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過去

更新が遅れてすいません。

途中、番外編をはさんだ部分がありますのでそちらもぜひご覧ください

「そういえば、誰に呪いをかけられたとか知ってるのか?」


ずっと気になっていたことを聞いた。


「え…と、多分……」

「へー、魔王に呪いをかけるなんて化け物なんているんだな」


少し魔法を見たが、あの威力はエグかった。


「あー、あまり知られてないかもだけど…魔王はその、8()()いるの。八角とも魔王の間では呼ばれていたわ」


「は?」


ルシアやノアの方に顔を向けるがどちらも首をふる。


え?普通魔王は一人で、それを勇者が倒しに行くんじゃないの?そういえばこの世界に勇者とかいんのかな?


「私はその八角の一人なの」


「呪いをかけられた経緯を教えてくれる?」

「100字で」


ゴン!


「200字で」


ガン!


「一行で」

「なんで減ってるのよ!」


だって、話が長そうなんだもん。








「いいわよ、レナ。もう言って」

「フンガ!フンフンフン!!フンガフンガ!」

「よしよーし、いいこだからね」

フンガ(ノア)ーーー!?」


こいつら!なんで俺を拘束すんだよ!それに猿ぐつわまではめさせて!


「私ねーーー








「要約すると、ボッチ、母親が死ぬ。魔王の力が目覚める。勝手に即位させられる。初めは順調。が他の魔王と戦いたくなかったのに戦わされた。配下全滅。国が滅びる。ベルベルの元にいく。騙されて呪いをかけられる。と言うことか?」


「本当に100字以内でまとめちゃた」

「あんたって、本当にイライラさせる名人ね!」

「あと、ベルベルじゃなくて、ベリアナね」


それぞれ文句が多いぞ。


「まあ、そうと決まれば早速ベリアナを

「倒しにいかないぞ」

「は?」


当たり前じゃん。なんでそんな危険を犯してまで復讐しなけりゃならねーんだよ。


「いいよ、ルシアちゃん。私復讐とか大丈夫だから」

「ほら、本人も言ってることだし」

「レンヤは黙ってなさい!」

「じゃあ俺は風呂に入ってくるからこの縄解いて?」


おっと、無視ですか?いや、解いてくれよ。



まあ、ちょっと話が長引いたが、復讐はなしということになった。理由は金銭的問題………。


「誰か働けよ!」

「そっくりそのまま返すわ」



















その夜


この人達は優しいな。私は魔王。人々に恐れられる魔王。でも、この人達は私に普通に接してくれる。嬉しい。




でも、だからこそー






私はここから出ていかなければならない。

私がいたらきっとこの人達を不幸にさせてしまう。


だから


「さようなら、レンくん」







「レンヤ!レンヤ起きて!レナが、レナがいないのよ!」

「うーん?なんだよ朝っぱらから」

「レナちゃんがいないの?レンヤくん知らない?」


レナね、


「知ってるぞ」


「「え?」」


いや、お前らが聞いたんじゃなかったのかよ。なんでそんなに驚かれるんだよ。


「ど、どこよ」

「知らん」

「は?(え?)」


「ど、どいうこと?レンヤくん」


「いやー、昨日の夜レナが出ていくとこを見たんだよねー。さようならって言ってたし。」


ルシアとノアがうつむく。


「な、なんで……なんで呼び止めないのよ!」

「それを選んだのはレナだ」

「でも、なんで……」

「自分がいると迷惑がかかるとかおもったんじゃないか?魔王だし」


「「…………」」


「じゃあ、行くか!」


その瞬間、ルシアとノアの顔が明るくなる


「え?どこに!?」

「こんな国さっさとでて、暖かい国にでも行こうぜ」

「…………そこにレナがいるの?」

「いねーと思うぜ。多分。よっぽどの奇跡がない限り」

「え?……」



ノアは呆然と見つめてくる。

ルシアは下を向いて顔が見えない。


「嘘……」


不意にルシアがポツリと言った。


「え?」


「嘘なんでしょ!」

「なにが」

「本当はどこにいるかわかってるんでしょ!」


俺は超能力者ですか?無理にきまってるだろ。


「そんなのわかるわけないだろ。そんな能力あったら欲しいわ」

「うぅ……」


「ねえ、レンヤくん……レナちゃんのことはなんとも思わないの?」


究極の質問だな。でも、俺の答えは決まっている。















「思わないな」

























「あら?ようやく来たの?遅くて待ちくたびれちゃったわ」


私はあの後森に向かった。どうせ暮らすなら()()()()にしたいけど、今はそれどころじゃない。


森のなかにある城。通称森林の館(フォレストキャッスル)。ここに、私に呪いをかけた張本人がいる。



魔王ベリアナ。災厄の聖の使い手。


「なんで、私に呪いをかけたんですか?」



「うーーん、捨て駒?」


そうだろうとは思っていた。


「やっぱり、無理ね」

「………何が?」


私は瞬時に詠唱を唱える。


氷射(アイシクルショット)


ドーン!


「くっ!」


私はすぐに構える。


「もうっ、勝手に攻撃しないでよね!」

「………何をしたの?」


攻撃が見えなかった。魔法を放ったようにも見えない。


「んー、それは……ひ·み·つ」


ベリアナは手をあげる。そして、振り下ろす。


ザキ!


「……っ!」


私は後ろに下がる。痛みが走る肩に触れると血がでていた。


(何がおこったの?攻撃が全く見えない!)


「ほいほいほーい!」


手を滅茶苦茶にふる。でも、ふる度に私を傷つける。


(射程範囲が長すぎる!)


どれだけ離れていても攻撃される。


何度も何度も何度も攻撃をくらう。

ついに立てなくなる。


「アハ、アハハハ!!もう立てないの?私まだ無傷なんだけっど!」


「くっ!きゃあ!」


(あーダメだ……)


「アハハハーー!!本当にあなたって馬鹿よね?私一回も()()してないのに」

「……え?」


ベリアナの笑みが深まる。


「もうでてきていいよ」

「「「はっ!」」」


ぞろぞろと部下のような奴らがでてきた。


「私の部下たちよー!隠密に優れたエキスパートよ!あなたはずっとこいつらに攻撃されてたってわけ!ねえねえ、今どんな気持ち?」


「………………」


「もう、いいわ。殺って」

「はっ、しかし、殺る前にやってもいいですか?」

「ふふ、好きにしなさい。私も見とくから」

「恥ずかしいですぜ。でもまあ、いいや」


舌なめずりをする。


「ひっ……」


逃げようとしても、体が動かない。


「ひひひー」


「助けて………レンくん」



ドゴーン!!!


「あ………」


「待たせたな、もう大丈夫だーーーーーああ!」


レンくんは上から下へ落ちていく。


私は少し不安を残して気を失った。
























大喜利大会


お題 誰かを激怒させてください


ルシア「使えないわね」


ノア「あっかんべー」


レナ「バーカ……」


レンヤ「小さくても気に


ボコ!!!


「「…………」」



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