表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ベルとコンベア

作者: 大塚めいと

※他サイトに掲載していたモノを引っ越しました。

 何処から聴こえてくるのかハッキリと分からない音がある。しかしその音は確かな存在感を持って三谷鈴音の耳の中を振動させた。






今、一体何度目だろう?鈴音はその音に対して、はじめはそんなに気にもとめていなっかったものの。テレビの前に映る歌番組の司会の滑舌の悪い男が、先程から歌手の名前を間違えては謝っての繰り返しをするものだから、集中力がテレビの世界から現実の方へシフトしてしまい、遠方より響き渡る除夜の鐘の肥満的な音が気になり出してしまった。






 「去年は一人じゃなかったのにな…」






新たな年の始まりを予告する鐘の音を一つ、また一つと感じて行くたびに、鈴音の心に厳重にパッケージしておいたハズの思い出が蘇ってきた。






 『そんなに大切なのか?仕事って?』






鈴音がつい一月前まで付き合っていた男が去り際に言い捨てた言葉。その言葉が鈴音の胸の中をピストルの跳弾のように飛び回り、しかもその弾丸がいちいち鈴音を嘲笑うような顔をしているような想像をしてしまい。苛立った鈴音は機種変更したばかりの携帯電話を柔らかな座布団にぶん投げた。






 「あのクソガキャァー!そういう台詞は女が言うもんだろぉーーが!!!」






三谷鈴音には2歳年下のフリーターと付き合っていた。鈴音は彼のティーカップを両手で持つ仕草をとても可愛いと感じていて、心底溺愛していた。






「俺、仕事に一生懸命な鈴姉すずねえが大好きなんだ。って言っ たよなぁー!じゃあなんで私が仕事が忙しくて疎遠になったのが理由で分かれんだよぉー!!コノヤロー!!!」






一年間の出来事を嫌でも思い出させる年末の雰囲気と、先程から流し込み続けている総量2ℓ程のビールが合間って鈴音をこれでもかと荒立たせる。






 「ちくしょう…」






いつの間にか一筋の涙が頬を伝い、体を高揚させ、鼻水が流れ出た。






 『さぁ!キョトシも残すところあと30分。まだまだ見逃せましぇんよ!!』





そんな鈴音を小馬鹿にするようなニュアンスで、例の滑舌の悪い司会が惜しげも無く言葉を噛みながら今年度の終焉を予告していた。






 …誰だよコイツを司会に抜擢したのは…。






鈴音は心中で悪態をつきながら、コタツの上のビール缶を手に掴み、その中身はすでに空っぽであること、そして買い溜めた缶ビールが全滅していることを悟った。






 「…あと年越しまで30分か…。」






今年は酒を飲みながら年を越そう。破局したその日から鈴音は決めていたので、このまま中途半端なお預けを食らったような状態で次の年を迎えたくはなかった。





 「買いにいくか…面倒いけど…。」






 鈴音は住まいであるマンションから歩いて5分程の距離にあるコンビニまで足を運ばせることにした。大晦日の夜の風は氷のように冷たく、砂糖のように乾いていた。うっかり手袋を忘れてしまい、かじかんだ手の平をゴマスリしながら買い物を済ませる。






鈴音の赤く染まった手に食い込んだビニール袋の中には糖質ゼロの缶ビール(正確には発泡酒)が6本と大好物の鮭とばが寄り添っている。






 「年末だってのに、虚しいわ…」






未だかつてない孤独感の中での年越し。あまりの虚しさに半ばヤケクソな鈴音はこの凍てついた空気の中で、歩きながら冷たい缶ビールをスデに一本空けようとしていた。






 「クソっ!」






早々と缶ビールを一本空にし、2本目を流し込もうと袋の中の缶に手を伸ばそうとした時、鈴音はある異変に気付いた。






 「あれ…ここって…?」






いつもならもう、住処であるボロアパートに到着しているはず。なのに、どういうわけか鈴音は自分自身がどこを歩いているのか全く見当がつかなく、奇妙なことに帰り道で迷子になってしまったのだ。






一度乗れるようになった自転車の乗り方は、完璧に身につくモノなので、例え十年乗っていなくとも忘れることはないのと同じ。例え酔っ払っていたとしても、5年以上も通い慣れた道を間違えてしまうことなんてあるはずがないのだ。






とりあえず360度グルリと体を自転させてみると、周囲には見覚えのない古風な建物が乱立している。





 「え…!?どういうこと?」





 かつて鈴音はテレビか雑誌で似たような景色を見たことがあった…それは沖縄の伝統的な赤い瓦の建物。





 こんな建物、5年以上この町に住んでいるのに一度たりとも出くわしたことが無い。明らかにおかしい。変だ。しかし不思議と怖気や恐怖がこみ上がることはなく、どこか体の奥底から懐かしさすら感じ、とても落ち着いていた。






