令嬢レベル2-1
今回はずっと婚活のターンです。
ほぼ会話のみですがご了承ください。
『そういえばカレディお嬢様。頭が痛い所申し訳ないのですがその頭痛を解消する方法を提示させて頂いても宜しいでしょうか?』
宜しいです。一瞬は痛みが和らいだ感覚があったものの、やはり痛いものは痛い。
これを解消してくれるって言うなら頭痛を堪えて会話だってできるわ!
『実は先程お嬢様が寝てらっしゃる間に令嬢レベルを2に上げる処理を済ませました。その際多数のスキルのレベルが上がり、処理が追いついていないため頭痛が起きてらっしゃるのです』
ほ、ほう…ソウナノカ。
というか令嬢レベル上げられるんならもっと早くあげてくれれば良かったじゃない!勉強なんてしなくてよかったんでしょ?
『何を仰ってるのか意味がわかりたくありません。レベルアップの際にすごい数のアナウンスが自動で入るので負担にならないように寝るまで停止しただけですが?勉強をしないで素敵なレディになれるわけないでしょう?そんなことも分からないんですか?』
ぐ、ぐうう。
なんか凄く怒られてる気がする。
ちょっと楽したいって思っただけじゃない。
『まあそれは置いときまして、レベルアップの際にスキルポイントを5入手しました。こちらのポイントは使用することで任意のスキルのレベルをあげることができます』
??
『カンストしてない細かなスキルであればどんなものでも1レベルあげることが出来ます。ですので本来ならばカンスト間際のスキルに使用することが最も効率的に見えます。カンスト間際の高レベルスキルは中々レベルをあげることが難しいので』
???
『ですが、実はこのスキルポイントは0を1にすることも出来るのです。もちろん令嬢レベルによって取得不可能なスキルもございますが、スキル自体を知っていれば持っていないスキルを取得することが出来るのです…!!』
ナニイッテルンダロウ、コンカツ
なんかすごく盛りあがっていて、口を挟めない。
『そこでです!脳内処理を素早く行うための『思考加速』と『瞬間記憶』を取得することをおすすめします!瞬間記憶は取得することで様々な情報が脳に……処理が…でも思考加速があれば…ただデメリット………』
…………zzz
『というデメリットがあるのですが、とってもいいですかお嬢様?』
はっ
イイヨー。
『信頼頂けてありがとうございます!では『思考加速』と『瞬間記憶』にスキルポイントを振ると念じてください!』
しこうかそくとしゅんかんきおくにすきるぽいんとをふる
婚活に言われるままに念じると
『思考加速と瞬間記憶に必要なスキルポイントは4です。スキルポイントを使いますか?』
と言われたのではい、と答えると一瞬で頭痛が引いて頭がスッキリして行った。




