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決戦の日を迎える燈たち

エクリュ・ミエーランの地に召喚され、98日目。決戦の日となった。

同じように、朝焼けのうちにケンジ達は出発した。


宿舎を出て、林のトンネルを抜け、霧がかかった町を抜け、壊れかけの門へと辿り着いた。閉じていた門は管理していた兵士に開けてもらった。こんな朝早いのにも関わらず、兵士は眠そうな素ぶりの一つも見せなかった。義勇兵、ケンジ達を確認すると軽く会釈をして門の戸を押してくれた。すれ違い様に「ご武運を」という言葉をかけてもらった。


そこから目的地となっていた湖畔へ向かった。エナキが言うにはここからさほど遠くはないらしい。門から少し山を登ったその中腹に湖畔があるらしく、道を知っているエナキが先頭を歩いた。そこからミキジロウ、モモカ、ケンジと続いた。接近戦を苦手とするモモカを守りながら歩く。いつもの並び順だった。森の中も霧がかかり、視界は良好とは言えない。冷たい空気がケンジ達の吐息を真っ白の煙に変えて霧と混ぜ合わせる。


魔物の気配はあったし、その姿も霧の向こう側の影としてケンジの目に映った。おそらく四足歩行のここら辺に生息するグランドウルフだ、と思った。何か目撃する度に前を歩くエナキが身を屈め、後続にいる3人も真似た。できる限り身を隠し、通り過ぎるのを待った。なるべく体力を温存して目的地に向かうのがパーティの作戦だった。


「早くどっか行け…...行け…...こっち来るな〜……。あっち行け......」


モモカが呪文のように呟いていた。


「それは、もしかして新しい魔法か?」


「ううん、おまじない」


紛らわしいな。



ほどなくして対岸が見渡せるほどの湖畔が現れた。岸辺近く、身長の3倍ほどの大きな岩と岩の間に身を隠す様にしてケンジ達は腰を下ろした。幸いにも一回も戦闘にならなかった。「私のおまじないのおかげだね。どうかね」とモモカがドヤ顔きめ、ミキジロウが「最高だぜ、モモカちゃん!」と賞賛の声をあげた。大体ここの2人がいつも賑やかなで、ケンジとエナキはどちらかといえば静かな方だ。


「ここで待ち合わせをするから」


とエナキがケンジに耳打ちしてきた。ただ頷いた。誰が来るのか聞くまでもなかった。モモカ達が知っているかまでは分からない。



エナキは森の方向を見ている。それを確認してからケンジは反対側の湖畔の方向を向いて、その場に座った。魔物が近づいて来ないかどうかの見張りだった。すっかりケンジとエナキの2人で行うようになったのは、魔物が直前まで来たのに居眠りをしていたモモカと勝手に飛び出して1人で倒しに行こうとするミキジロウのせいだ。そのおかげで酷い目に遭っている。2人に見張りは難しい、というのはケンジとエナキの共通認識だ。



コウガと会った日からエナキとロクに会話をしなかった。顔を合わせることもほぼなかったし、部屋ではケンジが比較的早く寝ていたこともあり単純に話す機会がなかった。故にどうして落ちあいやすい町で集合しないか、どうしてこの湖畔で待ち合わせるのかその理由をケンジは知らない。でも、エナキが知っていてケンジが知らないのは今に始まったことじゃない。あまり気にならなかった。



「なんだかよ、いやーいいね。最高だね! 久々にこの4人で狩りに行けるってよ」


ミキジロウが、衝撃から守るためだろう、包帯の様なものを手首、拳、足首と四肢に巻いている。確かにミキジロウは拳や蹴りで攻撃することが多い。


「おっ、ミキジー良いこと言ったじゃん。それ、私も思ってましたー」


休日の間、ミキジロウともモモカともケンジはあまり関わらなかった。


ミキジロウは怪我の療養をしつつ、といっても宿舎で重い丸太を持ち上げたり、走ったりと体を鍛えていたのをチラチラ見かけた。怪我が悪化するから、と止めても無駄だった。


モモカは、休日のほとんど町で過ごしていたらしくほとんど顔を合わせなかった。その甲斐あってか、確かに新鮮な気持ちだった。これから討伐に行き、命の危険があるとはいえど久々にこうして集まることができたのは素直に嬉しい。


