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幕間閑話(第1章)

第1章の概要をまとめました。

なお、本編について、本日の10時、19時に投稿しますので、ぜひ、見てやってくださいませ

( ゜Д゜)/

 南歴308年 【南の国】

 僕はリード・ワーランド。病気で生死の狭間にいた間、なぜか日本にて30歳代まで過ごした経験があります。これって転生?

 子爵家の次男だけど、母が妾であり、別邸にて冷遇されていました。(なお、母は僕が幼い時分に亡くなっています。)


 病気が治ってからは、敷地近隣にある【ワーランドの小迷宮】に潜るようになり、「火と風の魔術で密閉空間にて粉塵に着火させ、その爆発で魔獣を討伐する」という作業を繰り返していると、【ワーランドの小迷宮】に転移魔法陣が隠されていることに気が付きました。


 転移先の、おそらく謎の迷宮(実際には【南の大迷宮】という大規模迷宮)にて、これまた、おそらく高次の魔蟲…巨大ゴキブリだけど…を、「火と風の魔術で密閉空間にて粉塵に着火させ、その爆発で魔蟲を討伐する」という方法で鎮圧することで、【南の大迷宮】の深層階にある魔装と魔石をゲット。


 高位魔石を活用して深層魔装をしっかり使いこなせるようになったので、【ダルトーム】の領都にある中規模迷宮である【ダルトームの迷宮】に足を伸ばし、12歳ながら一流の探索者となりました。

 その迷宮内で、当家の寄親であるダルトーム伯爵家の姫様のパーティーに出会い、そのパーティーを助けて好印象を持ってもらったことにより、姫様が【迷宮】探索する際、そのパーティーの斥候役を任されるようになりました。


〇登場人物に関すること

★レイラ・アンデライト(14歳→15歳)

 最初の登場人物。騎士爵家の次女。ワーランド家侍女メイド

 多少、性格に難があるのか??別邸勤めではあるが、他の家人との仲は良好。リードのお姉さん的ポジションだが、恋愛要素はない。


★リード・ワーランド(11歳→12歳)

 本作の主人公。ワーランド子爵家次男。一流(C級→B級)探索者。【オールラウンダーの弟子】。魔力量は貴族では標準ながら、鋭い索敵能力と持ち、高スペックの魔術術具(深層魔装)を使いこなすので子どもなのに強い。


★アーチボルト・グレイン

 超一流(A級)の探索者。【オールラウンダー】。ワーランド子爵との縁があり、リードの家庭教師(魔術)をしていた。その後、うっかり誰かの陰謀に嵌ってしまい、ダルトーム探索者協会の協会長となってしまう。


★エミリ・フォン・ダルトーム(15歳)

 ダルトーム伯爵家嫡子。ダルトーム子爵。王立学園第3学年。中級ミドルクラスから上級ハイクラスの魔術を使いこなす。ダルトーム家の習わしで【迷宮】攻略を進めている。他貴族の陰謀により、【迷宮】内でやや危険な場面があったが、リードの支援により事なきを得た。いや、騎士ウォードがいるので大丈夫なのだけど。


(その他大勢)

ウェデル・ワーランド ワーランド子爵家長男

パール・ワーランド ワーランド子爵家三男

マノン・ベルナール ワーランド家の家庭教師

クラーク ワーランド家筆頭家人(別邸) 

トテク ワーランド家家人(兼別邸)

ノール ワーランド家家人(兼別邸)

ナーダ ワーランド家家人(兼別邸)、料理人

ウォード 騎士

【悠々自適】 C級パーティー、リードも所属している


〇地理に関すること

ワーランド領 穀倉地帯

領都【ダルトーム】 ダルトーム伯爵領の領都

(補足)

【南の国】の中心都市は、【王都】と【ソロム】

ダルトーム領は【南の国】の辺境にあり、ダルトーム派であるワーランド家の領地は、ダルトーム領の周辺に位置する。


〇迷宮に関すること

【ワーランドの小迷宮】 小規模迷宮、2階層の迷宮、ワーランド領主館の近隣に所在

【ダルトームの迷宮】 中規模迷宮、50階層の迷宮、領都【ダルトーム】に所在

【南の大迷宮】 大規模迷宮、100階層の迷宮、【王都】に所在


〇【魔獣】【魔蟲】に関すること

ネズミ 魔獣、【ワーランドの小迷宮】

粘質体スライム 魔獣、【ワーランドの小迷宮】

蜚蠊ゴキブリ 魔蟲、【南の大迷宮】??階層

犬鬼コボルト 魔獣、【ダルトームの迷宮】15階層




【コラム:魔術について】

 設定上、6属性くらいあるのですが、手元にその資料が見当たりません……

威力的には、初級ライトクラス中級ミドルクラス上級ハイクラスの3階級に大別されます。


 上位階級だと、下位の階級の人の持つ魔力に関する事柄を読み取ることが可能となります。

ある意味、魔力という世界の奇跡の視点から、相手を見下す(マウントする )ことができるという訳です。


 しかし、経済が相当発展し、新しい様々な価値が生まれ、その価値を持つ事が重要になってくると、実際には、相手を見下せる『ような』能力というのは、あんまり意味を為さないです。

 また、【迷宮】に潜るより、商業に携わる方が、一見、富を得やすい環境になってきていますので、昔ほど魔力量に固執しない風潮になってきています。


 ちなみに、騎士や探索者になると、少し話は異なってきます。

 正直、少人数で小回りのきくパーティーレベルだと、初級がメインで、中級はやや過剰な戦力という感じです。とにかく、中級~上級の魔術は、その現象の発現まで、やや時間がかかるのです。


 あと、平民にも高い魔力を持つ者が多いです。

 何しろ、王族にしろ、貴族にしろ、家を継げない者はどんどん平民になっていきます。

 一見、平民という魔力のない家系においても、突如、魔力バケモノみたいな子が生まれるのも、よくある事なのです。

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