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【連載版】Legend_of_はるかぜ~私が伝説になった理由~  作者: すたりな
第一部 広い世界を見て回りたい
3/6

砂漠の街を越えて山岳地帯の村へ

 2003年8月某日翌朝。




 この世界には、攻防戦をするためのエリアが4つある。


後ほど上級者向けエリアが2つアップデートによって増えるが、今は関係ない。





首都の北にあり利便性は優れているが、宝の旨味も少なく中堅、下位ギルドのメインの戦場。


【ヴァリーレム】



時計都市から近い地域にあるが、宝の旨味は少ないが堅固の砦が多い戦場。


【ルーナイン】



魔法都市から最も近いが、町から一番遠い地域ではあるが、ギルドダンジョンや宝が旨い為大手の戦場。


【ブルジョ二ア】



そして、宝もそこそこうまいが堅固とは言えない砦が森の奥にある。そして奈月が目指している山岳地帯の村の付近の戦場。


【チェムリンゴ】




 砂漠の町でCATさんと別れた奈月だったが、砂漠の町から東に歩いた山岳に命からがらなんとか到着していた。



 道中黄色狼やら黒蛇が、アクティブモンスターの上にものすごく強かった。


おかげでCATさんから、もらった赤ポーションは使い切っていた。




 ――奈月は、村に到着したと思っていた。



  このチェムリンゴ地域には、奈月はびっくりしていた。



 (あれ、この地域はモンスターいないのかなぁ?町についたのかな?)



 ――そう、攻防戦のエリアはモンスターは出現しないのだ。



  そうとも知らず町に到着したと勘違いして、うろうろしていた。



 (あれ、町の人々がどこにもいない。それに、旗がいっぱいあるし!)



  残念ながら、ここは町では無かった。町は存在せず、村はその隣のマップである。




 建物一つ一つがおおきいが、人の気配はない。




 砦に入ってみるものの、攻防戦の時間では無いので誰も居なかった。




 もしも、ここで誰かが居たら、もしかすると彼女の運命は、変わっていたかもしれない。




――結局何もの発見出来なかったので、そのまま素通りする。




///////////////////////////////////////




 ――そもそも何故この村を目指したのか? それには理由があった。



 CATさんと別れたあと、奈月はどこへ行くか迷っていた。



 現段階では、このゲームに全体マップを、ゲーム中に確認する方法が無かったのだ。 実際の所、数年後に実装する機能だが、今は無かった。



 町を彷徨っていると、何人か集まってオープン会話をしていた。



 


 ――このゲームは様々な会話システムがあった。


誰でも見えるオープン会話と、パーティーにしか見えないパーティー会話、そしてギルドメンバーにしか見えないギルド会話が存在する。



 特徴として、オープン会話はその周辺にしか見えないが、後者2つはどこに居ても見える。



 1:1の個別会話、通称耳打ち、wisウィスとも呼ばれるが、まだ奈月は、オープン会話しか知らない。




 彼女も近いうちにいずれ覚えるだろう。しかし、今は知らない。


更に知らないことは、この溜まり場は攻防戦の中堅ギルドで、大きめなギルドだった。


後日知ることになる。



 そのオープン会話してる人に質問をしてみるのだ。



 「すみません、この近くで初心者でも狩りに行ける狩り場ありませんか?」


何か知ってるだろうと、思った。



 「剣士子ちゃん今レベルいくつ?」


シーフ系っぽい男Aは聞いてくる。



 「いまは、ベース14ですよ」


奈月は、すぐ答える。



 「そうだね、この近くでなら伊豆ダンジョンか、山岳ダンジョンかな。


なあ、みー子、ポタある?」


男Aは別の人に声をかけてた。伊豆?温泉でもあるのかな?温泉行きたいなぁ。



 「ワープポータル!・・・ごめん、無いわ」


みー子と呼ばれた人がスキルを使ってる。



名前からしてワープするスキルなんだろうと思う。



 「わざわざありがとうございます」


お礼を言って立ち去ろうとする。



 「剣士子ちゃん、あれならレベル上げ手伝うよ?」


すかさず男Aは言ってくるが。



 「はい、ありがとうございます。でも大丈夫です。その2つのダンジョンの行き方教えてもらえますか?」


すぐに断った。この世界を自分で歩きたかったのだ。ついでに行き方だけ聞いておこう。



 「それなら・・・」


みー子と呼ばれたヒーラー系列っぽい方が教えてくれる。



 なんでも伊豆ダンジョンは、衛星都市の近くのダンジョンらしい。


水属性が多いから風武器がないと硬くて、そのレベルだときついらしい。


 山岳ダンジョンなら街中にあるうえに何かあればセーブポイントが近いから、何かあっても楽らしい。



――よし、そこにいこう!




 この当時は転送NPCはここから山岳地帯に行く転送がなかった。


行き先を教えてもらい、歩いて移動することにした。


砂漠の街から東へ行ったところにあると聞いた。



――そして、山岳地帯の村に到着、今に至るわけです。



【ステータス】



名前:奈月=葵 職業:ソードマン



最大HP328



最大SP59



BaseLV 22 JobLV 14




STR 14+2



AGI 21+0



VIT 1+1



INT 11+0



DEX 21+1



LUK 1+0



残りステータスポイント 0




ATK 20+121



Matk 16+21



DEF 16+137



Mdef 21+0



HIT  219



ASPD 155



FREE 143




【装備】



武器:+7環頭太刀



鎧 :アーマー



盾 :シールド



頭 :ヘルム



肩 :マント



靴 :ブーツ



アクセサリー1:



アクセサリー2:




new!!


【スキル】


バッシュLv5


マグナムブレイクLv1


プロボックLv5


インデュアLv1


HP回復力向上Lv1

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