表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
338/348

ダルトーム騎士団(6)

 【南の大迷宮】管理庁舎。

 言わずもがな、【南の国】唯一にして最大の【大迷宮】の入出を管理する機能をもつ施設です。


 本来、【南の国】サーラ王家が所管するサーラ騎士団が管理していたが、【ソロムの魔獣暴走スタンピード】において、多くの騎士達が命を落とし、その機能を各伯爵家の騎士団が分担せざるを得なくなりました。


 そのため、【王の矛】と指名されたダルトーム騎士団がその任に当たるため、ダルトーム騎士団のリード分団がこの施設に駐在することとなっています。


 そこに【リード邑】の開発案件が加わりました。定期的に77階層に大量の物品を運び込むため、【南の大迷宮】の入口には、その形状に合わせたコンテナを挿入できるようにしており、物流量の増加に比例して、リード分団の関与も増大することとなりました。


 リード分団は、ここ【南の大迷宮】管理庁舎と、77階層【リード邑】の2か所に、ほぼ、集結している状況です。そして、ダルトーム騎士団も異動や派遣と称してリード分団に騎士達を配属させ、出来る限り【リード邑】に騎士達を送り込んでいる状況なのです。

 ※王立研究所もそんな感じ。


 挙句の果て、ダルトーム騎士団内の幹部会議を、ここ【南の大迷宮】管理庁舎で開くとウォード騎士団長が言い出しました。

 騎士団長、副団長、各大隊長とも、そのことに大きな賛意を示しています。会議のついでに【リード邑】に訪問し、各自、高位魔装の換装訓練をしたいという意図があまりに見え見えです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