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猫 の 帝 国      (下)       福題ー人間を奴隷とした猫の物語          

作者:堀本ひろし
 人間のコンピュータがマサルのホツマ文字を解読する。
その内容は不思議なバクテリアを開発した事にあった。それを猫に注射すると、知的能力が飛躍的に向上したのだ。マサルは物に取り憑かれたように数多くの猫にバクテリアを注射していった。
 その結果猫をカミとする世界平和教団の勢力が瞬く間に全世界に広がっていった。
そしてある日、リーダーのタマが人間の支配を宣言する。マサルはバクテリアの秘密をホツマ文字で書いて東海市の図書館に隠して、行方不明となった。
 バクテリアの秘密を知った時、猫に抑圧されていた人間の社会に衝撃が走る。この本にはバクテリアを無効にする方法が暗示されていた。しかし500年前の知識なので、その解読は主人公のヒロシに委ねられた。ヒロシはアイと結婚する。
 バクテリアの秘密を解読するための、ヒロシは塔の中の我が家に戻った。しかし人間との共存を提案して、人間の社会にヒロシを送り込んだカミ(猫)によって人間のコンピュータが乗っ取られてしまう。
人間社会を形成する地下ホールはカミによって崩壊する。カミに抵抗する多くの人間が殺される。カミに降伏した人間は地上に出てカミの保護の下で生活する。
 ヒロシはバクテリアを開発するに必要な3つのエネルギーの内2つを、解明する。それをカミに提供する事でカミの信頼を得る。しかしヒロシは残る1つの塩に関するエネルギーについてはカミには話さなかった。
 再度、人間社会に戻ったヒロシは、アイとの結婚生活を送る。そして3つ目のエネルギーを無効にする方法を解明して、人間社会のリーダー達にそれを実行に移させた。
 3か月後、バクテリアの無効を確認するために、ヒロシはもう一度カミの世界に戻った。
バクテリアが1時的に無効になったことを知ったヒロシは、カミのリーダー、リシに囚われて隔離されてしまう。
 一方、人間社会では、カミから豊富な生活物資や機材の提供を受けていた。この事で、カミに対する敵愾心が失われていった。完全にカミの奴隷と化した人間は、カミに命じられて営々として銀色の超高層ビルの建設に勤しんでいた。
 しかしヒロシの妻アイは、ヒロシが殺されたと感じていた。彼女はバクテリアに関する秘密の全てを後世に伝えようとしていた。
 ・・・塔の中では3か月の無効化の後、バクテリアに異変が起こっていた。カミのコンピュータも感知していなかった・・・
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