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江戸川新一を捜せ
彼が白羽の矢を立てたのは亀岡という女性医師だった
名前は亀岡万里子、帝都医大付属病院の精神科医である
「高岡先生は?」
教授室におられるかと。
万里子はすぐさま教授室へ
「先生、亀岡です。」
万里子先生か。すまないね。
失礼します。万里子は頭を下げ、中へ
お話というのは?
新井有紀さんの件なんだが、彼女の担当医を頼みたいんだ。
構いませんよ。上田刑事部長も知ってますし。
済まない。亀岡先生
いえ。高岡雄一郎という精神科医に尊敬の念があるんで
大したことは。
こうして、万里子は担当医となった
「先輩、亀岡医師が新井さんの担当医になったそうです。」
伊丹の報告に安どの表情の越川
だが、同時に事件発生の一報も入った
「越川、伊丹、ちょっといいか?」
上田部長じきじきである
「江戸川新一が越川警部に挑戦状ですか?」
江戸川とは越川がとことん嫌う超上から目線の高校生探偵である
「伊丹、俺は江戸川が高校生でも、また、江戸川という名前でもないと思ってる。」
つまり、高校生でもなければ、江戸川も偽名だと言うんだな?
そうです。部長、俺と伊丹に捜査させてください。
良いだろ。新井警部の事件とも関連している可能性が高い。
ありがとうございます。
二人は聞き込み捜査のため、都内へ