2本目のビールを飲みながら更に歩みを進めると、鈴音の目の前に突如にして高さ6メートルはありそうな真っ赤な鳥居が現れた。そしてその鳥居を門にする形で、巨大で真っ暗な洞窟の入口がポッカリと空いていた。






 「なんだコレ?」






 普通の人間ならまず足を踏み入れようなどとは思わない。危険な神秘性を帯びた存在感がその洞窟にはあった。しかし今、鈴音はひどく酔っている。オマケに失恋のショックを引きずって、やや自暴自棄に陥っている。好奇心旺盛な彼女がこの洞窟を無視する理由はなかった。






ちゃんと挨拶して入れば問題ないでしょ!鈴音は「ごめんくださーい」と一言。そのまま漆黒に誘う大穴の中に入り込んでしまった。













携帯電話のわずかな明かりを頼りに、20mほど歩き進むと、微かではあるが、奥の方から電子レンジを動かしている時のような機械音が聴こえて来た。







 「なんだろう?」






更に20mほど歩くと機械音はさらに大きくハッキリと聴こえてきた。唸るような音に混じり、スチール製の分厚いテーブルを金属バットで殴りつけたような打撃音も鈴音の耳に入り込んできた。






 「ゲーセンでもあんのかな?」






呑気にビールを飲みながら威風堂々と歩みを続ける鈴音。怖いモノは今のところなかった。







100mは進んだ所でついに洞窟の出口と思われる大きな扉が、隙間から光を滲ませて輪郭として現れた。今にも思い切り蹴破って扉を開け放ちたい衝動を抑えながら、鈴音は慎重にノブを掴み、太極拳のようにゆっくりとした動きで数㎝だけ開けて、覗き込む。







 「工場!?」







思わず口に出してしまう程に驚愕だった。鳥居を構えた不思議な洞窟の中には、ネズミ色を基調とした殺風景なベルトコンベアが、右に左に奥に手前に、それこそ縦横無尽に張り巡らされていた。







鈴音は興奮して扉を完全に開け、「工場」内に入り込んでいた。






 「なんだろコレ?何作ってんだろ?」






ワクワクが止まらない鈴音はコンベアの近くまで駆け寄る。危険だとか怪しいだとかは何故か感じることは無かった。近寄ってベルトコンベアをよく見ると、その上には大小様々なぬいぐるみのようなモノがカラフルに絶え間無く流れている。可愛らしい女の子のぬいぐるみや、厳めしい中年男性のぬいぐるみまで、その種類はバラエティに富んでいた。






 「スゲぇー…。」






 次々と流れるぬいぐるみのを目で追っているうちに、黄色い帽子を被った男の子のぬいぐるみが視界に入り、鈴音は一瞬で心を奪われた。






 「あ!!コレカワイイ!!」






 反射的に手を伸ばし、そのぬいぐるみを手に取ろうとしたその時。






 「君!!触っちゃダメだ!!」







 鈴音の後方から大河ドラマの主人公のような低くて伸びのある声が工場内に響き渡った。






 「やべっ!作業員の人かな?」と素早く後ろを振り向いた鈴音。だがそこには、この不思議な工場以上に信じられない光景があった。






 「ダメじゃないか、勝手に入ってきちゃ…。」






熊だった。





 その大人の魅力を発散させる声の主は、紺色のツナギを着た熊だった。






 「ご…ごめんなさい。」






鈴音が出会った熊は、はちみつの入った壺を抱えた可愛らしいデフォルメの風貌ではなく、川を昇るシャケを容赦無くすくい上げ、獣の臭いを漂わせる熊らしい熊の外見だった。普通そんな熊に出会ったらもちろん逃げだそうとするが、この熊は2足歩行で背筋がピンとして、さらにピッチリとツナギを着こなしている。オマケに立ち振る舞いがヤケに紳士的。鈴音はその熊に全く警戒心を抱かなかった。