「悪くはないね」「そうだな」


思わず、顔を上げた。エナキと声が重なったからだ。

しまった、とケンジは顔を伏せた。恥ずかしくなったのだ。



「あー!あー!おいおい、お前ら2人が同時に口開くなんて珍しいじゃんかよー。しかも、俺たちと一緒にいて最高だって?いやー照れまっせなー、モモカちゃん」


「ミキジー、これは流石の私も予想外まっせなー。お2人、仲良しじゃん! でも、今日の天気は雷雨かな......ドッカンビシャビシャゴロゴローって」


そこまで言われると流石に反論したい。


「そこまで言うことないだろ、俺だって喋る時は喋るし」


「お前なーケンジ、一回だけで良いから自分を見直してみろってんだ。ご飯の時だっておめぇ、美味しいだか美味しくないんだが口も開きやしねぇ。魔物を倒した時だって、おまぇ無言でバッサバサ切って、はい! おしまい!!! 一言も喜びはしねぇ。毎日思い詰めた様な表情をしやがってよー」


「いや、それは......。お金周りだったり、色々考えることがあったから」


「言い訳したって、悩んだって仕方ないんだからよー、だったら毎日エンジョイライフ? すれば良いじゃんか?」


「俺までミキジロウみたく能天気になったらパーティ崩壊するだろ。例えば、誰がこうやって見張りとかやるんだよ」


「えぇ?!今、見張りやってるの!?」



モモカが驚愕の声をあげる。いや、訓練で習っていただろう。というか、今回だけじゃなくて普段からいつも見張り役やっている。とまでは言えなかった。


「だからこっちに来ないのか。てっきりうちら『やかましーず』が嫌いで来ないと思ってたよ。うわぁー全然気づかなかった」



それよりも、緊張感というのはないのだろうか。今日の狩りが失敗すれば、今夜食べるものはない。もしかしたらエナキがまたお金を隠し持っていたりすれば話は別だが、少なくともケンジ達残りの3人に余裕はない。ケンジも、いつも5銅貨ポケットに持ち歩いていたが、今日は5ぺカーとなっている。


「モモカちゃん、『やかましーず』ってそりゃないぜ。そりゃ、ほぼ悪口じゃんかよ」


「え、いや『無口ーズ(ムクチーズ)』よりはマシでしょ?」


無口ーズ(ムクチーズ)って……。



「おぉ......それは100倍マシだわ。あーよかったーやかましい方で!」


「ミキ、戸惑ってんだろ。こっち来いよ、『無口ーズ(ムクチーズ)』に」


「いやいやいやいや、そりゃはねぇぜ。『やかましーず』の方がマシだっての。俺まで無口になっちまったら、もうこのパーティ、教会にいるおっちゃん達と変わらないぜ!いつもお祈り捧げてよ、死者弔ってよー毎日寂しい感じだぜ?」


「あー健やかなるときも、病めるときも、いかなる時も......永遠の愛を誓いますか?」


「ブハハハハハ、モモカちゃん!そりゃ違うだろ、そりゃは......あれ、ど忘れしちまったなーなんだったっけ?」


「私も分かんない」


「いや、分かんないかよ!ブハハハ」


「ハハハ」


「......」


「......」


山脈の向こう側から朝日が顔を出し始めた。オレンジ色の眩い光と白い霧が上手く合わさって、湖畔は少しだけ幻想的な雰囲気に包まれた。やや風が吹き始めて、寒さが増した。ひとまずケンジが火を起こして、持参していた水とミキジロウが取ってきたそこら辺の薬草を入れて温かいスープを作った。何もないよりかは気休めになった。


ひと段落した後でもまだ時間が余った。ミキジロウが木の枝と同様に持参していた糸で釣竿を作り、岩陰から顔を出した水際にいた。そこにモモカもついて行き、陽の光を直で浴びながら楽しそうに話している。


岩の空間にはケンジとエナキの2人きりになった。何一つ会話がないのも嫌だなと思い、仕方なくケンジから話を振った。と言っても、モモカやミキジロウみたくふざけた会話はできない。


「本当に来るのか?」


ケンジはエナキに尋ねた。来るのかどうか。もちろん、魔物の話ではなく選抜パーティの話である。エナキが変わらず、ケンジに背を向けたまま森の方を向いている。


「分からない」



それは困る。



「分からないって......。来なかったらどうする?」


「したら、この4人で倒しに行くしかないでしょ。この休日で財産尽きたし、住民からのヘイト買うからもう盗めないし。ここ数日で結構警戒されちゃったしね」


「.......」


ケンジも馬鹿ではなかった。だから、エナキが何を行ったか分かっているつもりだし、それは人としてあまり許されるようなことではない、ということだって知っている。けれど、何も言わなかった。


認めたくはない。が、生きていくには必要なことだったんだ。ケンジは自分に言い聞かせた。



「スキルは取得できた?」


コウガから貰ったスキル書の話をしているのだろう。貰ったスキルの一つは剣技のスキルだったからケンジが覚えることになっていたのだ。


火斬カザン』。端的に言えば、剣に火を纏いながら相手を斬ることができるスキルだった。初歩的なスキルということだが、ケンジにとっては訓練以降初めて覚えたスキルとなるし、既存スキルに比べてかなり強力である。


