3・何処
内容を大幅に変更しました。
変更前の内容は忘れてください・・・
暖かい光が顔にかかる。
さわやかな風が肌をなでる。
澄んだ鳥の鳴き終えが耳を優しく刺激する。
目を覚ますと、さっきまでいた山ではない場所で倒れていた。
周りは青々とした木に囲まれ、地面は柔らかい白詰草のような草でおおわれている。
明らかに春の様子では無いうえに、私の知る木や草とは、どこか違う。
あの山との共通点は、木々に囲まれているところと、美しいということだけだ。
「ここは・・・あの山じゃない、よね・・・そうだ、ハグロ!!!」
見回しても、ハグロどころか生き物の姿すら見つかりはしない。
あの独特な声も、聞こえない。
頭が痛い。割れるようだ。
ハグロを追いかけて山道を走っていったところから、
もやがかかったように思い出せない。
ここはどこだ。どうやってきた。なにもわからない。
ハグロはどこだろう。ハグロもここにいるのだろうか。
ハグロを探さなきゃ・・・・・
ずきずき痛む頭を押さえ、どこか知らない森をふらふらとさまよう。
歩いて周りを見渡すが、やはりここがどこかはわからない。
幹が白く、モミジのような葉としずく型の葉が入り混じって生えている木。
草は、一見白詰草のように見えるが、白いはずの花や葉の線が虹色だ。
すんだ鳥の鳴き声が、大きなねこのような耳をしたリスから聞こえてくる。
さっきはどこか違うとしか思わなかったが、じっくりとみると、明らかに違う。
地球では見たことも聞いたことも無い、聞いたこともない、動植物。
森を歩き、澄んだ風と暖かい光を浴び、だんだんと平静を取り戻していく。
それと同時に、この場所の異常さが頭に入ってくる。
ここは、地球ではない、別の世界なのかもしれない。
地球の物と同じようでどこか違う点を見つけるたび、そんな思いが強くなる。
さらに痛みを増した頭を押さえ、私は、ハグロを探し続けた。
難しいです。ホント難しいです。
下手な文章で申し訳ございません・・・