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第14話

翌朝、ケイコは普段通りに早起きして、朝ご飯をつくり、子供たちを起こすために子供部屋に入る。


昨夜のときめきと心地よい気持ちが強く残っていて、久しぶりに幸せで満たされている感覚がある反面、強い罪悪感が心の中で芽生え始める。その罪悪感は、子供たちの安らかな寝顔を見たときに決定的なものとなって、ケイコの心を揺るがし始める。


ケンジと過ごした時間 ケンジからかけられる優しい言葉 ケンジに握りられる手の温もり 自分に女性として魅力を感じてくれた全てのことに対する女性としての1つの幸せ


自分が守るべき家族 命より大切な子供たちの愛 親として 妻として 人間としての使命と幸せ


ケイコは複雑な心境で、通勤電車に乗り込む。ケイコの携帯にメールが届く。


『昨日は楽しい時間をありがとうございました。ケイコさんの魅力にドンドン惹かれていく自分がいました。また2人で飲みにいきましょうね。ケンジ』 


ケイコは、特に飾り気もないただの1通のメールがこんなにも嬉しいということを知った。


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