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第27話:科学者と俺

呪文の唱えかた?を

変えました(´・ω・`)

前のヤツは後で修正する予定です(^ω^)

腰の短刀を抜き、じりじり距離を詰めるレシル。


恐らく、今レシルを操っている奴は俺の両親を殺した奴…か?


風邪の事を無理矢理頭から追い出し、目の前に佇んでいる敵に警戒した。


俺の心の中ではどす黒い感情がボコボコと膨らんでくる。幸せだった日常を、ゴミでも取り払うかのようにアッサリ俺から奪い去った張本人。


へぇ…現れやがったのか…また自分は安全な所でレシルに危険な仕事をさせて。


「お前は…今まで殺した人の顔を覚えているか?」


唐突に問う。


レシルは…いや、謎の人物は濁った目を愉快そうに歪めた。


「哀れな人間の顔など覚えている訳がなかろう。そして、お前の顔も殺せばもう忘れる」


「へぇ、操ってでしか攻撃出来ないような奴が俺を殺すだと?」


レシルの体じゃなければ八つ裂きにしてやれたのに…!


俺は唇を強く噛んだ。


「私は生粋の化学者だからな…お前達のように自ら手を汚すような無粋な真似はしないのだよ」


そう言うなり、レシルの体は短刀を振りかざし飛び掛かってきた。


直線的で見切りやすい動作。


俺は簡単に横に避けると、短刀を素手でたたき落とした。


甲高い音を立て、床に短刀が落ちる。


この化学者は戦いではなくて、実験の方を中心にやっているのだろう。素早いことは素早いが、フェイント、その他諸々足りない所が幾つかある。



正直、ガッカリだ。



「…もっと張り合いがないとつまんねェよ。俺の両親を殺した相手だからメチャクチャにいたぶりたかったのにさァー…本人は自分で戦えねェチキン野郎だし」


俺は流れるような動作で、レシルを傷つけないように右手で彼女の肘を押さえ、左手で手首を後ろに捻った。



「お前の負けだ。レシルから出て行けクズ化学者」


レシルの背後に回っているせいでレシルの表情は見えない。しかし、口から漏れる空気でレシル…化学者が笑っているのを感じた。


「何笑って…」


「小僧、お前は馬鹿かね?」


バチバチバチッ!


レシルの体から電気が弾け出した。


「――っ!!?」


レシルを押さえていた手を伝って俺の体に電気が巡る。


「私達教団が何故この小娘を使っていたか、考えたことがあるのかね?」


嘲るような口調。俺は掌を見つめた。


「くっ…」


掌が赤くただれている。


「この小娘は少し変わっていてね…自身の体から電気を作り出せるんだ。勿論魔法じゃない…そういう特殊能力とでも言っておこう」


「特殊能力…だと?」


昔そういう人間がいると聞いた事があった。魔法と違って特殊能力の場合は呪文無しで『いきなり』攻撃できるのが大きな利点だ。ただし、特殊能力者は魔法が使えないが。


「ヘッ!電気しか使えない上に、接近戦もイマイチなお前に何が出来んだ?」


「…電気を馬鹿にしているようだね?」


レシルの体がうっすら光り出す。


「君が馬鹿にした電気で一瞬のうちに殺してあげるよ」


レシルの体から発する光が一層強くなった。


ちっ。レシルを傷つけずに…なんて悠長な事は言ってられない。下手すりゃこの建物自体吹っ飛んじまうかもな…。


「『水よ、我に力を貸し、弾となれ』」


俺は呪文を唱え、拳大の水の弾を作り出し右手の掌の上に浮遊させる。


一方、レシルの体からは押さえ切れない電気が溢れ、レシルの体をバチバチッと電気が走るのを視認できた。



「小僧…行くぞ…?」


レシルが目をこちらに向け、ニヤリとした瞬間、俺はレシル(化学者)より早く動いた。


右手の水の弾を目にも止まらぬ速さでレシルにぶつける。


バチバチバチバチィッ!


「――――っ!!!」


水がモロにかかったレシルは目を大きく開け、自らを襲う電気に驚愕した。


「ごめんなレシル!

耐えてくれっ!」


実際レシル自体を感電させた処で、安全な場所で操っている化学者には効き目はない。苦しむのはレシルだけなのだ。


操られているせいか、苦しげな表情を一切出さない。しかし、体は正直だった。ガクガクと膝が震え、ドサリと膝をつく。


その間もレシルの体にはバチバチと電気が伝っていた。


今がチャンス。俺は部屋の中に素早く目を走らせた。


――あった!


