勇者一行の物語 2 召喚された2人はそれぞれ別の時代からきたようです!!
魔王があと1年で復活する!!それまでに戦えるものを揃えねば!勇者、魔法使いはこの世界にいたが、聖女と剣士がいない!!ならば召喚だ!!!
召喚されたのは現代の女と明治?頃の男。
こいつらは仲良くなれるのか。そして無事に魔王を倒すことができるのか。
「ここは?」私は21歳の女子大生!!バイト帰りの夜中を走って帰ってたらなんか白い光に飲まれて気づいたら異世界転生?!召喚?!しちゃったらしい!!私は一瞬で分かったね。IQが高いからね!
男「お前たちは何者だ?露助の人間か?」
おっと??だれだた??
「ろすけ??え?」なんだそれは。ってかこの男軍人ぽいな。
男「おい!!女!後ろに下がっていろ!撃つぞ?」
「え?ちょそれ銃?やめて!!」いやびっくり。びっくり。どした?話聞こか?ってこの男なんやねん。異世界召喚って同じような普通の人間からじゃないんですか???やばい。って。
「急にお呼び出ししてしまい申し訳ございません。わたしはこの国の第1王子のマイカ・サファイアでございます。この世界の危機を救って頂きたく、御二方には来て頂きました。」金髪碧眼の綺麗な顔をした男の子がそう言った。
「ごぎげんよう。わたくしはこの国の公爵の娘ヴェラ・ダイヤモンドと申します。この国を、世界を一緒に救って頂けないでしょうか?」今度はこれまた綺麗な顔をしたピンク髪ピンク目の女の子がそう言った。
おぉ。めっちゃ高貴な方きたーーー。しかもめっちゃ綺麗な人が2人!!ヤバいって。どうすんだよ。ほらぁぁ。隣の軍人も固まってるやん!ま。話しますか。私だけだろ。こんな落ち着いてるの。流石天才!!
「こんにちは。私は月 好です。はおって呼んでください。軍人さん?あなたのお名前は?」やばい。天才すぎる。この状況でなお他人のフォロー!!
おっと戸惑ってるな。ここは手を差し伸べるべきだね。もう1回言うか。
「軍人さん。あなたのお名前を教えて!」そして笑顔も忘れずに。最高。私は神かもしれない。
軍人よ。惚.れ.ん.な.よ!チラッと。おぉ。怖い怖い。この状況でなお、その顔かー。こいつ絶対友達いねぇ。
しーーーーーーーん。
おっっも。マジかぁ。これうち無視されてます?
男「中村武雄。」!!!言った!!
「そっか!!中村武雄さん!!よろしくね!私 はお。!下の名前が呼びづらかったら月でもいいから!」よしよしよし。最高。名前まで聞き出したんだから、あとはあっちがなんとかしてくれるかな?
マイカ「はお!たけお!私はマイカ・サファイアだ。マイカと呼んでくれたまえ。そしてこっちが」
ヴェラ「はお様。たけお様。ヴェラ・ダイヤモンドと申します。どうぞお好きにお呼びください。
それではおふたりをこちらにお呼びした経緯ですが、世界はあと1年後に魔王という凶悪な存在に立ち向かわなければなりません。そこで勇者、聖女、魔法使い、剣士を集め魔王を討ち取ろうというわけです。マイカ様は勇者、わたくしが魔法使い、はな様は聖女、たけお様は剣士としてこの世界を魔王という危機から救い出して欲しいのです。」おおぉぉぁ。早い早い。まぁテンプレって感じで分かったけどめっちゃロボットだな。めっちゃ綺麗な顔してるのも相まってめっちゃロボット。
マイカ「待て待て。ヴェラ。おふたりも急にこられて驚いているだろう。ひとまずお部屋をご用意しております。ぜひ1晩そちらでお休みになられてからまた明日お話しましょう!」
おぉ。いいのかい?中村武雄さんは今にも逃げ出しそうだけど。本当にいいのか?
マイカ「では、行きましょう。」
まっじかーーい!!!こりゃ。まじか。
部屋に着いちまったよ。あれよあれよ。と通されて、めっちゃ広くて綺麗だったよ!!!隣が中村武雄さんだったな。よし。引き止めに行ってくるかぁ〜。なんてったって私は聖女らしいからね〜〜!!
コンコンコン「中村武雄さーーーん!!入りますよーーーー。」
返事がない。まるで屍のようだ。のでそのまま入る。
武雄「???どうして入った?」
「まぁまぁ、あんまお気になさらず。」戸惑っているな。わかる。私も結構ノープランで来たから。でも大丈夫。私だから!!!とりあえず椅子に座ってっと。
「中村武雄さん。ぶっちゃけ今逃げようとしてましたよね?」
武雄「。。。。。」しかめっ面で黙っている。。。
「無言は肯定ですよーー。ふふふ。分かりますけどね。私もマジで意味わからないから逃げ出したいけど、ここを出ても多分この変な世界のまんまだとおもいまーす。」
武雄「。。。。」ふーむ、無言。
ここは無難に会話しよ〜。
「中村武雄さんって漢字どう書くんですか??私の月好。は月は月で、はおは好きの好です。」そう。名前!!会話とは共通の話題で盛り上がること。初対面は天気、名前、あなたに興味があります。のセリフを言うのだ!!
