漫才「こども電話相談室」
2人「はい、どうも~」
ボケ「名前だけでも覚えて帰ってくださいね」
ツッコミ「名前言ってないから無理だけどね」
ボケ「俺、子供の頃からの夢があるんだよね~」
ツッコミ「急だな。それ何?」
ボケ「こども電話相談室に相談するってやつなんやけど」
ツッコミ「じゃあもう大人だからできないね。てか特殊な夢やね」
ボケ「その夢が叶うと俺の夢全て叶うことになるんよ。フルコンプリートよ、フルコン」
ツッコミ「はいはい。。」
ボケ「じゃあ俺、子供やるから、お前相談室の人やって。口調は優しいけど腹では何考えてんのか分からない、多分不倫かなんかでその相談室に左遷させられたであろう、普段はうだつの上がらない感じではないかというオジサンのあの感じでやってね」
ツッコミ「そんな風に思ってて良く夢ってなったな。むしろ相談室の人を嫌ってる言いぶりやし。てかお前ホントの相談室に怒られ・・・」
ボケ「プルルルル、プルルルル」
ツッコミ「突っ込んでる途中で始めやがる・・・。はい、こちらこども電話相談室です。お名前教えてもらっていいかな~?」
ボケ「山田太郎です」
ツッコミ「太郎くんね。歳はいくつかな~?」
ボケ「2万9歳です」
ツッコミ「閣下の言い方だね~。じゃあ9歳かな?今日はどんな質問・相談があるのかな?」
ボケ「なんでぇ~、お酒飲み過ぎた次の日は下痢になるんですか?水下痢」
ツッコミ「もっと子供らしい質問しようか」
ボケ「特に芋焼酎」
ツッコミ「知らんわ。体質に合ってねぇんじゃねぇの?質問変えろ」
ボケ「キャバ嬢はなんで自分の分は、甘いだけの度数低い割に高い酒ばっか注文するんですか?コスパが悪いったらありゃしない」
ツッコミ「店の売上げの為だろ。酒は忘れろ」
ボケ「なんで、よくよく見ると女房よりブスなのと不倫してしまうんでしょうか・・・」
ツッコミ「お前がうだつの上がらんオジサンじゃねーか。相談室に左遷させられっぞ・・・相談室は左遷先じゃねーわ。女房って言い方がもう昭和のオジサンやし」
ボケ「今年の博多山笠はコロナで延期とか言いよったばってん1年延期なら中止と一緒じゃなかと?」
ツッコミ「博多のオジサン!」
ボケ「最近男のメンツが勃たんとです・・・。中洲のキャバ嬢ば狙っとるとに・・・」
ツッコミ「博多のエロいオジサン!太郎くん、もっと子供らしい相談ないの?クラスのお友達の事とかさぁ」
ボケ「作造さんがゲートボールで皆の調和を乱すんじゃあ。じゃから作造の奴シバキ散らかしあげたいんじゃあ」
ツッコミ「一気にジジイじゃあ。地域のお友達じゃあ。下手くそ!」
ボケ「痛風が・・・」
ツッコミ「次!」
ボケ「尿酸値が・・・」
ツッコミ「次!」
ボケ「私の亡骸は前方後円墳に」
ツッコミ「独特な遺言!」
ボケ「あなたのようにハゲないようにするにはどのような生活習慣に気を付ければ良いですか?」
ツッコミ「あのねぇ。私は決してハゲてないし、これ電話だからハゲてるかなんて分からないよねえ?」
ボケ「あなたの事は何でも知ってますよ。家族構成から娘さんの学校、出席番号までね」
ツッコミ「怖ええって。やめろ」
ボケ「お前も蝋人形にしてやろうか~」
ツッコミ「デーモン出てくんなや」
ボケ「昔、山城新伍さんがよく言ってたチョメチョメってどういう意味ですか?・・・あーチョメチョメやりまくりてー。最下層地下アイドルとやりまくりてー」
ツッコミ「それ意味分かってて言ってるだろ」
ボケ「相方が・・・」
ツッコミ「何や?」
ボケ「文句が多いんです」
ツッコミ「ツッコミじゃ!」
ボケ「僕ちん、ウンコになりたいんですが、どうすればなれますか?」
ツッコミ「もう十分クソ野郎です」
ボケ「クロちゃんとかナダルとかジャスティンビーバーほどじゃねーわ」
ツッコミ「人の名前を出すな~。ジャスティンビーバーとか大物過ぎてよう分からんし。てかお前と比べたら全員ウンコさんじゃねーわ!」
ボケ「じゃあ神田うの」
ツッコミ「妙なチョイスをすんじゃねー!」
ボケ(キリッとした表情で)「人間が存在する意義とは?」
ツッコミ「落差!丁度いい相談できんのか!」
ボケ「この漫才のヤメ時をを教えてください」
ツッコミ「俺が知りたいわ!」
2人「どうも~ありがとうございました~」