ダンジョン
ダンジョン攻略スタート………か?
「だ、ダンジョン………」
が、ガチで出てくるとは………ん?
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ダンジョンの入り口が口を開くように開く。
(あれ?なんか嫌な予感が)
ヒュォーーーー!!!
「は?」
「ぎゃぁーーーー!!!」
「キャーー!」
「…………」
気づいた時にはすでに遅く、俺達はダンジョンの中に吸い込まれた。
「いててててて…。大丈夫か?お前ら」
返事がない。
近くに誰かいるとしたらノアか?さっきまでおんぶしてもらってたし。
「ノアー、ルシアー、レナー。いるかー?いたら返事しろー!」
誰も返事をしない。
「くそっ!俺一人じゃむりだろ!」
てか、思ったけど俺まともに闘ったのってミノタウロス以来やってなくね?…………隠れよ
「とりあえず周囲の確認を………」
「グルルゥゥーー!」
ライオンみたいな獣の魔物。無理………じゃない!俺には今魔法が使える!
「雷龍波!」
魔法が発射さ………れない。
「へっ?なんで?…………魔力切れ!?」
こんなときに!!
「グルルゥゥ!」
「ひっ!お、落ち着け、話し合おう、話せばわかる」
「うぅぅーーー!」
あ、無理だな
「逃げろーーーー!!!」
俺は一目散に逃げた。
「いたたたたたー、もう」
「ここはーー?」
周りを見渡す。辺りはたくさんの色の水晶みたなもので明るい。ダンジョンの中というより洞窟の中みたいだ。
「レンヤー!ノアー!レナー!どこー!」
返事が返ってこない。
つまり、はぐれた。
「はあー、めんどくさいわね。さっさと探しに行きますか……ん?」
道は三方向に分れている。そのうちの一つの奥に金色に輝いているのが見える。
「もしかして……!」
すぐに走ってそこにいく。
「やっぱり!」
それは宝箱だった。そして、ルシアは
「美味しそう」
舌なめずりをした。
「レンヤくーん、ルシアちゃーん、レナちゃーん………………はぐれちゃたったな」
辺りを見回す。
ここから4つの道が分かれている。
「どこにすすもう?」
4つの道を一つずつ確認していく。
「なんでもいいか」
私は適当に近かったところに進んだ。
「ぐらぁーー!!!」
「あちゃー、外れを引いたかー」
どんどん先に進んでいくと、大きな熊の魔物がいた。
「………ここは?」
周りを見渡すが、誰もいない。
「分断されたのね…これはダンジョンの思惑かしら……」
難易度の高いダンジョンになると、ダンジョンに意志が宿る。例えば迷路が時間が経つと変わるとか、罠が変わるとか。
「なんにせよ、どんな魔物がでるか………」
「ガァララァ!!」
「………A級の魔物ね」
目の前に翼を大きく広げた、鳥の魔物が現れた。
「はあ、はあ、も、もう無理、限界…俺一生分走ったわ」
俺は腰をおろす。
「てか、あいつ卑怯なんだよ!!ライオンのくせに、火の弾丸なんて撃ちやがって!強すぎるだろ!魔法構築も速すぎるし!」
「グルルゥゥ」
「だいたい、ここもどこ!?さっきから同じとこぐるぐるしてるにしか考えられないんだけど!どこまでいっても出口はないし!」
「グ、グルルゥゥ」
「こういう時はどうするのが定番なんだ?…………あーわからん!」
「ガウッ!!!」
「うるさいなあ!!しっし、」
「グルルゥゥーー!!!」
「本当しつこいライオンだな!……………ライオン?」
俺はゆっくり顔を向ける。
「グルルゥゥ」
「あーはいはい………んー、なんて日だ!!」
「ガウ!」
ライオンが炎の魔法を放ってくる。
「チッ!」
俺は後ろに下がってそれを回避する。
「あちちちち、熱いって!」
「ガァ!」
さらに続けて撃ってくる。
「ちょ、たんま!」
俺は全力で避ける、避ける、避ける。
(ちょっとでいいから攻撃をやめろよ!)
流石に連続で出しすぎたのか、攻撃が一時的に止む。
(今だ!)
俺はある物を投げる。
それはまっすぐライオンに向かっていってぶつかる。
「ガウ!?」
ぶつかったそれから白い粉が舞う。それによって視界を塞ぐ。
「へっ!俺からはお前の位置が丸見えだぜ!」
「ガウ!!!」
ライオンは叫び、炎の魔法を構築し、放とうとする。
ドッかーーーん!!!
