズじゃん!」
「それは、同感ね」
『でも、一人だけ僕についてきてくれた。そこで、僕は真実の愛を知ったんだ!』
「真実の愛とか、何いってんだ?」
「…………」
『僕達は愛を育み、幸せな生活を送っていた。あの日までは』
『魔王軍が奮起した。僕はその時には、もう戦いはしていなかった。けど、愛する家族の為に魔王軍と戦った。来日も来日も戦い、ついには魔王の元まで辿り着いた。でも、その時に僕の心は折れた。』
「話が急展開過ぎねーか?」
「うーん………」
『僕の嫁が魔王と浮気していたのだ!!』
「………どういこと?」
おや?誰も俺の言葉聞いてない?もしかして意味理解してないの俺だけ?
『僕は全力で魔王を倒しにいった。最後、魔王にトドメをさそうとしたとき、僕の嫁が魔王の前に庇うように立った。僕は、僕の嫁を貫き、魔王ともども殺した。』
「やっぱり良くわからん」
「うん、最後まで読んだけど、この話おかしいわ」
「ああ、全部おかしいな」
話の展開が早すぎ。結局何がいいたいかわからん。
『なお、この本はフィクションです。どうだった?僕作の小説、おもしろかった?』
「俺、もう一回あいつを殺したいんだけど」
「私もそれには同感ね」
『あ、いい忘れてたけどこの本は後三秒後に爆発するよ』
「「「「え?」」」」
ドカーーーン!!!
俺達は仲良く吹き飛ばされた。
第二章予告
レンヤ 「次の章何すんだ?」
ルシア 「次の舞台は学校よ!」
ノア 「たくさんのクセがスゴい生徒達が……」
レナ 「さらなる、厄介事も!」
美咲 「ようやく、私たちも登場するよ~!」
ルシア、ノア、レナ (誰?)
レンヤ 「おい、まじかよ!第二章も、応援よろしくな!」




