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第26話
<ケイコの誕生日>
いつもより早目にケンジは家を出て、会社近くのスタバでケイコにメールを送る。
「ケイコさんへ。Best wishes to you on your birthday! いつまでも美しい貴女でいてください。誕生日プレゼント、何でもお届けいたしますo(^-^)o ケンジ」
想いを言葉に託す。
「ママ誕生日おめでとう♪」
朝起きてきた娘が声をかけてくれる。
「ありがとう」
もう誕生日が嬉しい歳でもないけど、お祝いの言葉を貰うのは悪い気がしない。
「もう38になるのか。あとちょっとで40になっちゃうわね。」
複雑な想いで、会社に向かうケイコ。通勤電車の中で、ケイコにメールが届く。登録していないアドレスからだ。
「迷惑メールかしら」
件名には、HAPPY BIRTHDAY。
「ケンジさん。。。」
ケイコは、またあの大きなトキメキを感じてしまった。