スキルを取得するには、専門の人にスキルを覚えさせてもらう必要がある。まずスキル発動するためのそれ用の魔力を流す脈を作らなければいけない。知見のある方にその書物をお見せして、その管を体の中に作ってもらうのだ。実際に上半身半裸となったケンジの背に専門家、スキル屋と呼ばれていたが、手を翳してその脈を作ってもらった。実はこれがかなり痛い。


脈、スキル脈を作っただけで終わらない。体に馴染ませる必要がある。ひたすらそのスキルを使い続け、魔力を流し込み、その脈をより確固たる存在へと体に教え込まなければいけなかったのだ。特に作ったばかりの最初が肝心であると教えられた。


従って、実はケンジに休日はなかった。この休日の間、1人、もしくはたまたま見かけた燈の別パーティに混ざりながらスキル取得しようと奮闘していたのだ。なんとか、ある程度は形になったもののやや不安も残っている。


「なんとか。使うと体が重くなったりするけど、いけるよ」


「そっか。僕は取得できなかった、体に馴染まないって言われたよ」


サラッとエナキが言った。体に馴染まないとかあるのか、とケンジは思った。となると、高額で購入したスキル書を持っていたとしても、取得できない場合があるってことだろう。なら、今回自分がスキルを無事取得できたのは結構幸運なのかもしれない。


「昨日、例の魔物見てきたよ」


「えっ、キラーモントか?」


「そう、体慣らしがてらね」


なるほど。そう言われてケンジは後悔した。自分もスキル習得がてら見にいけばよかったと。


「倒せそうか?」


「苦戦すると思う。前に大きな鎌のような腕が2本、大きさは横に7メートル前後、縦は3か4メートル辺り」


6メートル前後、3か4メートル辺りか。今までに対峙したことのない大きさだということは想像できた。


「鎌は刃があるだろうから、僕とケンジが対応するしかないね。ミキは横に回ってもらってモモカのカバーかな」


ケンジは同意した。ミキジロウの攻撃は自身の四肢で繰り出す格闘技である。攻撃の際に魔力で自身の体を硬化することができるも、切り裂くものに関しては防ぎ切ることはできない。斬撃には弱いのだ。


話を変えれば、剣を持つケンジなら対応することができる。となると、本来はミキジロウが前でケンジが後ろだが、ケンジが直接魔物と対峙する前衛側に回ることにし、モモカの側にはミキジロウを置いた方がいいだろう。


モモカは風の魔法が使えて、攻撃面ではかなり強力だが直接魔物とやり合う力は持ち合わせていない。故にもし魔物が前衛にいるミキジロウ達からモモカに攻撃対象を変えた場合、モモカは手も足も出す事はできない。必ず誰かが彼女の盾として付き添っている必要がある。


さらに風が出てきて、木々のざわめく音がやや大きくなった。霧が体をすり抜け飛び散っていく。そんな中だった。


サッ。


エナキが手を上げた。そのまま岩陰に身を隠すようにその場でしゃがんだのだ。


これはサインだ。

何かがこちらに近づいている、というサインだった。


「っ!」


緊張が走ったがやることはいつもと変わらない。まずケンジは持参した水で火を消した。生き物は火に敏感であり、それは魔物も同じだと考えられている、ということは訓練時に習ったことだ。消火後、少し離れたミキジロウとモモカに向かって小石を投げた。カツンっという音に気づいた2人がこちらを見た。ケンジはエナキと同じように片手を上げてサインを送ると、2人ともすぐさま屈みながらこちらへと向かってくる。


ケンジは立てかけておいた剣を手に取った。修理が終わったばかりで切れ味は申し分ない。


「大きい…...」


エナキが呟いた大きいというのは足音のことだろう。足音が大きければそれだけ地面に負荷をかける体重を持ち合わせているということだ。その主はそれなりの体格なのだろうと推測。少なくとも、いつも相手するグランドウルフでないことは明らかだ。奴らの足音は軽い。


「どする、俺が出るか?」


戻ってきたミキジロウが小声で発した。いつもの気軽さがやや残る口調だ。


「いや、いい。できるなら、やり過ごしたい」


エナキが指示を出す。


「いつもの奴?」


モモカは大半緊張感がない。


「いや、違う......」


エナキが言うのだからそうだろう。盗みに自信があるエナキは<<ディテクト>>のスキルを持ち合わせている。本人曰く、このスキルは耳元ら辺に魔力を集めるように流すと発動するらしく、聴覚が覚醒するらしい。なんとなく大雑把に音を拾うこともできれば、極限まで集中すればポケットの中にある財布、さらにその中の硬貨が擦れ合う音も選別して拾えるようになる。魔力の流れや心臓の音、そういった類も感知できることだから随分使い勝手がいいスキルだなとケンジは思っていた。


