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第1章、キャラクターコメンタリー的なもの その参

シルヴィア「やぁ、諸君。今回はこのアホ企画の最終回と言うことで私、シルヴィア・リリィ・アルジェントがジャックさせてもら……」

紅莉「待たんかゴラァ!!」

シルヴィア「どうした?」

紅莉「『どうした?』じゃない!!なんで1章でほとんど活躍しなかったアンタがここにやってくるのさ!順番的にひなちゃんじゃん!」

シルヴィア「ふっ、確かに順当に行けば常盤ひなの番だろう。だが、そんな誰にでも予想できそうなことをやって何になる?世間ではこれを『三段オチ』と言うのだろう?」

紅莉「アンタはオチ担当なのかよッ!!」


シルヴィア「マジメな話をすると、次の第2章の宣伝を作者から任されたからだ」

紅莉「は?なんでアンタが?」

シルヴィア「第2章の主役がこのシルヴィアだからに決まっている」

紅莉「ほぐぁ!?」

シルヴィア「相変わらず可愛くない声だな」

紅莉「私の声を非難するんじゃない!!というかそれは何の冗談だ!」

シルヴィア「ん?この作品の真の主人公がこのシルヴィアだと言っているんだが?」


紅莉「ふっざけんな!!」

シルヴィア「考えてみろ、お前みたいな能無しが主人公だったからこの作品は人気が出ないんじゃないか?」

紅莉「んなっ!?」

シルヴィア「ならば、この私が正統派主人公を演じてやる。シリアス成分多めでな!!」


紅莉「待てよ!この作品はコメディなんだよ!ここから路線変更してシリアスってどうなるのさ!?」

シルヴィア「簡単だ、まずメインヒロインの貴様、月宮紅莉が死ぬ」

紅莉「おんばっ!?」

シルヴィア「そして私がブラウンと椎名蒼子と班を組み、モンスターを華麗に倒していく。そしてたびたび月宮紅莉の惨死シーンがフラッシュバックし、そして月宮紅莉の死を乗り越え成長していく……うむ!良い話である!!」

紅莉「良くねぇよ!!私は必死じゃないか!!」

シルヴィア「気にするな、これも筋書うんめいだ」

紅莉「変なルビ振るな!!」


シルヴィア「だいたい、魔法少女モノってのはタイトルに主人公の名前が入ってるものじゃないのか?『ま○か』とか『な○は』、『さ○ら』や『ド○ミ』もその例に漏れてない」

紅莉「……え?マジで主役交代なの?」

シルヴィア「残念ながらこれは準決定事項なのだ、それに名作の主人公には途中で死んで息子や兄弟が主人公を受け継ぐ作品も多いではないか?」


紅莉「おいおいおい!そんな大河ドラマ的なのをこれでやるの!?ってかそれ魔法少女じゃないよね!?」

シルヴィア「あぁ、超大作になること間違いなし」

紅莉「人の話を聞け、このアンポンタン!例え私が死んだとしても主人公の座は譲らない!主人公退場ってのは完全に別作品になるんだから叩かれるちゃうって!!」

シルヴィア「SE○D DES○INYのことか?それなら心配要らない。この作品はそんなに人気じゃないから叩かれる未来は無い」

紅莉「そういうタイプの自虐はダメだと思います!!」

シルヴィア「だがマジメな話、2章の貴様の出番は30パーセントだと聞いたが?」

紅莉「30!?え?逆でしょ?アンタが30パーセントじゃないの?」

シルヴィア「いや、私が70パーセントで貴様が残りの30パーセントだ」

紅莉「おいおいおい、この作品が人気で無いからってこういうテコ入れに走るの?ダメだって、それ一番やっちゃダメなパティーンだよ?ジャ○プマンガでバトルモノにテコ入れしたって既存層は付いていけないよ!?」


シルヴィア「テコ入れなんてよくある事だ。我慢したまえ」

紅莉「泣いても良いかな?」

シルヴィア「泣くと良い、気が済むまで」

紅莉「うわーん!あんまりだぁーー」


シルヴィア「実際問題、このままだとダメだと思うのだよ」

紅莉「それはアクセス数的な?ポイント的な?」

シルヴィア「そこじゃなくて、私の一人称はもちろん『私』だろ?」

紅莉「そっすね」

シルヴィア「そして月宮紅莉、貴様の一人称も『私』だろ?」

紅莉「そっすね」


シルヴィア「キャラ被りしてる」

紅莉「待たんかコラァー!!アンタが直せよ!!」

シルヴィア「最初は月宮紅莉の対極の存在とするつもりらしかったが、その価値は無いと判断されたのである」

紅莉「どんな判断だ!まだ物語開始からそんな経ってないじゃん!?」

シルヴィア「テコ入れする理由なんてこんなものじゃないのか?」

紅莉「なんなの?前回まで必死に頑張ってきたのにこんな仕打ちなの?例え主人公降板だとしても初代主人公のはずだよ!?」

シルヴィア「あらすじに『オムニバス(?)』と書いてあるのに気付いてたか?」

紅莉「そりゃ、一応……え?やっぱ確定事項なの?」

シルヴィア「そうらしいな、どんまい」

紅莉「ぐすん……(マジ泣き)」


シルヴィア「もう一度言っておくが、およそ30パーセントは貴様メインで物語が進むから安心しろ」

紅莉「…………」

シルヴィア「ふむ、ダメだ。少しイジメ過ぎたようだ。ならばこちらも当初の予定通り宣伝に徹するとしよう。

 次章の『妹は魔法少女!』は月宮紅莉の入院生活と月宮紅莉VSブラウンと月宮紅莉が体育の授業で野球をやる予定であり、それ以外はこの私、シルヴィア・リリィ・アルジェント中心の物語になっている。しかし、感想などで『こういうモノが見たい!』と依頼すると『ははぁー、有り難き幸せでございます』と土下座する勢いで執筆するようだ、『豚もおだてりゃ木に登る』と言うやつらしい。

 とりあえず、諸君。作者はこれから2章を作成してから投稿する予定なのでさらばである。なお、未完のままの可能性も大いに有るので期待してはいけない。そこのお前、今『誰も期待なんかしてねぇよ!』と言ってはダメだ、ダメなんだからなッ!!」

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