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第32話

「魔法?また魔法にかけてあげるよ。」  


ケンジも微笑み返す。お互いの居心地の良さと相性の良さを感じる2人。お腹も心も満たされてきた。


「ちょっと早いけど、次行きませんか?」  


ケンジが誘う。店を出て、タクシーに乗り込む。ケイコは行き先を告げられない。着いた場所は、店ではなくて、公園だ。


「ちょっと歩きましょう」  


ケンジが促す。


目指していた場所に到着。美しくライトアップされた夜桜が一面に輝く。


「貴女と一緒に見たかった」 ケンジがケイコの手を握る。


「凄く、きれい。ありがとう。」 


ケイコがケンジに寄り添う。


「こうやって、歩きたかった。ずっと、想ってた。」 


夜桜の下を、ライトアップに照らされながら歩く2人。桜の美しさを感じながら。お互いの幸せなひと時を大切にしながら。ゆっくりと、歩く。


ひとしきり大きな木の下で、立ち止まる。桜を見上げるケイコ。


後ろから、そっと抱きしめるケンジ。


「愛してる」 


そうささやく。


ケイコは、何も言わない。言葉にこそ出せないが、もちろん気持ちは同じ。


ケンジは、ケイコの正面に回り込み、熱く口づける。ケイコは、ケンジに身体を委ねる。


「もう、離さない。」 


2人の恋が、また始まる。


2人だけの、魔法の時間。

(完)

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