武雄「。。。武士の武に、雄。」少し時間は空いたが答えてくれた。
「あぁ!なるほど!!武士の武に、雄で、武雄!!いい名前ですね〜。強そう!!!
あ!!中村は流石に分かるんで説明大丈夫ですから!」
武雄「あぁ。」ちょっと笑った??いけるか?これ明日の朝まで粘れるか?いけ!私のコミュ力!!
「ちょっと待ってくださいね。紙紙。。あった!!」棚の上にあった紙とペンをとり、武雄と書いた。
「一応確認です!!これで合ってます??ちなみに私はこれです!!」そこに自分の名前も書き、これで相互理解です。
武雄「合ってる。」 良かった〜。漢字苦手なんだよね〜。
「そっか!良かったです!ちなみに中村武雄さんってフルで呼ぶの結構長いですよね?なんかあだ名とかあります?ちなみに私は無いです!!はお で!!!それか、つき!!!」
武雄「。。。。。」無言!あだ名無さそーー。友達もいなさそうだもんねー。笑う
「ないかぁぁあ!!!じゃぁじゃあ、たけぴーとか?武雄やろ?うーーーんんん。」たけぴーはおかしいやろ。お菓子か。絶対おかしいのは分かってるけどもうとめられない。中村武雄さんにあだ名を決めるまで私は止まらない!!
バーーーん!!扉が開いた。
マイカ「それは、たけおのままでよくないか?」王子入ってきたーーー。ってかいつからいた?まぁいっか。
「確かに!!それはもう武雄のまんまでいい気がしますね!!王子!」同意。同意ー。
マイカ「そうだろう!!先程聞いた、たけぴー?とかよりたけおの方がらしくていい!!ところで先程言った武士とはなんだ??」王子が興奮した様子で中村武雄さんに話しかけてる。
「ほらほら中村武雄さん武士とは何か教えてやってくださいよー!!」王子から中村武雄さんに橋渡し〜。
武雄「。。。。。武士とは、日本の侍だ。。。。。。。。」これまたすっごいしかめっ面で最低限のセリフ。
「まぁ、そんなもんすよね〜。武士の生態なんてよくわかんないすよね〜。」あ。やべ。なんか煽った感じになってしまった。
武雄「。。。。武士は日本刀を腰に下げており、武士道という精神を心に持っている。。。。。と誰かが話していた。」おぉ。喋るじゃん。結果オーライ?眉間のシワもちょっと落ち着いてきたかな?!
「へぇ〜。かっこいいッスよねー。武士道!!日本刀!!見たことないけど。いつか見てみたーい!!」日本刀にそこまで興味はないけど中村武雄さんが少しづつ話してくれるようになって少し嬉しい。
マイカ「それは、なんだ?日本刀?武士道??教えてくれ。」王子は興味津々で話の続きを促してくる。とっさに私は
「武雄さん!!知ってますか?多分これ、言うまで終わらないやつです。」と言ってしまった。
武雄「。。。。俺もそんな詳しくは。。。。日本刀は剣で、武士道ってのは主君への絶対的な忠誠、信義、名誉を重んじ、質素倹約みたいな意味だ。。。。」たどたどしくも頑張って最後まで言えた!成長を感じる。涙涙って感じ。
「おぉ!!!まぁそんな感じらしいですって!!」私が振ってしまったからには責任はとります。これでこの話を区切る!
マイカ「おぉ!!その日本ってのは国か?そこがお前たちが来た国なのか??」ダメだった〜。王子、強。
「あぁ。そうです。そうです!私は2027年の人間の日本人ですが、中村武雄さんはどこから来たんですか??」何気ない一言だったけど、
武雄「。。。。」やば、失敗した。なんか後ろに黒い影が見えるくらいには言いたくないんだ。
「時代とか??見るからに同じ国ではあるけど絶対なんか違いますもんね!!特に時代とか!!まぁ言いたくないこともありますしね。無理せず〜。ってかもううちも武雄呼びでいいですか?フルネームで呼ぶの結構長い!!」危ない。危ない。話変えろ!変えろ!
武雄が無言で頷く。
「イエーイ!じゃぁ武雄も私のこと、『はお』でいいんで!!」良かった。武雄の顔の眉間を少し和らげることに成功。
マイカ「わたしも『はお』と『たけお』と呼ぶぞ!!」
「いや王子は最初からだったじゃーーん。」そうツッコミをして、
脳天気な王子と地雷がめっちゃある武雄とその日は朝まで3人で話していた。
ここまで読んで下さった方ありがとうございます。今回は長くなってしまいました。最後までお付き合いありがとうございます。
またここから楽しくなって行くのでまた次回でお会いしましょう。
次回 お前はほんとに喋りすぎ。喋らすぎ。