もっと岩陰に隠れようよ、とケンジ達は岩の窪みに密集した。ちょうど4人が入るくらいの空間に身を屈めた。


「突然現れたんだ......」


「魔物が?」


「そう。飛んできたか......。いや、この距離だと多分今まで近くにいた......眠ってたのかも」…


眠っていた。今までの魔物を狩っている時に聞いたことない単語だ。エナキの片耳付近が紫色の淡く光出している。魔力を流し込んでスキルを発動している証拠だ。いつにもなく真剣な表情な表情だった。それがケンジ達の不安をより駆り立てていく。


「......捉えた音が足音じゃないんだよ」


「何を取ったの?」


「吐息」


吐息。とエナキは言った。それは、呼吸音のことで合っているだろうか。



ケンジは少し混乱した。待ってくれ、それはかなり異常事態ではないのだろうか? 足音は比較的音が鳴りやすいからまだ分かる。けれど、ただ吐息が足音と同等の音量を出すのだろうか?いや、意図的に行えば可能だろうがわざわざ魔物がそんなことをするとは思わない。


「今......立ち上がったかな......。やっぱり寝てたっぽい」


エナキが解説する。それを黙って聞く。


「歩き出すよ......!」


と言ったエナキの瞬間だった。


ドスン......。


「え......?」


ドスン......。ドスン......。


軽い災害だった。足元の小さくて軽い小石達が一斉に軽く飛び跳ねた。

足音が森全体に鳴り響いた。問題はその音の大きさだ。ケンジ達は<<ディテクト>>のスキルを発動しているわけでも何も努力しているわけでもない。なのに、確かに足音がはっきりと耳の奥まで届いている。さらに、一歩、また一歩と進むたびに地面が揺れていく。


ドスン......。ドスン…...。ドスン…...。


鳥類が逃げているのか、鳴き声を上げながらどこかへ飛んでいくのが見える。


「こいつはよぉ......桁が違うんじゃないか......」


「もっとかがめ、絶対顔を出すな......!!!」


4人で固まってできる限り息を潜めた。ただ恐怖のあまり、息が荒くなる。


グランドウルフの他に、違う魔物と対峙したことはこれまでに何回かあった。同じような四足歩行の魔物や背丈がケンジの腰ほど程度の魔物。遭遇した当初はそのいつもと違う姿に驚きはするも、落ち着いて対処すれば脅威ではなかった。だが、コイツは分かる。敵う訳がない。こんなに地ならしができるほどの巨大な魔物とは会ったこともないし見たこともない。怪物だ。間違いなく。


ドスン......。ドスン......。ドスン......。ドスン......。



「近づいてくる......!!!」


バキバキという木々が薙ぎ倒されたようなすぐ側で音が聞こえ、そして霧に紛れてそのシルエットが現れた。高さはそこらの木より大きく、シューと上空から息を吹き漏らしていた。その奥には赤い目の光がギラリと輝いている。明らかに獣のような形だった。その手には、剣だろうか、何やら石柱のようなものが地面を掘り返すように雑に引き摺られており、通った地面を抉っている。



奴は、足音は俺たちの前で止まった。


「ヒィ?!」


ーーー焚き火後を見ている!!!



見つかったわけじゃない。それでもモモカが思わず悲鳴をあげそうになり、慌ててケンジは口を押さえた。冗談じゃない。助けを求めるようにエナキを見ると、ケンジと同じ気持ちだったのかお互いの顔があった。その顔に何か案があるとは思えない。見つめ続けるとエナキがやや震えながら首を振った。どうすることもできない。



いや、そもそも魔物なのか、それすらも分からない。実は王都の人間と仲が良かったりとかするのでは。魔物と言っても、魔族で確か人間と会話できる知能を持ち合わせているらしく、つまり話し合いができるのではないだろうか。


だめだ。いい考えが見つからない。


最終的には、できる限り岩に体を寄せ、息を止め。ただ、その巨人が通り過ぎるのをひたすら待ち続けた。


ドスン!


すぐ側で、また地面が抉れた。


*************


どれだけ時間が経ったのか覚えていない。いつの間にか足音も遠くの方で聞こえていた。ケンジ達のすぐ目の前には大きな足跡があり、それが4人の腰を抜かしていた。


そこにひょこっと何かが現れた。


「キャァぁあぁぁぁぁぁぁ!!!!」


モモカがケンジの手から逃れるようにして奇声を上げた。


「いたよ!生きてる!」


人間の声だった。



ーーーミライだった。

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