 「分かればいいよ、でもこんな時間に何をしにココに来たんだい?」






鈴音は色々と熊のことについて問い詰めたかったけれどここは抑えた。あまりにも核心を付いた指摘をすれば、何故だか分からないけど自分自身に危険が及ぶと思ったからだ。






 「すいません、道に迷ったらここに来ちゃったんです。ホントですよ。」






 「道に迷って?」熊はつぶらな瞳をこじ広げ、驚いた。






 「いや、ホント自分でも分からないんですけど…なんか家に帰る途中で迷子になって…。」






 鈴音が話を続けるも、熊は考え込んで全く耳に入っていない様子だった。






 「あの、私、鈴音っていいます。ちょっと聞いてもいいですか?」






考え込んで黙り込んでしまった熊に、会話を繋ぐ為、強引に話題を振る。






 「…ゴメンゴメン。なんだい?」






 「えっと…ここは何なの?あのコンベアにぬいぐるみが流れているけど、オモチャの工場?」






熊の表情が一瞬だけ険しくなった。






 「それはちょっと言えないよ。」






 「え…?」






それぐらい教えてくれてもいいのに…熊のクセにケチだな…。鈴音は心で悪態をつくも、熊が作業員をしている特殊な工場では何かと表沙汰に出来ない複雑な事情があるのだろうと勝手に納得した部分もある。






 「鈴音さん。他の人には黙っててあげるからもう帰りなさい。僕は仕事に戻らなければならない。」






 「仕事…。熊さんの仕事って?」






鈴音は[仕事]というフレーズに思わず過剰反応する。






 「この工場内でトラブルが起きないように管理するのが僕の仕事。機械の整備とかね…。」






 「毎日やってんの?同じことを…。」






 「まぁね…週休二日だけど連休が無くてね。大変だよ。」






鈴音は日々自分自身が仕事に追われ、遂には恋人と別れてしまったことを思い出してしまった。そして同じように仕事に追われる熊と自身を重ね合わせてしまった。






 「私も一緒。毎日毎日同じことの繰り返し…。」






鈴音は3本目のビールを取り出しながら、話を続ける。






 「就職して5年以上経ってからさ、私って今日まで何してたんだっけ?って思い返してみると…やっぱり仕事しかしてないんだよね。」






熊は鈴音の愚痴を黙って聴きながら、ベルトコンベア横の計器らしきモノをチェックし始めた。






 「私の人生、こんなモンなのかな…この工場のコンベアを流れるぬいぐるみみたいにさ…ただただ機械的に流されて、気付いたらおばあちゃんになって、あの世に出荷されちゃう…。」






酒の勢いもあって、これでもかとネガティブな発言を繰り返す鈴音。しかし突然だった。






 「くそ!」






熊が一言発し、鈴音の愚痴に嫌気がさしたのか、いきなり工場の奥に向かって走り出した。






 「あ!ちょっと!!」






缶ビール片手に呼び止めようとするも、熊は軽やかにコンベアの隙間を縫って視界から消えてしまった。熊は意外にも身軽だった。






 「やば…ちょっとウザがられたかな…。」






初対面の熊にいきなりネチネチと不満を垂らしたんじゃそりゃ嫌がられるかもな…。3本目のビールを空にしながら鈴音は自戒した。そろそろこの辺で失礼しよう。鈴音の気持ちは帰路に向いたが、ゆっくりと奥から熊が戻ってくるのが見えてきた。






 「あ!熊さーん!」






さっきまで反省していたのも忘れて気安く大声で熊に呼び掛ける。






徐々に姿が見えてきた熊だったが、その両手には一つのぬいぐるみが、だらりと力無く抱えられていた。






 「熊さん、ソレどうしたの?」






 「…ああ。この子、コンベアから落っこちちゃったんだ。」






悲しげな目だった。ぬいぐるみに対し、「この子」と呼んでいる辺りに、鈴音は熊の優しさと、仕事に対する責任感を感じ取れた。






 「熊さん、どうするの?コレ…。」






 「可哀想だけど、この子はもう出荷できないんだ。」






 「そうなの…。」






鈴音はカワイイぬいぐるみなら「それなら私にちょうだい。」と催促している所だったが、そのコンベアから落ちたぬいぐるみはどうも自分の好みに反するモノで、しかもそのぬいぐるみの顔がどこかで見たような気がして少し気味が悪かった。






 「鈴音さん。」






 「え?何?」






今までとはちょっと違う、真剣な口調で熊は語り始めた。






 「鈴音さんはさっき、自分の人生はベルトコンベアみたいなモノだと言っていたね。」






 「…うん。」






 「確かにそうかも知れない、でもこの子のように途中でコンベアから落っこちてしまって、やり直しの出来無くなってしまった人だって一杯いる。」






 「…そうだね。」






 「流れるような人生に悲観しちゃいけないよ。最後まで落っこちないで流れるって事は簡単なようで難しい。とても大事なことなんだ。」






 「………。」






 「だから鈴音さんも、無理に流れからはみ出そうとしてちゃダメだよ。現状に満足していないのであれば、流れに逆らうことじゃなく、別の流れを見つけることが大事じゃないかな?」






