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プロローグ

物語を書くのが初めてなので、いろいろと拙いところが多々あると思いますが、ご容赦ください。

 赤い、紅い。数時間前まではおそらく何かの建物であったであろうその場所は、無残にも炎に焼かれ、今にも崩れ落ちそうになっている。

 そして、そんな危険な場所にもかかわらず少年が1人、強い意志を感じさせる瞳で建物だったモノを見上げている。状況から察するに、この建物だったモノの住人もしくは関係者といったところだろうか。と、建物だったモノが、ついに轟音をたてて崩れた。

 しかし、少年は少しも反応を見せずただじっと、もはやゴミと化したモノを見つめ続ける。まるで、そこにあった存在を忘れないようにするかのように。やがて時間が経ち、炎が全て消えると、いつからいたのだろうか、少年に向かって男が歩み寄ってきた。

「もう、いいのか?」

男はその見た目通りの渋い声で少年に話しかける。少年は、2、3秒瞼を閉じてから男へと顔を向け頷いた。

「そうか…。お前が望んだことは並大抵の努力では叶わない、時には死にたいと思うこともあるだろう。それでもやるつもりか?」

男は淡々と少年に問いかける。少年はまた先ほどと同じように頷く。そんな少年の反応に男は溜め息を吐くと身を翻し歩き始めた。そして数歩歩くと、立ち止りまた少年に声をかける。

「そういえば少年、俺はまだお前の名前を聞いていなかったな。名前は?」

その問いかけに、少年は答える。

「僕…いや、俺の名前はエッジ。エッジ・アルクレスです」


 ここから、物語は始まった。

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