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『11月15日2巻発売!』願ってもない追放後からのスローライフ?  作者: シュガースプーン。
第六章お弁当屋の七番弟子

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第203話 ストレス

馬鹿とは、常識的な行動を取らない事が多々ある。


今回も、そんな常識はずれな行動であった。


自分がやらかした事が、悪い事であると理解していないが故の行動である。


男はある日、制服を着た女の子達に声をかけられた。


男は鼻の下を伸ばして、女の子達についていってしまう。


そして、女の子達に色々と質問されて、溜まっていた鬱憤を、愚痴としつ吐き出した。


男が女の子達について行ったのは、100%下心からである。


男は、過去に借金で首が回らなくなっても、追い金で借金を増やしてベトナムへ飛んだ過去がある。


その時は、最後のスケベ旅だと思って旅をしたのだ。


普通、そのような状況になって、借金を増やして海外に飛ぼうと考えるアホな行動を取る人は少ない。



同じ様に、馬鹿は予想外の行動をする。


少女達が、男に声をかけたのは、男が役に立ちそうだからであった。



しかし、男は既に借金を返されており、ただの愚痴を言っているだけで、利用できる所は無かった。


なので、少女達はいつもの様にホテルに連れ込んだ後に、脅して金を奪った。


予想外に金を持っていたので、役には立たなかったものの、大金が手に入ったので少しイライラした気持ちが落ち着いたのだった。



これで終わればいつもと同じ気にするほどではない出来事だ。



しかし、この男は馬鹿で考えなしであった。


普通なら、少女達を買おうとした事実で、自分が逮捕されるのを恐れて泣き寝入りしていただろう。


だがこの男、安保は、ただお金を脅し取られた怒りに任せて警察に届け出たのだ。


その結果は勿論安保は警察に余罪を調べられ、逮捕。


そして警察は夜の歓楽街の警備を強化する事になる。




勘のいい少女達は、狩りをする事を控える様になるのだが、剣道部の問題があった事で、学校でも剣道部員や風美夏を見るたびにストレスは溜まっていった。


そんな時、少女達のグループにある情報が入って来た。


あの剣道部の出来事で自分達の策略を失敗に導いた原因の1人、松井星空が新しく新潟にできた冒険者マネジメント会社で冒険者になったと言うのだ。


体育館での風美夏を見て、自分達との実力差を感じて直接手を出すのをやめて弱みを狙っていこうと思っていたが、上手くいかず、最近溜まっていたフラストレーションを発散する為に、少女達は色々と動き出すのであった。



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