やや自暴自棄になっていた鈴音に、熊の言葉は全身のアルコールを吹き飛ばす程に心を打った。






 「そうだね…いいこと言うじゃん!熊のクセに!」






 「はは、伊達に25年も熊をやっていないよ。」






 「25年?ウソ!あなた年下なの?私より!」






紳士的な振る舞いに惑わされ、ついつい熊は自分より年上だと思っていたので衝撃だった。自分は(たった1才だけど)年下の熊い諭されたしまったのか!そう思うとなんだか鈴音はおかしな気分になってしまった。






 「ふふ、熊君のおかげで少しは気持ちよく来年を迎えれるかな。」






 「それは良かったです。でも急がないと。あと10分で今年も終わりですよ。」






 「あ!いけねッ!」






急いで戻らなくては。鈴音は年越しと共に始まる特別番組を楽しみしていたことを思い出した。






 「熊くん!色々とありがとう!お仕事頑張ってね!」






 「いえいえ。そちらこそ。良いお年を。」






工場から飛び出そうと扉に手を触れるも鈴音は一つ大事な事を思い出したように熊の元に駆け寄った。






 「熊くん、コレ仕事終わったら食べてね。好きでしょ?」






鈴音はコンビニで買ったつまみの鮭とばとビールを一本熊に差し出した。






 「あ…、ありがとうございます。」






 「そんじゃ!またね!」






鈴音は今度こそ扉を押し開けて、洞窟から外へ走り出した。再び長い長い暗闇を進み、出口の穴が作り出す、光の輪をくぐると、不思議な事に、来た時にはあった大きな鳥居も見当たらず、いつのまにか馴染みのある道路に辿り着いていた。沖縄風の建物も無かった。






 「ありゃ?」






鈴音は振り返るも洞窟の入口など無く、そこにはビールとつまみを買ったコンビニの照明が鈴音の足元にシルエットを作り出していた。





 「…なんだったんだろ…アレ。」






 酔っ払って夢でも見ていたのか?と鈴音は4本目のビールをビニール袋から取り出そうとするも、袋の中には空になった缶が3つ入り乱れているだけだった。






 コンビニで買ったのはビール4本と鮭とば一袋。夢でも幻でも無い。自分は確かにあの工場で熊に会っていた。













 「…最悪…。」






1月1日・元日。鈴音は見事に二日酔いのアルコール漬けの状態で迎えることになった。






 「頭の中でちっちゃい力士が暴れてるわコレ…。」






激しい頭痛と嘔吐感。






 「もう酒なんて絶対飲まない!」






二日酔いになると鈴音は毎回この台詞を吐くも、その誓いが一週間以上守られたことなんて一度も無い。そんなことは鈴音も分かってはいるのだが、ついつい口に出してしまうものだ。






昼も過ぎ、多少は気分が落ち着いた頃。鈴音は何気なく点けっ放しにして音だけを聴いていたテレビから、何やらただ事では無い雰囲気を感じ取った。






 『緊急ニュースが入りました。今日未明、芸人であり、昨晩は音楽番組の司会を担当していた横田のぼるさんが43歳の若さで急死しました。死因は心臓発作とのことです…。』






あの滑舌が悪い司会だ!昨日まで元気に仕事をしていた人間が突然死んでしまうなんて…。鈴音はそんなに好きなタレントでは無かったものの、命の儚さを垣間見て、虚しさを感じた。しかしそれと同時に、後頭部に大きな衝撃を内側から感じ取った。






 「思い出した…!」






昨晩熊が働いていた工場のベルトコンベアから落っこちてしまったぬいぐるみ。そのぬいぐるみの顔が、今思えばあの滑舌の悪い横田のぼるにそっくりだったことに気づいたのだ。






 「じゃあ…あの工場は…。」






二日酔いも一気に吹っ飛ぶくらいのショックにしばし呆然としてしまった。






 「今思えば…熊が喋ってるなんておかしいよね…。」






鈴音は今になって、やっとの事で、大晦日に体験した不思議な工場見学の異常さに恐怖を感じた。






 「ひょっとしてヤバイ所に行っていたの…?」






『子供の頃によく遊んでいた神社が実は心霊スポットとして有名な場所だった。』という感じの時間差の恐怖に鈴音は震えあがった。





気を取り直すため鈴音は年賀状を取りに、郵便受けをチェックする事にした。大学の友人、行きつけの美容院、一回しか行っていない居酒屋。様々人間、場所から新年の挨拶が送られていた。






 「あれ、これって…。」






一枚だけ妙な年賀状があった。今年は巳年にも関わらず、熊のイラストが描かれていた。さらに明けましておめでとうございます。の定型文の下には






 『鮭とば美味しかったです。ごちそうさま。』と添えられていた。











 「熊くん…意外と絵が上手いな…。」












 終わり



寒い夜、屋外でビールを飲むのは結構つらい……


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