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50階層・【サリウムの迷宮】(1)

いつもありがとうございます!

「……、リード君、みんなは知っているの?」


「端々のことはみんな知ってますよ。僕がそんな大事なことを隠すわけないじゃないですか。」


 大事なことなので、誤解のないようにコルテ・ゲさんに云いました。

 以前にもご紹介(?)したとおり、コルテさんは、【暗殺人】の二つ名を持つ団体クラン【火蜥蜴連合】に所属する高位探索者です。まあ、もですけれどね。


「……、解説を求めます。」


 コルテさん、疑り深いなあ。二つ名と異なり、とても良い人なのだけどなあ。まあ、だから、こうやって一緒に【サリウムの迷宮】を歩いているのだけれど。


「まず持って、【サリウム】は【サリウムの迷宮】の20階層の転移口を封鎖にかかっています。仮に、そこを問題なく突破しようと思えば、転移口で双方が揉み合いになっているうちに、隠匿能力に長けた者がこっそり突破するのが一番早いと考え、【リード分団】から【探索者協会】に依頼がかけられました。

 これが事実です。」


「……」


「そこで、今回、2名の高位探索者として、コルテさんと僕が選ばれました。

 僕は何故か学園生と騎士団運営の2つの仕事を掛け持ちしているので、結構、日程は埋まっているのですけれど、やはり、休暇ってのは必要なので。騎士団にも研究所にも、それは徹底的に順守してもらっているので、僕自身がそれを守らないといけない。僕は休暇中なんです。

 これが事実です。」


「休暇中なのに、なぜ、俺と一緒に【サリウムの迷宮】にいるの?休暇中だよね?」


「コルテさん、迷宮探索は僕の生きがいなんですよ。ライフワークです。これが事実です。」


「……バレリさんがぼやいていましたよ。『くれぐれもリード君に好き放題させないように。最小限の手数で、無理のない範囲でやってくれ。何なら目的ミッションを放棄しても何の問題もないから』って。」


 あれ、団体クラン【火蜥蜴連合】の副団長のバレリさんとはしっかりおはなし(・・・・)して、今に至っていると思っていましたが……

すみません、誤字修正のご指摘をいただき、ありがとうございます。

すごく助かります^^;


おかげ様で、150万PVを突破し、総合評価も3,000を超えました。

12月に入って、仕事がまたドタバタしはじめており……

インフルエンザが猛威を振るっていますが、皆さん、体調には気を付けてくださいね。


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