床に無造作に落ちている資料。それはレシルを操っている呪文が載っている例の資料だった。


膝をついたままのレシルから目を放さずに、それを拾い上げる。

そして、付箋のついた例のページにザッと目を通した。


「小僧…何をしている?」


化学者は感電してうまく動けない肉体に対しての苛立ちを隠せない口調で問う。


俺は目を細めて口の端を上げた。


「どうやったらお前がレシルの体から出て行くかと思ってね…だけど分かんねーや。サッパリね」



正直お手上げだ。資料に操った状態を解く方法を書いてあるのはある。

しかし、ただ一言『大きなショックを受けさせること』とあるだけだった。これは操っている者に対して?それとも操られている者に対して?もしくは両方?


大体、レシルと化学者にとってショックなことが思い付かない。


俺がぐるぐる思考を巡らせている間に、化学者は動きを確かめるように手を握ったり開いたりしている。


そして…


「馬鹿め!油断しおって!」


「あ?」


気付けば化学者が短刀を握り締め、飛び掛かってきていた。


「よっ!」


やはり、遅い。

零番隊舐めてんのかコラ。俺これでも零番隊エースだぞコラ。お前なんか目を瞑っても倒せるぞコラ。体がレシルだからって調子のんなよコラ!


俺は難なく足を払う。体勢を崩したレシルもとい化学者は、目を大きく見開いたまま俺に倒れ込んできた。


――全てがスローモーションに見える。


短刀は煌めきレシルの手を離れ、レシルの顔がゆっくり俺のそれへ近付く。


「やべっ…」


焦って避けようとした時にはもう遅かった。


なんてベタな展開なのだろう。



――俺の唇に感じるレシルのソレ。まるで俺の中での時が止まったかのようだ。思考出来ない。真っ白だ。


仰向けに倒れる俺にのし掛かる状態でレシルは固まっている。


実際は数秒なのだろうが、数時間にも感じられたその時。


「グアアアァアァッ!!」


突然レシルもとい化学者が涙を流しながら叫び、髪を掻きむしって暴れだした。


「な…なんだ?」


危険を感じ距離を取る俺。安全の為、プー太郎も側に引き寄せた。


「グゥゥウウゥウ!!」


そして俺が何も出来ないうちに一声呻いてパタリと床に倒れるレシルもとい化学者。


「……ショックを受けると操った状態を解く事が出来る」


俺は気絶したレシルを前にポツリと呟いた。


化学者は恐らく男。そして男である俺とレシル越しでキスしてしまったことにショックを受けたに違いない。

なにか物凄く腑に落ちない思いを感じながらも俺は少し散らばった部屋を元に戻し始めた。


すると、さっきの資料が目に入る。


――操った状態を解く方法、さっきザッとしか読んでねえから何か抜かしてるとこあるかもな…。


今し方読んだページを今度はゆっくり、一文字も逃さないようにゆっくり読み直す俺。


「ゴホ。ショックを受けさせる、……ん?」


小さい字で付け加えられた文字発見。


「『因みに、操られている人物、操っている人物両者にはげしいショックを与えなければならない』!?」


おいおい、何だこれは。さっきはなかったぞこの文字!!これじゃあ、レシル自身も俺とのキスでかなりショックを受けたってことになるじゃん!!なんだいなんだい皆して!



俺は半ばやけくそに資料を背後に放り投げ(資料は壁にぶつかって力なく床に落ちた)、床で呑気に気絶しているレシルを一瞥した。


「いいか、俺が好きなのは雪ちゃんだ。好きでもないヤツとキスしてショックなのは俺も同じ!!ゲホゴホ!」


気絶までされると俺の立場がない。急にレシルが憎たらしくなり、レシルの顔辺りにしゃがみ込むや頬をつねった。


びよーんと伸びる柔らかい頬。相変わらずレシルは無反応だ。


「…あんなのキスにはいんねーからな。馬鹿野郎が。それと、しょーがねぇから起きるまでベットは貸しといてやる。くれぐれも、起きた時勘違いすんじゃねーぞ」


レシルの膝の下と肩の下に手を入れ込むと、そのまま持ち上げベットに運んだ。所謂お姫様抱っこてやつ。


軽いな、やっぱ。

今までろくな扱い受けてなかったんだろうな。


そっとベットに置くと布団を掛ける。自分も具合悪いのにベットを貸してやるなんて我ながら良いヤツだ。


一仕事終え、ホッと一息ついた瞬間忘れていた熱がぐんと上がってきたのを感じた。


「うわ…」


俺はベットに寄り掛かる形で眠りにつこうと目を閉じた。





その後、俺が目が覚めたのは朝日の眩しさからだった。


ぼーっとした頭で布団に埋もれたまま天井を見つめる。そこで、眠る前との変化にようやく気付いた。


「…ベット…」


俺はベットの中で眠っていなかったはずだ。ところが、今はぬくぬくとベットの上にいる。


顔を横にずらすと、額に乗っていた湿ったタオルが音も立てずに顔のすぐ側に落ちた。


誰が、どうして?


