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序章 ニ
悪名高い薬物のヘロインを隠語でチャーリーと呼ぶのは、この男が物流の拠点だからであり、ヤクザというマフィアを通して、これらの薬罪、厄罪が世に出回るのだ。ヤクザとは、チャーリーワッツの忠実なる下僕、部下であり、これら厄罪の運び屋となっているのだ。ここで話を般若心経に戻し、舎利子、聖観音の古代より連なる痛烈な因果関係について説明したいと思う。
色即是空、空即是色とは、一般的には欲望、色とは空、幻想であり、追いかけても空しくなるだけであるという、仏教特有の、諸行無常の教えの象徴であると捕らえられているが、しかしこの色即是空、空即是色という経句には、実は宇宙の恐ろしい真理、実態が隠されているのだ。そしてこれらの恐ろしい真実は、実は日本語をもってしか解明出来ないという実態がある。何故なら日本語とは、宇宙の基本語、見本語となる超性質があり、宇宙の様々な真理、真実、実態は、日本語をもとに解明されることを望んでいるからだ。