表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大丈夫で意外な、筋の人  作者: 石川 瑠佳
3/6

第 三 回

 待て、考えてみたら、なんで先生は()()()()()かだ。

「先生、屋上からロープで吊るされたら、うっかりすれば死にます。嫌です」

 兼芽子先生も首伸び状態で考え深げになって、「先生だってね、あんな成績出されちゃ嫌なんですよ」

 すごく苦い物を、食べたみたいな顔で言った。

 俺は、許せなくなった。

「首が伸びたのは、首が伸びたのは絶対、本当は先生の実力がまだ、無いからだ。甘いんだ、兼芽子は」

「なんですって。百パーセント絶対、完璧に吊るしてやる」

 兼芽子先生は危険な、ダークな笑みを浮かべて言う。「鳥にでもつつかれるがいい…馬鹿者め」



                    続く


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