そんな疑問が頭の中で弾けたが、少なくとも『誰が』の部分は聞かなくとも分かった。いや、分かってしまった。


ベットの側では両膝を抱え、それに頭を埋めた金髪の少女。


その華奢な肩は呼吸と共に規則正しく動いている。


寝ているのかもしれない、と思うと自然に動作の音を消してしまっていた。


その時、

ピンポンと客の来訪を告げるなり、「来たぞお~!」というどでかい声とともに我が家の玄関の扉が開かれるのが分かった。


レシルの一件といい、玄関の戸締まりをしっかりしとけば良かったなと今更ながら後悔。


俺がのんびりと欠伸をしていると、ドシドシと廊下床が軋む音の後にその原因が姿を現した。


黒髪のオールバック、ダンディなオッサンとはこいつの事だ。


ダンのオッサンはリビングに足を一歩踏み入れるや、レシルを発見し、その状況に頭がついてゆかずに目を白黒させた。


「お、俺は邪魔をしちまったみてぇだなっ」


「待て」


若干頬を染めながら、踵を返そうとしたオッサンの肩をむんずと掴み、部屋へ引き戻す。


「勘違いすんなよオッサン。これは深刻な事故だ」


キョトンとしたオッサンは可愛いもんじゃねーな。


内心そう思いつつも、言葉を続けた。


「オッサンにはちゃんと説明するから…ケンジョードを連れて来てくれねえか?」


ほら、俺はこの通り風邪のせいでだるいし、とわざとらしく頭を押さえる。


こうすれば心配性のオッサンは必ず引っ掛かるな…クックック…


オッサンは案の定、目を丸くして二・三秒口をパクパクさせた後、「待ってろ!」と言うなり部屋を飛び出した。


決してパシリじゃない。お使いだ。どこの世界に自分の部隊の隊長をパシる奴がいるんですかー。


静かになった部屋に、思い出したように玄関の扉が閉まる音が響く。


俺は目の前で膝を抱えて寝ている美少女に目をやった。


この体勢で寝かせるのも冷たい奴だと思われそうで気に食わない。


どうしようかと手をこまねいていると、再び玄関のチャイムが鳴った。


オッサンにしては早すぎる。誰だろうとドアの外を透視してみると、茶色の短髪に愉快そうに歪められた目のシスコン野郎に、水色の髪が良く似合う可憐な女性…そう、俺の想い人である雪ちゃんがいた。


何故二人で来るのかと妙なざわつきを覚えながらも俺は快くドアを開けて二人を迎え入れる。


洋介はニコニコと俺の肩に手を回すや、バンバンと肩を叩き、ヒソヒソ声で言った。


「お前、今俺と雪さんが二人で仲良くここへ来て焦ってんじゃないの?」


「……」


俺は無言で洋介の手を外すと、雪ちゃんに笑顔を向ける。


「雪ちゃん!今日はどうしたんだ?」


「昨日、翔さん風邪で帰っちゃったでしょ。だからお見舞いに行こうと思って…」


雪ちゃんはそこで手に持っていた小さなカゴを俺に手渡した。


中ではリンゴが2個つやつやと輝いている。


「うわあ~!ありがとう」


雪ちゃん大好きだ。さすが俺の見込んだ女っ!


俺はニコニコ顔で雪ちゃんの手を掴むと、リビングに案内した。ちなみに洋介はニヤニヤしながらついてきている。



リビングに一歩足を踏み入れた瞬間、しまったと思った。


レシルがいた事をすっかり忘れていたのだ。

例え、愛想なしレシルだとしても女の子には違いない。

雪ちゃんからは俺が他の女の子を既に連れ込んでいると思われてしまう!

軽い男と思われてしまうー!