「ふー、危なかったーあいつが馬鹿で良かったーー」
さっさと爆発したところにいき、魔物の首を切る。
「よし」
「凄い音がしたけど……」
「あっ!レンヤくーん!さっき何をしたの?」
「ん?お!ルシア!ノア!レナ!お前ら全員無事だったか!」
「うん!」
「大丈夫だったわ」
「余裕よ、それでさっきのは?」
「ああ、あれは粉塵爆発だ。」
「「「粉塵爆発?」」」
「原理は知らんが、なんか爆発すんだよ」
「えー……」
そんなの中学生卒業したあとに勉強なんかしてないんだから知るわけないだろ。
「まあ、とりあえずここから出ようぜ」
「「「うん」」」
「よし、駆除完了ね」
あの宝箱の中にはミミックが入っていた。
なぜ分かったかというと、ルシアは何度かダンジョンに入ってミミック狩りをしていたからだ。何故そんなことをするかって?そんなの食べるものがないかったからな。
「ミミックは美味しいのよね。後でレンヤに調理してもらお」
コツ コツ コツ コツ
(誰か来る?)
すぐに戦闘体勢に入る。
そして、顔を出そうとしたところを殴る。
「ぐへっ!」
「え!?レンヤ!?」
「おい、痛てーよ!なんでいきなり殴るだよ!」
「………何となく?」
「ひどい!」
「ノアとかレナとかは?」
「いや、知らん。そっちは?」
「分からないわ」
レンヤがこっちから来たってことは後の二人はこの二つの道ってこと?
「おい!あれ!」
「ん?」
「宝箱じゃねーか!」
レンヤは走って宝箱のところに行く。あれ?あんなところに宝箱なんてあったっけ?さっきできたの?
「おお!!ルシア!お前の装備のナックルが出てきたぞ!良かったな!」
「へぇーどんなの?」
「これだ!凄くね?今の汚いのより全然いいだろ!」
「ガァァーー!!!」
「ふぅ、これで全部かな?」
あれからさっきの熊が10匹ほど出てきた。
「早く、レンヤくん達を探さなくちゃ」
10分ほど歩いていると、
「おっ!ノア!」
「あっ!レンヤくん」
ようやくレンヤくんに出会えた。
「ルシアちゃん達は?」
「いや、わからん」
「そっかー」
このダンジョン、どこまで続いてるんだろう?
「なあ、ノア」
ぎゅ!
「え?レンヤくん?」
急に抱き締められた。
「俺は、俺はノアのことが、す、好きだ」
「え!?れ、レンヤくん!?」
「ノアはどうだ?」
「私は―――――――
「こんなもんかな」
A級の魔物をいとも簡単に倒した。
「レンくん達は無事かな?」
最近私はおかしい。
レンくんのことを考えると顔が熱くなる。心臓も速く動くし、隣にいるだけで倒れそうになる。最近は顔をまともに見れてない。
「ねえ、レンヤ、レナのことどう思ってるの?」
「ん?急にどうした?」
「え?ルシアちゃんの声?どこだろ?」
私は声が聞こえるほうに走る。
「だから、なんで、仲間に入れたの?」
「それは………魔王がいればなんでもできるからだな」
(えっ?)
私は走る速度を緩める。
「アハハハハー、そうよね!あんなに心が弱い魔王、ちょっと優しい声かけたら落ちるからね」
「ハハハー、そうだろ?」
私は呆然とする。
「もしかしたらあいつ、俺に惚れてるかもよ?」
「あり得るかもねー、馬鹿だから」
レンくん達が角を曲がって姿が見える。
「そうだろ?アハハハーあれ?れ、レナ?」
「え?あ、」
気まずい雰囲気が流れる。レンヤはしまったという顔をして
「あ、えっーと、その、聞いてた?」
私はうつむきながら首を縦にふる。
「そっかー、それはえっーと」
「もういいよ」
「あ、いいの?良かったー」
「うん、じゃあ死んで」
私は巨大な炎でルシアちゃんを焼いた。
ルシア 「レンヤー!この作品が500人にも見られている
わ!」
レンヤ 「そうか!つまり、500人の人にルシアが貧……ぐ
はっ!」
ノア 「懲りないねー」
レナ 「うん………」
ルシア 「レンヤは置いといてこれからもよろしくね!」