そんな俺の苦悩をよそに、いつの間にか起きていたレシルに雪ちゃんが話しかけていた。


「あなたは確かダン隊長が預かっているという…レシルさんですよね?」


「…そうよ。それがアンタに何か関係でもあるわけ?」


笑顔の雪ちゃんに対し、レシルは対照的な仏頂面だ。


まったく、こいつはどうしようもないな。


俺は内心呆れながらも笑顔を顔に貼り付けて二人のなんとも言えない微妙な雰囲気に割り込み、レシルのフォローを始めた。


「レシルは腹が減ると不機嫌になるんだ。

なっ?レシル?」


精一杯の笑顔でレシルに同意するよう無言で求める。


しかし、あのレシルがすんなり言いなりになるわけがない。


そんな俺の悲しい予想はピッタリ命中することになる。


レシルは案の定、不快感を露にして


「あたしそんなキャラじゃないわ」


と仏頂面に加えて軽い怒りを滲ませた。


アラッこれはマズイ。

雰囲気悪い。

レシルに冷たくされた雪ちゃん可哀想。

俺も可哀想。

洋介…





どうでもいいや。


洋介はというと、プー太郎と戯れている。

まったく、気楽で羨ましい。というより、何しに来たんだお前。


俺はこの微妙な雰囲気を何とかする為、とりあえずレシルに笑いかける。


「まぁ、落ち着こうぜ」


リンゴでも食べて…とさっき雪ちゃんに貰ったカゴを持ち上げた。


レシルの目が一瞬輝いたような気がしたが、見間違えかな…?


しかし、確かに興味を引いたようだ。チラチラとカゴを見て、何かを言おうと口を開けたり閉じたりしている。


「あた」

「しょーううぅっ!!」


やっとレシルが何かを言おうとした所でダンのオッサンがリビングに飛び込んできた。


「れ、レシル殿もいたで御座るか」



ダンに続いて駆け足でリビングに入ってきたケンジョードはレシルの存在を視認すると、素早く髪を撫で付け身なりを整えだす。


レシルはそんなケンジョードを無表情で見つめ、ボソリと呟いた。


「馬鹿みたい」


幸い、その性悪な言葉はケンジョードに聞こえていなかったようだ。


ケンジョードはもうちっと性格の良いやつ選ぶべきだったな。何と言うか、哀れすぎる。


今だに毛繕いをしているケンジョードに哀れみの視線を送っていると、ダンのオッサンがトントンと肩を叩いてきた。


「え、何?」


「何、じゃねぇだろう!」


オッサンの右手が拳骨をかまそうとピクピク動いたが、俺が風邪をひいている事が頭にあるのか、その手は俺の頭を襲わなかった。


「ああ~…分かってるって。ケンジョードを呼んで来てもらった理由でもききたいんだろ?」


意識をオッサンの右手から逸らさずにオッサンを見る。そんな俺をまじまじと見た後、オッサンは、


「お前、元気そうだな?」


話を逸らして下さった。


「や、元気じゃない!ゴホゴ…ホン!」


慌てて取り繕ったが、咳に失敗して明らかにわざとらしい咳をしてしまうどうしようもない俺。


ゴイン!


「いてぇ!」


「治ってるじゃねぇか!心配させやがって!大体お前は…(以下略)」


俺は少し涙目でオッサンの説教が終わるのを待っていた。オッサンの言っている事は間違いじゃない。俺の風邪はレシルが看病してくれたお陰で(未だに信じられないが)だいぶ良くなっていた。


「オッサン、話が進まねえよ~。ケンジョードと話したいんだけど」


先の見えない説教に少し恐怖を抱き、勇敢なる俺はオッサンの説教を遮る。


「む、むん!?

そう言えば急いでいると言っていたな」


ポリポリと頬を掻くオッサン。



俺はただ黙って頷くと、ケンジョードに近付いた。


「おい、耳を貸せ」


「了解でござる?」


不思議そうに耳を近付けるケンジョードに、俺は雪ちゃんやレシルに聞こえないようにヒソヒソと話しかけた。


「実は、レシルが操られて俺を殺しに来た」


いきなり本題突入である。驚いた様子のケンジョードが口を挟もうとしたが、それを許さず続ける。


「だから、ヤツの居場所を例の呪文で特定して欲しい。今すぐにだ、出来るか?」


ケンジョードは素早くその場にいる人間へと目を走らせ、慎重に頷いた。


「それはよいのだが、場所はどこでやるつもりで御座る?此処では人が多すぎる」


俺はレシルとの戦闘後少し片付けたとは言え、まだ散らかっている室内を一瞥し、額に手を当てる。


そして、2、3秒後口を開いた。


「…いい場所がある。

洋介!」


「なんだ?」


床に座ってプー太郎と遊んでいた洋介が立ち上がり、秘密の会議に加わる。


「お前の部屋借りるな?断るのなし。決定事項だから」


「ええ~っ!」



「静かにしろ。今から行くから鍵ちょうだい」


「ちょっと待てって…事情が把握できないんだけど…」


そう言いながらも鍵をジーンズのポケットから取り出している。俺はそれを受け取ると、自分のズボンのポケットに入れ込んだ。


「後で説明する。今は時間がねえ。行くぞケンジョード。洋介、お前は此処に残って雪ちゃん達に適当に説明しといてくれ」


「お、おい…」


洋介は出て行く二人をポカーンと見つめた後、世間話に花を咲かせている雪とダン、そして不機嫌そうに体操座りをするレシルを順番に見て溜め息をつくのであった。



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